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「あと１枠…ザウバー可夢偉残留ピンチ／Ｆ１」
サンケイスポーツ 11月1日(木)7時51分




カムイ相当やばいんじゃないの？？
うーーーー、せっかく表彰台まで上がったのに、琢磨と同じ運命になってしまうのか・・・





【ヒンウィル（スイス）３１日】Ｆ１世界選手権に参戦しているザウバーは、ライバルチームのフォースインディアに所属しているニコ・ヒュルケンベルク（２５）＝ドイツ＝と２０１３年のドライバー契約を結んだと発表した。もう１人のドライバーについては「後日発表する」とし、１０年から所属してきた小林可夢偉（２６）の残留は微妙になった。

　２日のアブダビＧＰ開幕を前に、ザウバーが来季の選手を１人発表した。チーム創立者のザウバー前代表（スイス）が獲得を強く求めてきたヒュルケンベルクだ。

　同選手は１０年にウィリアムズでＦ１にデビューし、１１年は正ドライバーのシートを失ったが、今季はフォースインディアでレースに復帰。ランキングは可夢偉のすぐ下の１２位で、ザウバーのカルテンボルン代表（オーストリア）は「非常に力のある選手。優秀なチームの一員になってくれると信じている」とした。

　去就未定の可夢偉には厳しい状況だ。ザウバーは来季、ペレス（メキシコ）が退団。空席はあるが、ペレスと同じメキシコ人で控え選手のグティエレスが正ドライバーに昇格する可能性がある。

　同選手はペレス同様、資産６兆円で世界一の富豪であるメキシコ人実業家の支援を受け、選手からの持参金が必要なザウバーには大事な“金づる”。協賛企業を持たず、腕一本でＦ１に昇格した可夢偉には脅威だ。

　可夢偉の移籍先候補とされてきたフォースインディアはマリヤ代表（インド）が、空席ができた場合は昨季まで所属したスーティル（ドイツ）を再雇用する可能性を示したばかり。唯一の日本人ドライバーがピンチだ。