入庫前に 50,009㎞
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
3時間以内 |
1
10/5に地元の某赤男爵へ入庫することになったCJ42A。
入庫前に右側面のカバーを外して手入れをしました。汚いままじゃ足元を見られちゃいますからね。
先ずは、砂を払い落として電気系統のカプラーを外して接点回復スプレーを。
2
これがジェネレーターからきている黄色い三本線。カプラーを外して導通の有無をチェックすると不良か否かわかるそうです。
テスターで導通試験した結果、不調なのはここではないことが分かりました。
ということは、原因はレギュレーターとなります。
まぁ、前倒し交換ってことでいいんジャマイカ。(^_^;)
3
ついでにストックしてあった燃料フィルター。平成14年登録以来、初めて交換します。
燃料ホースは既に廃番、今後は同サイズのホースを探すことになります。
なんちゃってノギスで計ったサイズは、外径約12ミリ、内径約7ミリでした。
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本日の交換部品です。
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SUZUKI 純正部品
品番[44330-10F00(44330-10F00-000)]
フューエルフィルタ
税込価格 3,960 円 × 1 個
品番[09401-11407]09401-11415-000
クリップ (ID:11.6、H:8)
税込価格 77 円 × 2個 = 154 円
20年も使うと、こんな感じになる訳です。
6
かなり丈夫な容器をカチ割って
中を見てみます。
7
何やら、砂のような、砕けた落ち葉のようなカスが。
茶色い濾紙自体、ふやけてフニャフニャになっていました。
ここから燃料ポンプ側にガソリンが吸い込まれていく訳です。
フィルターはしっかり仕事をしてくれていました。20年の長きに渡りお疲れさまでした。
8
燃料ポンプから圧送されたガソリンは、燃料ホースを通ってキャブレターへ。
燃料ホース関係はスプリングに守られています。
9
ここで、違和感を感じました。
ホースを留めるクリップがプラプラ、役目をしていませんでした。
既定のサイズではないモノがここに使われていました。
たしか、某店舗でスターターモーター交換やらキャブレターのオーバーホールをしています。
画像は交換後です。
燃料ホース外径は約12ミリ、内径約7ミリ。クリップは、燃料ポンプ廻り・フィルター廻りで使われている物と同じサイズの筈。
クリップのストックがなかったので、燃料フィルターのホースのところで使っていたものをこちらへ移しました。
これで絶対抜けません。
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キャブレター側で使われていたモノと比較。
上がプラプラ遊んでいたクリップ。
下がキッチリ留めることができたクリップ。
内径が異なることが、素人のオヤジにもわかりました。
取り付け取り外しで、単に弛まっただけかな?
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急がないと陽が暮れてしまいます。
気を取り直して次の作業へ。
点火プラグの具合を見てみます。
短距離(片道8㎞)の繰り返し、予想通りカーボンが付着していました。
総じてスクーターのキャブセッティングは濃いめなのでしょうか。
いや、安売りしてるレギュラーガソリンばかり求めてるからかな。
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見栄を張って、イリジウムプラグ。
磁石付きのプラグレンチは便利です。
ネジ山にはワコーズのスレコンを薄く塗って組み込みます。
そして再びキャブレター側へ。
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小さな凸部、キャブのドレンと思われますが、ホースが外れていました。
外れたホースはアンダーカバーに落ちていました。
(ドレンパイプ 外径6.5/内径3.5 長さ480㎜)
14
20年も経てば、ゴムホースもカチカチに劣化します。
なんとか差し込まないといけないので、お湯を持ってきてホースを温めてみました。
なんとか差し込むことに成功。(^_^;)
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キリ番50,000㎞を過ぎてしまいました。
エンジンを始動し、燃料ホース各部の漏れを確認して、本日の作業は終了。
ちなみに、バッテリー端子での電圧は、11.9V。
おいおい!一昨日の朝、満充電したじゃねえかよ!
なんちゃって電動スクーターかよ!
某通販サイトから追加で注文した純正レギュレーターの到着待ちです。(~_~;)
低い姿勢で作業して、膝腰ガチガチになりました。
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