みなさん、こんにちは~(^o^)丿
いつもブログを覗いてくださる皆さま、お陰様でこの度
“みんカラ始めて2周年”
を迎えることができました。
ブログを通じてみん友さんとの交流、オフ会参加では温かく迎えられたこと、拙いブログに沢山のコメントやイイね!を戴きましたこと、心より厚く御礼申し上げます。
還暦を迎えるにあたってブログ初挑戦をし、最初は不安でしたが時が経つにつれクルマ好きの多くの方々と知り合うことが出来てとても嬉しく思います。
ありがとうございました!
秋の彼岸直前となり過ごしやすくなってきましたが、Gちゃんは相変わらず六十肩の具合が・・・
行楽シーズンですが、もう暫く大人しくしていることにします(´Д⊂グスン
さて、Gさんぽ投稿を始めてから今回で7回目を迎えることとなりました。
ネタ的には過去色々とあったのですが、昨今の個人情報の問題に接触してしまうことからブログ的にはボツ対象ばかりでした(^^ゞ
今回は、車で行くと・・・
またかよ!
ってことになりそうなので、鉄とバス(クルマって範疇だよね?)を使い、遠回りしながら懐かしの光景を追ってみたいと思います。
まあ、いつもの乱文長文ではあります(;^_^Aが、
お知らせの他に失敗・美談そして
感動のクライマックス、トドメは鉄を含めた写真も超テンコ盛りですので、どうぞごゆっくりご観覧くださいませ(笑)
9月19日(水)晴れ
このブログでお馴染みの
“定峰峠の鬼うどん”のお話となりますが、
鬼うどんのマスターは今年1月末に大腿骨骨折手術、その後は膝関節手術で長期に亘って入院とリハビリで過ごされていました。
入院中にはお見舞いして、マスターや奥様と色々とお話させていただきましたが、2度目となった膝関節手術は想像以上に厳しい状況が続き、院長よりリハビリさえ禁じられた辛い長期入院生活を強いらたのです。
今月当初に退院したものの、無理なリハビリをしないという条件付きでした。
それでも山の中での生活ですから、入院期間中手を入れられなかった店舗や住まい、並びに夏草やスズメバチに侵略された周囲の片付けや清掃などに追われる日々となったようです。
前置きが長くなってしまいました(;^_^A
それでは、出発進行!ナスのお新香~(^^♪
前夜、乗換案内などをネット検索して大まかな計画を立てましたが、
天の邪鬼なGちゃんですから最短で行くことは眼中にありません(キッパリ)
巷ではクルマでもハイブリッドや電気自動車へと進化していますが、電車より内燃機関で動く列車の方に気持ちが傾いているのです。
ってな訳で、定峰峠に向かうには
最寄り駅が小川町駅ですから、答えは池袋から直行する東武東上線ではなく、
JR八高線(高麗川~高崎間・非電化)となるのです。
関東の交通事情に詳しい方でしたら、JR大宮→川越→高麗川→小川町の方が近いじゃん!となりますが、高麗川・小川町間は僅か4駅ですから気動車の味わいが足りませんし、レトロな秩父鉄道で寄居経由であっても3駅しかないので×(笑)
よって、出した結論は
グンマー帝国・高崎から南下すれば11駅目、乗車時間も1時間強となり、直6直噴ディーゼルターボサウンドが存分に楽しめる寸法である。
ただし、エンジンは新潟鉄工製かカミンズ製なのかは不明だ。
なに?マニアック過ぎるって?(爆)
先ずは接続性を考慮し、JR赤羽駅から上野東京ライン(高崎線)で北上することにしましょう。

・高崎線(上野東京ライン)の231系(高崎にて)

・貴方は何処を選んで乗りますか?

・首都圏でお馴染みの2階建てグリーン車内部(個室風3列の平屋席で貸切状態)

・大宮を過ぎて現れる鉄道博物館(奥には在来線特急183系と初代MAX新幹線が・・・)

・高崎駅コンコースにある駅弁屋 上州(だるま弁当と鳥めしが定番)

・高崎駅の不思議ポイント(同一ホームに2番線4番線?南端の切端に3番線??)
※乗り入れる上信電鉄は、なんと0番線Σ(・ω・ノ)ノ!

・かつて高崎線・東北線で活躍した211系寒冷地仕様(上越線等へ都落ち)

・サプライズゲストのEF81交直両用機関車(なぜココに?全検か?)

