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今日はＪＲ加茂駅に車を置いて歩いて移動です。加茂駅・・・半世紀京都に住んでいますが、初めて訪れる場所です。京都最南端、ほぼ奈良な場所ですが駅前はきれいに整備されており広々とした立派な造りです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　今日の目的は、およそ100年前、わずか9年間の営業で廃止になった　大仏鉄道(奈良～加茂線) 路線跡の遺構めぐりです。営業期間が極端に短く、詳しい資料があまり残っていないと言う事で　幻の大仏鉄道　と呼ばれていますが、明治の近代化遺産、赤レンガを拝む事が出来るようです。ＪＲ加茂駅からＪＲ奈良駅までのおよそ13キロのウォーキング、駅東口にある　モニュメントから出発です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　駅上を横切って駅西口へ、ランプ小屋を探す・・・何の看板も無し、建物の間にこじんまりと佇んでいたので、一度は通り過ぎてしまいました。明治時代のオランダ積みの赤レンガ、小屋にしては手が込んでいます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　駅を南下、小学校横に蒸気機関車が展示してあります。走る貴婦人と呼ばれていた機関車は、当時のボディカラーは赤色だったらしいのですが、現在は黒色に塗り直されていました。ちょっと残念な感じです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ここからは2択、田園風景を楽しむコースを選択、玉置浩二の曲が頭の中を回ります。又、案内看板多く大変親切な感じです。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　観音寺橋台、すぐ横を本線が通過します。石積みすばらしくヨーロッパ調の雰囲気です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　観音寺小橋台、あまり拝めず　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　鹿背山橋台　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　梶ヶ谷隧道、アーチ部はレンガ、基礎ぶは御影石、中に入って見ると、片側は畑、片側はコンクリート造り、少しノスタルジックな雰囲気です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　赤橋、垂直赤レンガ・・・
角部の隅石が目に止まります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　松谷川隧道、上に府道が通っています。畑の中の細い道を入って行きます。レンガの雰囲気の良い水路です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　これは番外編、遺構とは関係の無い物件、変わったデザインの木津南配水地、空の青さに映えます。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　鹿川隧道、ここも府道の下に有ります。深い角度の石造りアーチがすごい、農業用水路です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大仏鉄道記念公園、かなり小さな公園です。町内の公園の方が間違いなく大きいです。かなりしょぼ目です。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ゴーーール、約13キロ走破、ＪＲ奈良駅に到着です。後は、加茂駅に戻らねば・・・