
芋煮オフ会を含めた夜行1泊のブログが長~い3編目となってしまいましたが、オフ会は自宅に戻ってブログを完結して終了となるとも聞いておりますので、
お仕事でお忙しい中で誠に恐縮ですが今回もお付き合いのほど宜しくお願いいたします<(_ _)>
11月4日(月) 天候:晴れ一時雨
午前7時、カーテン越しに差し込む陽光に気づきスッキリとした朝を迎えました。
床から離れカーテンを開くと・・・

・朝の日本海
念願の晴天となり波は比較的穏やか、朝の陽光が海面に反射してキラキラ輝いています。
窓を開けると少し冷たい汐風が入り込み、何とも心地良いものです。
窓辺の椅子に座
りゆっくりと朝のお茶と一服をしながら、
旅情に浸る満足感で気持ちがだんだんと和らいでくるのを感じます。
日常では決して目にすることが出来ない異次元空間を存分に味わいながら海を眺めていると仲居さんから朝食の声が掛かる。
今回は部屋食となり、暫くして膳が運ばれてきました。

・健康的な朝の和定食って感じかな
今日はR7・羽州浜街道を新潟方面へ向かい、途中R345・日本海パークラインを通って日本百景にも選定されている海岸景勝地・笹川流れの絶景を眺めながらのシーサイドドライブを愉しむことと、帰路途中となる南魚沼市塩沢で名物・へぎ蕎麦を味わい、岩原の知人からコシヒカリを分けてもらってから帰宅する手順となっていますが、三連休の最終日だけに渋滞などが予想されますので
臨機応変に予定は未定って感じで進めることにしましょう。
チェックアウトしてから、先ずは宿の前浜に銀嶺を乗り入れて撮影からスタートです。

・波打ち際に停めての撮影

・永年風雪に耐え抜いた舟屋

・宿は増築を繰り返して大きくなっている感じ

・宿から少し距離はあるが、まだ山形県鶴岡市
日本海と寄り添うようにR7を新潟へと走ると、やがて村上市(新潟県)に入っていき内陸部へと進路を変えていきます。
途中の勝木交差点を右折しR354に入れば風光明媚な景勝地・笹川流れが始まるのですが、今回は少し遠回りをして一つ先の小さな峠道K6を経由し、笹川流れ入りをしたいと考えました。
K6はR7(村上市葡萄)とR354(村上市寒川)を結ぶ10kmほどの県道となり、日本海に注ぐ葡萄川に寄り添うような山道なので交通量が殆どなく、クルマを降りると静まり返った山道を少しでも散策すると都会の喧騒を忘れさせてくれるかもしれません。
また、今回
すれ違った車は僅か4台に留まりました。

・静まり返った県道6号

・県道6号線は部分的に狭路

・杉林が多く僅かに紅葉が・・・

・雨でぬれた路面に反射するフォグ

・R354寒川交差点 目の前には日本海が広がる
羽越本線の踏切先には寒川のT字路があり、R354へ左折すると右手側に笹川流れの絶景が始まります。
笹川流れの笹川は笹川村(現・村上市笹川)にあり、笹川河口から沖合いの岩場まで潮流が見られたことが名の由来とのことです。
松島と男鹿の美観を併せ持つと伝えられる素晴らしい自然の摂理を眺められる眼鏡岩では展望台がありますが、そそり立つ絶壁にある地ゆえに駐車場は小規模で満車でしたので、少し先の路肩幅のある所に銀嶺を停め、眼鏡岩や雄獅子岩、雌獅子岩、大島など、はるか沖合には粟島が眺められ素晴らしいパノラマが望めます。

・笹川流れのハイライト箇所 沖合には粟島が見える

・左から大島、雄獅子岩、雌獅子岩、眼鏡岩と続く

・木の葉のように揺れていた遊覧船

・桑川にある道の駅駐車場は満車で停められず(>_<)

・桑川海水浴場近くの駐車場にて
事実上、本日のハイライト笹川流れでしたが、なにぶん写真センスがないのでお楽しみいただけたでしょうか(汗)
ここからも村上の街近くまで海沿いのワインディングが暫く続きますが、景色は笹川流れには敵いません。
桑川からだと16㎞ほどで三面川に架かる瀬浪橋を渡れると街中へと入っていきます。
村上と言えば、季節になると軒に沢山吊るされる塩引き千年鮭で有名です。
昨年にもこの地を訪れブログアップしておりますので、よろしかったら
こちらもご覧くださいね。
三連休だけに旧市街の狭い町並みは多くの観光客が押し寄せて混雑していたので、今回は
パスして街外れのGSで給油を済ませただけに留めました。
時代を感じさせる雰囲気を楽しむには、やはり静かでないとねぇ・・・
ってことで、K531を南下して村上瀬波温泉ICから日本海東北道(無料区間)に乗り新潟方面へと駒を進めます。
豊栄ICからは有料区間へと変わり片側1車線から2車線に広がって走りやすくなりますが、大きな新潟平野をはしるのですから車窓は少々物足りないかも・・・
新潟中央JCTから本線は北陸道に代わり、そのまま長岡・富山方面へと進み長岡JCTから関越道へ分岐して中越の山々に向かって南下を続けていくと右前方に”雪国まいたけ”でしられるキノコ工場が現れ、次々とシーズン前のスキー場が登場してきます。
村上からの連続走行で時刻は15時を過ぎていました。
まだ昼食を食べておらずお腹が空いていますが、越後に来たのだから
美味しいへぎ蕎麦を食べたいですねぇ!
で、
途中の塩沢石打ICで高速を降りK28とK76号を経由、ぐるっと回り込むようにR17砂押交差点近くの
中野屋・塩沢店に立ち寄ります。