・本日の目玉 キハ110系200番台ワンマン仕様(基本2両運用)
高崎で駅弁購入(事前リサーチ済み)し、
八高線キハ110系に乗り込み小川町へと南下します。
倉賀野まで高崎線を走りますが、発車してすぐに高崎線(複線)上り線から下り線へ渡り(分岐)、さらに右の八高線(単線)へと分岐した後、北藤岡駅に止まります。
平面交差による一部逆走をしながら進路変更していくのにチョッとビックリ!
車輛は旧国鉄時代とは言え平成生まれなので、キハ40系のような昭和テイスト感はなく窓も固定だ。
さらに旧国鉄時代主流の非力でトロいDMH17エンジン(180ps)から、ダウンサイジングしても直噴化とターボを架装したDMF13HZA(460ps)またはDMF14HZAへと代わり、2段トルコンも3段と進化して中間加速が向上、変速ショックがあるものの昔のような出足のトロさは感じない。
また、車体も軽量化されているで昔ながらの遅いローカル線のイメージがない。
さらに減速時は、エンブレ(排気ブレーキ?)も併用している様子でした。
いかん、またディープな話を・・・(汗)
まあ、JR北海道のキハ261系(460ps×2基/台)やキハ201系(450ps×2基/台)と比較したら大したことないですけれど・・・(;^_^A
エンジン好きな方は、一度JR北海道の気動車に乗車されることを強くお勧めします。
強制振り子装置も装備し山間地のコーナリングも出発時の出足もなかなか
男気のある走りをしますので、きっと魅了されると思いますよ~(^o^)v

・八高線キハ110系の座席(2人BOX席)

・高崎駅構内で回送の211系と並走

・上越線貨物列車はEF64-1000に代わり、このEH200が主役となった

・草木に侵略されそうな線路

・ほのぼの風景・上り下りのすれ違い

・寄居駅構内で見かけた2世代前の東武鉄道旧塗色(高校時代まではこの色だった)
鉄の話が熱く、長くなってしまいましたm(_ _)m
小川町駅は東武東上線がメインではありますが、八高線も乗り入れています。
駅前は僅か3つのバス乗り場を兼ねたロータリーにあり、そこの3番乗り場からイーグルバスの白石車庫行きに乗車します。

・小川町駅前

・路線バスは中型 いすゞERGA mio
僅か5人の乗客を乗せ一路定峰峠へ目指しますが、小川町から東秩父村に入る頃には私一人だけの貸切状態、果たして不採算路線として行く末が心配になってきます。
過疎地域でのモータリゼーションの流れに飲み込まれる犠牲者は、やはり高齢者なのでしょうね。

・とある交差点にあった事故供養碑それともお墓?彼岸花が自ら献花しているかのようだ

・いつもの峠への入口

・いよいよ道幅が狭くなり峠区間突入
終点
白石車庫からは徒歩となりますが、幾度となく銀虎で駆けている峠だけに
自分の足で一歩一歩山道を登っていくのも、これまた一興!
およそ10分弱で3つ目のカーブ、そこには見慣れたお店が佇んでいました。
両手に持った土産や荷物が重たかったけれど、
来たなぁ~♪って感じが強かった。

・ただいま~(^^♪定峰峠鬼うどんの店舗(絶賛営業中のノボリはご愛敬・笑)

・お店出入口

・鬼マスター健在!(注、写真はご本人承諾済みのため目隠しナシです)
2ヵ月ぶりに目にした鬼マスターは少々やつれて小さくなった感じではあったが、笑顔で出迎えてくださり、店内に入るとレイアウトが一部変更になっていましたΣ(・ω・ノ)ノ!
奥様は車検の関係で町に降りていて不在でしたが、事前連絡では元気にしていらっしゃるとのことで一安心です。
時刻は午後2時、土産を渡し高崎駅で購入した
駅弁を鬼マスターと共に戴きます。

・高崎駅で購入した駅弁3種

・鬼マスターは、ゲン担ぎで“復古だるま弁当”を選択

・Gちゃんは“上州牛肉弁当”をチョイス
いずれも美味しく戴きました♪
ここで、
お読みになっている皆様に朗報です!
週末の三連休(9/22~24)と月末9/29・30(土・日)、
営業を再開する運びとなりましたヽ(^o^)丿🎊
体調を見ながらですが、来月からは通常営業を計画されているそうです。
但し、具合が悪ければお休みとなりますので、
お出掛けの際には事前に問い合わせてくださいね。
定峰峠の鬼うどん
住所:埼玉県東秩父村白石333
電話:090-2550-8230
いつもでしたら暗くなるまでマッタリと過ごすのですが、今回は公共交通利用ですので限られた時間しかいられず下山することにしました。
夕方のバスは、
峠下の白石車庫16:28発と20:09発(平日)の2便しかありません。
乗り遅れたら徒歩しかないので要注意です。

・白石車庫(車庫はなく折返し場)脇にある小さな砂防ダム

バス折返し場の片隅に咲く曼珠沙華(彼岸花)
実は、今回発車時間を勘違いで
16:28発を逃してしまいましたΣ(゚д゚lll)ガーン
次のバスを峠の麓で
3時間半以上も待つなんて・・・
峠の入口である落合橋か、和紙の里まで歩けばどうにかなるかも?
これは
マヌケな笑い話のタネ造りだと思って、覚悟を決め日暮れの早い山道を下りはじめました。
もし、後発のバスに追いつかれそうになったら、乗れば結果オーライですもんねぇ(;^_^A
そう考えると気持ちが楽になってきます。
写真を撮ったり水戸黄門のテーマソング
(人生楽ありゃ苦もあるさ~♫)やとなりのトトロのさんぽを歌ったりしながら、タッタカタッタカ1時間ほど歩きました。

