限界ニュータウン

「ニュータウン」＝「新しい街」＝「郊外に造成・開発された住宅街」的な感じだと思いますが、それの限界集落的な雰囲気を醸し出しているニュータウンの事です。バブル期に開発された完全な山の中に位置するニュータウン、バスも鉄道も道路も通らずに近くに店舗すらない「北摂のマチュピチュ」とも呼ばれている標高500ｍの街「茨木台ニュータウン」を訪問してみました。茨木台とは名ばかりで、大阪と京都の府堺に位置する孤立したニュータウン、当然ながら近くに、学校・医者・バス停も無く大阪へ出るのに山道を1時間下る事となる大変不便な環境のニュータウンです。この様なニュータウンは不便極まりない為、現在　過疎化・高齢化に伴い人口減が続く限界ニュータウン・バブル時代の負の遺産・・・しかし今尚　そこそこの方が住まれている様です。　　　　　　　　　　　　　　　　　いちばん近くのバス停、歩いては厳しい距離ですが、ここから青少年野外活動センタの方へ入って行きます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　現着前にダムを発見、　見立ダム・一応ロックフィルダムの様ですが、立ち禁でこじんまりとしたダムでした。今回はココに車を置いて折りチャリ号で出動です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　茨木台ニュータウンへの入り口は、この車幅バリケードの間を通って入ります。何となくよそ者を排除するかの様な雰囲気で、2ｔトラック以上が入るのはきびしそうですね。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　入っていきなりのうす暗く狭い道、少しイヤな予感と思っていると、いきなりの急勾配、さすがに折りチャリ号では途中で足をついてしまいました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　急坂を登り切ると、ニュータウンの入り口です。今は閉められていますが、かなり昔には営業していた店舗が最初に目に入ります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　茨木台ニュータウン・・・噂には聞いていましたが激坂だらけです。よって、置いてある自転車すら見かけませんでした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　茨木台ニュータウン・・・廃屋・空き地だらけでした。又子供がいないのか、公園らしき所も荒れ放題でした。　　　　　　　　　　　　　　　あまり人を見かけず静かな街です。坂だらけのこんな所、自転車で走り回っているのは私1人だけ・・・今日はこれ以上の怪しげな行動は控えましょう。それと最後に、茨木台ニュータウン・・・茨木とは名ばかりで、実はここのご住所・・・京都府亀岡市なんですね～。　　　　　　　　　　　　　　ニュータウンを後にして、ここまで来たら途中経過に見に行かねばならない所が有ります・・・安威川ダム建設現場。上流域の工事が始まっていました。　　　　　　　　　　　　　　　ダム堤体付近・・・ムクムクと成長中でした。　　　　　　　　今日は土曜日なので工事現場は稼働中でした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　近づいて見ると・・・