
こんにちは。Kamerinです。
今日は8月31日。世の中(の学生さんだけかな)、そして私にとっても夏休み最後の日となります。
あいにく首都圏はシトシトと小雨模様。
でもなんとなくお休みの最後にふさわしい、落ち着いた気持ちにさせてくれるお天気でした。
本日は愛車への最後のテコ入れを行う予定でしたが、取りやめてブログを投稿することにしました。
テーマは表題の通り、「賃貸共同住宅でPHEV(=GTE)ってどうなの?」です(^ ^;)
PHEV(or EV)に興味はあるけれど、共同住宅住まいなので充電設備を持つことができない、設置も叶わない。
過去の私を含めてそうお考えになられる方は多いのではないでしょうか。
もうすぐ所有して1年が経つ節目でもありますので、レビューをさせていただこうと思います。
ですが「GTE」という車そのものの良さについては、他オーナーさんがより詳しく・アツい投稿をされていますので、あくまでも、賃貸共同住宅居住者」としての日常的な目線を中心にお話しさせていただきます。
先に結論を申し上げると、
「賃貸住宅であっても全く問題ありません」ということになります。
人によって価値観の違いもありますし、カーライフで何を重要視されるのかも多種多様だと思いますので、断言するつもりはありません。
あくまでも100%「私の主観」として述べている、ということをご留意いただければと思います。
さらに他車種のPHEVを所有したことがありませんので、私の愛車であるパサートGTEに限ったことになります。
私がここで書いたことが、全てのPHEVや他のパサートGTEにもいえる、ということではありませんのでご注意を。
私がPHEVを購入する際に最も気になったのは、やはり自宅に充電設備がないので大丈夫なの? ということです。
「バッテリーの電気残量が無くなったらどうすればよいのだろう?」といった漠然とした不安に囚われていました。
落ちついて考えてみると、ピュアEVでありませんのでバッテリー残量がなくともエンジンで発電&充電できますし、ハイブリット走行・チャージモード走行でも、発進時のモーターアシストはしてくれます。
(バッテリー残量がゼロと表示されていても、実際には多少のバッファを持たせているのだと思います)
とはいえ、カタログも隅々まで読んで幾度となく試乗をしているのですが、頭ではわかっていても実際に所有してみるまではそう簡単に不安が取り除かれるものでもありません。
その不安からゆえ、出先でも充電が出来るように「充電カード」を納車がされる前に申し込んでいました。
でも1年経過しての感想は「充電カードは特に必要ないよね」という感じです。
GTEのチャージモードはとても効率良く充電をしてくれますので、外部での充電を必要とすることがないのです。
週末に郊外のショッピングモールへ出かける際にチャージモードで往復を走るだけで、日常使用する分に必要な充電がされます。
もちろん、毎日自宅で充電ができる環境と遜色がない、とは間違っても言えません。
自宅で充電できるということは毎日フルに充電ができる(=EVモードで走行できる距離が増える)ということであり、明らかに大きなアドバンテージがあることは明らかです。(素直にウラヤマシイです。はい。)
ただ今回の論点は「自宅で充電できる環境との比較」ではなく、「賃貸共同住宅住まい」で乗っているオーナー(つまり私)の正直な感想を述べる、です。
充電の必要性が無いと判断した証として、本日付けで充電カードを解約しました。
全く充電をしなくても毎月1,400円の費用が引き落とされているのですが、まあ1,400円ならいいかとズルズルとそのままにしていました。
ですが先日(OBDelevenをいじるための)Androidフォン用にデータ通信用SIMカードを購入した時にふと考えました。SIMカードの月額の使用料がたったの900円ぽっきり。
全く使うことのない充電のために引き落とされる1,400円と、毎日どこでもネット接続環境が手に入るための900円を比べたら、このまま充電カードを契約し続けることがすごく馬鹿らしくなっちゃいました。
なのでとうとう解約をして緑の象さんに別れを告げました。全然使ってあげられなくてゴメンね。
さて、外部充電が必要なくなったとはいえ、自前のエンジンで発電をさせる訳ですからそれなりの燃料を消費します。
ですからもし「燃費を第一」に考えるのであれば、決してGTEはおすすめできるものではありません。
あくまでも感覚的なものですが、前車の1.4Lターボと比較して燃費は3割ほど落ちたように感じています。
ただ前車の燃費が良すぎたので、今の車でも全く不満はないのですけれど。
ということで、もしGTEに興味があるけど自宅充電設備なくて躊躇されている方(かつ低燃費を求めすぎない方)には、自信をもってオススメできるといえます。
ちなみにすべて手放しで褒めるつもりはなく、GTEに対してマイナス点と思っていることを書いて見ます。
(※ここからは充電環境の有無とは関係ありません)
その1. 車両本体価格が高い分、下取りの低さに愕然とします。
元々パサート自体のリセールバリューは低いのですが、GTEは最初の価格が高い分、落差がとても大きく感じられます。
やはりバッテリーの劣化が嫌われている原因なのでしょうね。
なので、GTEは程よく値のこなれた中古車で購入するのがお得だと思います。
(ちなみに中古車で売りに出されている額から100万引いた額が下取り額の相場です)
その2. エンジン車になかなか戻れない。
これも慣れだとは思うのですが、モーター走行に慣れてしまうとどうしてもエンジン走行に違和感を感じてしまうのです。
エンジン付きの乗り物が大好きだったのに、エンジンに対して拒否反応を示してしまう自分がいる。
これはある種とても危険なことだと思っています。車を判断する基準がスゴく短絡的なものになってしまいそうだからです。
モーターに比較して静かで滑らかではない、ということだけでエンジン車を否定してしまうのは、何か自分が大切にしてきたものを失ってしまうことに等しいのでは、といった漠とした思いも感じています。(少し誇張気味ですけれど)
この先クルマが電動化していくことは必然なので、モーター車は嫌でも乗らざるを得ないと思います。私だけではなく皆さんも、です(^_^)。
なので、次のタイミングでは(きっと最後になる)エンジン車に戻らなければ、といったヘンな義務感を感じている今日この頃です。
その3. 設定色が少ない
これはPHEVではなく、GTEのみにいえることなのですが、設定されている車両色が少ないです。
もし今年度にAlltrackが導入されず、2018モデルのGTEでナイトブルーが追加設定されたなら来年買い替えしても良いかと考えていました。(考えるだけならお金はかかりません(^_^))
ただ残念ながら紺色は今年も導入されませんでしたので、GTE→GTEへの買い替えは私の中では消えました。
(これゆえに、次の車は純エンジン車にしようと思ったワケでもあります。)
最後になりますが、他にも共同住宅住まいでPHEV車を所有することに何らかの不安・疑問がありましたら遠慮なくお問い合わせくださいね。
でも「安アパートにGTEって恥ずかしく無いっスか?」という質問はNGですよ(^_^)
それではまた!