
「購入までの経緯」とは謳ったものの、
購入に際しての私的な理由などといったものは、パサートを検討されている方にとってはきっとどうでもいいことな気がします。
なので興味がなければ読み飛ばしてくださいね。
このパサートに乗る前までは7台ほど同じメーカーの車を乗り継いできました。
直前まで乗っていた車もまだまだ車検までに期間が空いていましたし、特に不具合があるわけでもなく、気に入って乗っていました。
ではなぜ乗り換えることになったのか。
理由は1つだけではなく諸々あるのですが、
一番大きな理由は、昨年の夏前に起こした自損事故だと思います。
小さめのT字路手前で一時停止をしていたのですが、左折をしようとしてきた車が大きく膨らんでこちらの車線に割り込んできました。
避けようと左にハンドルを切って微速前進をしたところ、「めきききっ」という鈍い衝撃を感じました。
降りて見て見ると、一時停止標識の柱に左フロント部を食い込ませた様で、フェンダー部フロントバンパー・フロントライト部が損傷していました。
ただ標識の柱自体は全くの無傷だったのは幸いです。(曲げるのを直すだけでも高いかもしれないと恐怖しましたので...。)
走行には支障がないとはいえ、一目でわかる痛々しい傷がついてしまったことに心底落ち込みました。
車両保険には加入をしていなかったため、直すためには全額自己負担となってしまいます。
以前、輸入車はちょっとした板金でも十数万かかると聞いていたため、最低でも2,30万円の出費は覚悟しなければならない、と青ざめたものです。
数日後にディーラーに持ち込んで修理見積りを依頼したところ、「50万円強」という、たいへん香ばしいお値段をご提示いただきました。
すべてのパーツを揃えて塗装までするとなればそれなりの金額にはなるのかもしれませんが、なんとなく「適当に算出したでしょ」といった感は拭えませんでした。
実際の作業に際してはディーラーも業者に発注するはずですので、その後いくつか目星をつけた自動車工場にも見積りを依頼したところ、パーツ全交換ではなく鈑金で対応できそうという工場もあり、見積り金額も30万〜40万くらいの幅の金額で出てきました。
多少は安く済みそうとはいえ、かなりまとまった金額が必要なのは確かです。
うーん。どうしようかなー。
少し話は変わってしまうのですが、同時期に子供を授かったということもあり、もともと2,3年ほど先には車を買い替える必要があるという家の事情がありました。
なので「どうするか」の選択肢は、以下の3つから決めようと考えました。
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1.今は(ちょっと高めの費用をかけても)綺麗に修理をして、買い替えが決定的になるその時まで乗り続ける。
2.傷はできるだけ見ない様にして(自分をごまかして)、買い替えが決定的になるその時まで乗り続ける。
3.修理に出すお金を買い替えの費用に回して先に買い替える
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真っ先に消去したのは「2」の傷を見ないふりして乗り続ける、でした。
毎日自分の気持ちをごまかし続けるのは精神衛生上ツラいです...。
結局、今回の事故は「これをきっかけとして先に車を変えてしまいなさい」という神様のお告げかもしれない、と自分の都合の良いように考えを切り替え、「3」にすることにしました。
ここには詳しく書くことは控えますが、
「ディーラー」への強い不信感が生じたことも大きな理由になったと思います。
とまあ昨年の夏は仕事のことや出産のこともあり、自分の中ではかなりテンテコマイな状態だったのですが、こういった経緯を経てパサートのオーナーになれたことを考えると、今とはなってはいい思い出となった様な気がします。
以下、vol.1 パサートを購入するまでの経緯 [その2]へ続きます....
Posted at 2016/09/30 22:06:21 | |
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