・道のわきには秋桜(コスモス)が

・朽ちてゆく往年の名車たち(左からケンメリ、ローレル、Z、クラウンエイト、RX7)

・クラウンの最高峰クラウンエイトS43年頃?(現在だとマジェスタに相当)
途中、夕方のウォーキング練習をしていた同い年くらいの主婦に、落合橋交差点までの距離を尋ねてみました。
Gちゃん
「落合橋のバス停まで30分くらいで行けますか?
また、和紙の里まで行けばバスがありますか?」
すると、さすがウォーキングするだけあって明確な答えが返ってきました。
女性
『3km近くあるので、もう少しかかると思います。
和紙の里までしたら、さらに2km程ありますので1時間強はかかるでしょうし、それはお困りのことでしょうね。
クルマで送ってもいいのですが、万一のことがあると責任取れないので・・・』
実はかくかくしかじか・・・なんて会話を交えながらお話したのですが、集落の人たちは不便なバスを使った事が殆どなく、もっぱらの移動はクルマなのだそうだ。
一緒に歩きながら近くの皆谷バス停の時刻表を二人で確認すると、あまりの少なさに驚いておりました(苦笑)
ご親切を丁寧にお礼を伝え再び歩き始めたところ、5分もしないうちに後ろから
白いワゴンRが目の前で止まり、運転していた女性から声が掛かりました。
覗き込むと、
つい先ほど話を交わした主婦だったのです!
どうやら、
落合橋のバス停まで乗っていきなさいとのことΣ(・ω・ノ)ノ!
ご厚意はとても嬉しかったのですが、夕方の忙しい主婦にとっては貴重な時間なので
感謝と辞退を告げたにも拘わらず、
『乗っておいきなさい。
バスがなかったら困るでしょ?
もしバスがなかったら寄居まで送ります。』
と一歩も譲らず・・・
ここはご厚意に甘え、バス停まで送って戴くことにしました。
降り際に感謝の心ばかりの紙幣を渡そうとしたが、速攻で断られ
『厚意が無になりますので・・・』
バス停で時刻表を確認すると17:28の寄居駅行き最終バスがあり、腕時計を見るとなんと17:26!
ナ~イス♪絶好のタイミングで、天は我を見放さなかったのです。
しかし、女性は万一バスが通過した後だったら大変だと云い、一緒に待つとのことΣ(・ω・ノ)ノ!
凄い!凄すぎる!!
やがてバスは2分遅れで交差点向こうに近づいてきて、無事に寄居駅行きの最終バスに乗車することが出来たのです。
窓を開けて大きく手を振りながら、
「ありがとうございました~、さようなら~」
と、まるで
ドラマの感動する別れシーンを再現するかの如く、小さな路線バスは宵闇迫る山道のカーブへと吸い込まれるように立ち去ったのだ。
見知らぬオヤジにここまでの心温まる人情を授けてくれるなんて・・・ホント感動モノです。
名前も名乗らず、感謝のお金さえ受取ることなく、人として実に美しい方だったと思います。
貴女様は心優しい天使です。
深く感謝しております。
次回この地を訪れた時に、探し当てて感謝を告げたいと強く感じています。
狭い集落なので可能性に賭けてみましょう。

・和紙の里発寄居駅行き最終バスの車内は、乗客ゼロ!
こうしてバスは寄居駅に到着し、秩父鉄道で熊谷へ向かい高崎線、京浜東北線を使ってほぼ最初の予定通りの時刻に我が家に戻ることが出来たのです。
めでたし めでたし
最後は、写真オンパレードです。
よろしかったらご覧くださいね~(@^^)/~~~

・主の帰りを待つ自転車たち(寄居駅)

・八高線キハ110系(偶然にも昼間高崎で到着後回送入庫で見たキハ110-220)

・コラ~!(怒) ホームで喫煙するDQN

・レトロ感満載の秩父鉄道寄居駅ホームにて

・元東急の7200系各駅停車

・八高線、秩父鉄道は単線運行すれ違い乗継の関係でほぼ同時刻に出発、その直後は静寂が・・・

・秩父鉄道 有料急行 秩父路号(熊谷駅到着時)

・昔ながらの硬券(急行券)

・高崎線車内(お気に入り平屋席は、お年寄り占領中だったため2階席へ)

・本日最後の乗車233系1000番台(大宮駅にて)
長らくのご乗車、大変お疲れ様でした。
またのご利用お待ちしております(。・ω・)ノ゙♪