・中野屋・塩沢店
食事処が比較的暇になる時間帯にも拘わらず
駐車場はほぼ満車Σ(・ω・ノ)ノ!
案の定、店内も満席で
順番を待つ客が20名近くも・・・
さすが人気店だと感心しながら予約表に記名し、忙しい若い店員さんには悪かったが知人へ声かけをお願いすると快く受けてくださった。
すぐに知人は笑顔で出迎えてくれ、久しぶりの挨拶を交わす。
休日は開店から閉店まで客足が途切れず大盛況、このように待ち並ぶ光景は一日続くとのことで、相変わらずの人気である。
やがて自分の名前が呼ばれ大きめのテーブルに着くが、
お一人様なのでもちろん相席である。
いつもの天ざるを注文し少し待ちましたが、同席となったのは若いカップル2組でした。
自分から右手のカップルは、ごく普通に静かに蕎麦を食べていて何ら問題なかったのですが、
左手のカップルはチャラ男、対する彼女もケバい感じで周囲に関係なくイチャつき自分たちの世界にどっぷりと浸り、スマホを使って自分たちを撮り放題Σ( ̄□ ̄|||)
空腹なだけに
イラっとしますねぇ(怒)
挙句にへぎ蕎麦が運ばれてきたら、今度は
チャラ男が自慢げにへぎ蕎麦のうんちくを語り始めたのですが、内容についてはチョッと違うのだ┐(´д`)┌ヤレヤレ
ってことで、チャチャっと天ざるを食べて退散だぁ~

・天ざる(店内混雑のため撮影せず、過去写真を使用)
会計を済ませ知人に別れを告げて店の外へ、今度はR17で湯沢町岩原に向かいます。
夕闇迫る岩原では、知人の農家さんから美味しいコシヒカリの新米を分けてもらい銀嶺に積み込んで、少しお話を交わしてきました。
例年と比較して天候不良続きだったことから稲が生育不良となり、県内の他地域では珍しく三等米もあったとか・・・
しかし、岩原地区はさほど問題はなかったようで品質が保たれているようです。

・新米コシヒカリ

・旧・岩原ゴンドラ付近

・大源太方面を望む

・正面は岩原スキー場
再びK268を引き返し湯沢ICから再び関越道の乗って一路我が家を目指すのですが・・・交通量は次第に増えていき昭和IC付近までは順調だったのだが、
電光表示板やナビではこの先の渋滞が半端ではないことを告げているのだったΣ(゚д゚lll)ガーン
赤城SA付近で車列はズドンと止まってしまい、
渋滞は前橋まで延々と続き上里SAまで忍の一字が続きます(涙目)
ようやく上里SAまで辿り着いたのですが、場内も大混雑で駐車スペースもなかなか見つからない状態で、駐車スペースに収まらないクルマが右往左往しています。
予め予測していたのでフードコートから遠い本線寄りに進め、見事一発勝負で
空きスペースをハケーン♪

・関越道・上里SA
フードコートにも多くの客が押し寄せ大混雑、ワサワサしていて買い物もままにならない状況です。
一番端の
パン屋さんに行くと、商品棚は殆ど空っぽ(;゚Д゚)
しかも在庫限りで再販はないとのことでしたので、売れ残っていたピロシキとピザパンを購入、自販機で温かいお茶を買って銀嶺に戻りました。
ナビ情報を確認すると、この先延々と渋滞のようで
外環戸田西ICまで212分の表示が・・・
なんと3時間半!信じられな~いΣ(゚Д゚;エーッ!
現実を前にして暫しフリーズしてしまいましたが、別段急ぐわけでもないので長時間休憩して大渋滞をやり過ごし、渋滞解消後に一気に帰る作戦と決めたのです。
家には到着時間の遅れを連絡した後、目を休めることにしました。
しかしまったく眠れず、いつの間にか
両隣は大型トラックに挟まれてしまいアイドリングがガラガラと煩い(注、大型車用エリア駐車ではありません)
それから2時間半後の21:36、渋滞が緩和され所要時間にも大きな変化が・・・
これ以上遅いと日付が変わってしまいますから出発です。

・ようやく大渋滞が緩和
依然交通量は多く走り辛いですが、車間距離を多めにとるため煽りの少ない左走行車線をキープしつつ23時を少し回って無事自宅に戻ることが出来ました。
今回も長々と拙いブログにお付合いくださいましてありがとうございました。
大変お疲れ様でしたm(_ _)m
では、次のブログでお会いしましょう (@^^)/~~~
おしまい

本日の走行距離 437.5km
〃 燃費 16.3km/ℓ
2日間の総走行距離 937.2km
〃 平均燃費 16.5km/ℓ