響け!ユーフォニアム
2期7話「えきびるコンサート」
”宝島”演奏シーンが大好きなので、ここだけ何回も見てます。
小笠原晴香部長、バリサクソロがメチャクチャ格好良いです。

©武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会
響け!ユーフォニアム・公式定期演奏会でも、バリサク奏者の方が晴香と同じように二つ結びをしてくれて格好イイ演奏を披露してくれました。
バリサク奏者・吉田隆一さんは
宝島のソロは、吹奏楽、クラシック文脈のアーテュキレーションで演奏すると上手くいかないことが多いのですが(ラテンのニュアンスを知り尽くした真島俊夫さんのアレンジなので、手加減ないのです)、晴香部長のアーテュキレーション、完璧で素晴らしかった。
https://twitter.com/hi_doi/status/798948100140216320
と評しています。
さて、本題。
大好きな駅ビルコンサートシーンですが、以前から気になっていた事があるのです。それは…
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このトライアングルを演奏してるのは、一体、誰なのでしょうか?手元だけで顔が映らないので、誰なのか分かりません。

©武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会
誰なのかを探る前に、北宇治吹部のパーカッションメンバーを紹介しておきます。

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☆田邉名来(たなべ ならい)
パートリーダー。あだ名は”ナックル先輩”3年生です。恐竜好きで涙もろい人で、コンクールにマレットを部室に忘れる事がある、ちょっとおっちょこちょいな所があります。吹部のムードメーカーだと思います。

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☆加山紗希(かやま さき)
3年生。ナックル先輩を尻に敷くしっかりサポートする縁の下の力持ち的存在です。駅ビルコンサートでは、シロフォンを演奏しています。(YAMAHA YX-500F)
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府大会の集合写真でナックル先輩といい感じに写っています(集合写真の一番左1列目と2列目)。が、これはパーカス経験者によると”あるある”だそうで、吹部男子はかたまって集まる傾向にあるけれど、パーカスだけはパーカス仲間と一緒に写真に写る事が多いようです。
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☆大野美代子(おおの みよこ)
2年生。面倒見が良く、1年生が入部してきた時には手ほどきをしています。コンクールでは気合の入った表情でティンパニを演奏しています。駅ビルコンサートでもティンパニの前にいますが、サンバホイッスルも演奏しています。美人です。

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☆井上順菜(いのうえ じゅんな)
1年生。コンクール演奏シーンでシンバルを豪快に決めて、かつ、とてもかわいいので大人気です。楽器経験者でパーカス一筋、シロフォンからドラムまで、どんな打楽器も何でもこなせる器用な人です。ピアノも弾けます。ハイスペックで美人…惚れてしまいます。ちなみに、同学年のホルン・森本美千代ちゃんと仲良しです。

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☆堺万紗子(さかい まさこ)
1年生。音楽が大好きで、吹奏楽以外にも色々なジャンルの音楽を知る音楽博士。コンクールではバスドラムを演奏しています。駅ビルコンサートではアゴゴベルを軽快に演奏し、我々のハートを鷲掴みしました。壁紙にする位、私も大好きです。
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ちなみに、バスドラムをロールする時に頭を微動だにしない演奏をしていて、京アニはよく研究しててすばらしいと経験者の方が語っていました。三日月の舞で歯をグッと食いしばる表情も最高です。更にコンクールでは、パーカス女子は全員腕まくりしていて、可愛さ倍増です。
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☆釜屋つばめ(かまや つばめ)1年生。物静かな性格だけどお笑いが好きで、ブルーレイにある番外編「かけだすモナカ」でツッコミをする場面があります。「リズム感が無い」という、パーカスにとって致命的な設定をされてしまっていますが、駅ビルコンサートでは軽快にシェイカーを振っています。頑張って練習したんだなと思いました。新設定でマリンバだけは得意と追加されているので、ひょっとしたら今度のコンクールに登場するかもしれません(先日の新コンクールメンバーには姿を確認できませんでしたが、ひょっとしたら、ちゃんといるのかもしれません)

©武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会
以上がパーカスメンバーなのですが、はたしてこの中でトライアングル奏者は誰なのでしょう??
演奏で引きのシーンがいくつかあるので、1つ1つチェックしてみました。
©武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会
先程、紹介した割り振りでみんな配置についています。殆ど、この割り振りのカットなんですよね。うーん…。
再度、検索。
すると…1つのカットが目に留まりました。
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ん?
©武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会
おぉっ??!

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やっと見つけました!ステージ上で、シンバルを置いてトライアングルを演奏する井上順菜ちゃんの姿を!!(画像をクリック)
井上順菜ちゃんがトライアングルを演奏していました。

©武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会
見つけられて よかった よかった。
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(2019.08.16 追記)
と、トライアングル奏者は井上順菜ちゃん という結論を導き出したのですが、新たな事実が判明しました。
いつも通り、お気に入りの北宇治吹部による京都駅・えきびるコンサートの宝島の演奏を観ていた時、ふと気付きました。
「あれ…? バリサクソロの時にトライアングルが鳴っているのに、順菜ちゃんがシンバルを持っている?!」
基本的にトライアングルはシンバル担当の井上順菜ちゃんが演奏しています。
シンバルをスタンドに置いて、トライアングルを演奏している姿が映像に出てきます。
晴香部長のバリサクソロ中、トランペット・香織先輩の後ろにシンバルを持った井上順菜ちゃんがいます。ところが、トライアングルが鳴っています。
順菜ちゃんがトライアングルとシンバル兼任と思ったのに、誰がトライアングルを演奏しているのでしょう?
答えは、その直後にありました。
なんと!シロフォンを担当している加山紗希ちゃんがトライアングルを演奏しているじゃありませんか!一瞬ですが、そのカットがありました。
どうも、バリサクソロからトロンボーン&トランペットソリの間は隣にいる加山紗希ちゃんがトライアングルを演奏して、それ以外は井上順菜ちゃんが演奏しているようです。二人はすぐ近くに位置していますから、トライアングルを共用したと思われます。
パーカス楽器経験のある原画担当の豊澤綾さんが、楽器の配置や持ち替えを考えて決めたそうです。
ということで、宝島演奏中に出てくるトライアングル奏者の手元アップの映像は、井上順菜ちゃんでは無く、加山紗希ちゃんであったということが分かりました。
※2020.06.01 記事統合
※2020.07.07 加筆修正
※当ブログに掲載されている画像・その他データの権利は 武田綾乃・宝島社/『響け!』製作委員会 に帰属します。
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Posted at
2020/07/07 12:05:19