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ニノミのブログ一覧

2021年03月26日 イイね!

ステアリングのPWRスイッチの解析~実験~失敗。

どうしてもPWRスイッチの仕組みを解析したく、PWRスイッチが付いた中古品をヤフオクにてGETしました(笑)
と言ってもハスラーのではなく、「スペーシアのPWRスイッチ付き」のです。
自分の車とは同じのではないですが、PWRスイッチがあれば同じでしょう!きっと。

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さっそく分解開始。
練習用のステアリングなのでサクサクです♪もし割れても後悔しないw
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こちら側のスイッチ類に用があります。
これを開けていきましょう~。
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ネジとはめ込みだけです。ツメを割らないようにふたを開けて基盤を取り出します。
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ふんふん。。4本の線の内訳がなんとなく分かりました。
1.オレンジ&白:多分イルミのACC
2.緑:(多分スイッチの+)※信号線かと。
3.白:(多分スイッチの戻り)※信号線かと。
4.黒:多分イルミのGND
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緑と白の配線をもう少し詳しく見ていきます。
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黒いマジック線は「白」と「スイッチ」につながっています。が他のスイッチにも繋がっています。
スイッチのもう片方は緑に繋がっています。が他のスイッチにも繋がっています。
(それに回路を見ても緑と白は繋がっている様にみえます。が多分ダイオードかなにかで切れていると思います。そこまでは不明です。。)


単純な「スイッチ」ではないのが分かりました。勘のいい方は分かっていたと思いますが、これはたぶん「抵抗を使った分圧スイッチ」というものだと思います。
これは少ない配線で6種類ものスイッチの判別を行うためでしょうね。

私も詳しくないのでとりあえず目的のスイッチだけを調べていきます(笑)

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なにも押さない時の「白・緑」は絶縁状態。
押すと下記のように変化します。

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約1.458Ω。

他のスイッチを押すとそれぞれ独自の抵抗値を示しました。
この抵抗値によって「緑・白」間の電圧、もしくは電流値が変化するので、その値を車側のコンピューターが取得してどのボタンが押されたかを判断しているものと思われます。


とりあえず「PWR」スイッチを押すと1.5kΩだったので、この状態を再現していこうと思います。
使ったのは
・12vリレー
・1/4w抵抗(1kΩを3個)で1.5kΩを作成。
(手持ちに1.5kΩの抵抗がなかったんです(苦笑))
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抵抗をはんだ付けし、リレーにつけていきます。
コンパクトにしたかったのでリレーの足の間に設置。

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リレー駆動用の(赤・黒)と、疑似スイッチ信号の(白・緑)の配線もはんだ付けしました。(B接点を利用。エンジンONで絶縁。)
この時各配線をショートさせないように細心の注意を払います。(収縮チューブで保護!)
特に信号線に12vが流れると多分車載コンピューターを壊します!

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配線を確認し、テスターで動作確認をしてOKだったので、ホットボンドでモールドしました(^^)♪
こーしておけばショートの危険は各段に下がりますからね。


ということで、実車両にてテストします!
ステアリングは中央のナット1個で止まっているだけです。
(もちろんバッテリーのマイナスは外して作業しています。)

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ステアリングを外し、テスト用のステアリングの接続コネクタを接続します。

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ここでいきなりリレーを繋ぐのではなく、車両側の実際の動きを確認したいと思います。
バッテリーのマイナスを繋ぎ、普通にエンジンをかけました。
最初は絶縁状態。そしてPWRスイッチを押します!
ポチ。

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「-2.12V」と表示されました。
マイナス表示だったのは、私は緑線がGNDだと予想していたのですが、実際にはプラスだったからです。やはり実車でのテストは大事ですね!危ない危ない。
(といってもリレーによる導通動作だけなので+ーが逆でもOKです。)

が!ここで出るだろうと思っていた障害が出てしまいました...。インフォメーションディスプレイに「クルーズコントロールシステムエラー」?の表示。これは元のステアリングには「クルーズコントロールで使う車間距離設定」のスイッチが存在(ステアの右下)しているのですが、テスト用のステアリングにはそれがありません。なので車両側のコンピューターがエラーを出してしまったみたいです。

ううむ。でもいいや。とりあえずテストを続行します。リレーを接続。
1.エンジン停止状態からイグニッションスイッチを1回押す(ACC電源ONでリレーもON)
2.ブレーキを踏んでエンジンスタート(多分リレーはOFF)
3.エンジンが始動するとリレーはON。

………。
2秒くらい待っても自動でPWRモードにはなりませんでした...orz
失敗です。
ということは結論として「PWRモードはイグニッション中のスイッチ押下を取得できない」ということでしょうねぇ~。
「アイドリングストップスイッチは、イグニッション中のONでも反応し、エンジンがかかると離すという動作を許容している」に対し、PWRスイッチはエンジン始動後にしか操作を受け付けない、という動作みたいです。
う~~~~ん。そうなるとリレーは使えないですねぇ~。
こうなると以下の動作を実現する必要があるのかな…。
1.エンジン始動後、1sec程度の余裕をもって2.12vを流す。(スイッチを押す動作)
2.2.12vは0.5sec程度を維持し、その後絶縁する。(スイッチを離す動作)
この動作はリレーだけでは難しいので諦めます(--;

なので!人生初の「PIC」に挑戦したいと思います。
※PICとはマイクロコントローラのことで、超単純なプログラムを実行できるICです。8ピンのICでも3つくらいのIOがあります。今回はIOが1つあればいいので練習にちょうどいいかな~と^^)
※今はArduinoが有名ですが、そこまで高度な処理は不要なのと基盤が大きくなるので今回は却下。)

「1つのIOに対し、最初はlow。1秒後に0.5sec間だけHigh。その後low。」
「IOのhighをトランジスタでSWさせ12vリレーを駆動させる!」
こういう動きをさせるPICに挑戦してみたいと思います。
まずは材料を揃えなきゃ~♪
久々に頭を使う工作でわくわくしてます(笑)
Posted at 2021/03/28 22:02:03 | コメント(1) | トラックバック(0) | ハスラー | 日記
2021年03月22日 イイね!

ステアリングの「PWR」スイッチの配線を見つけたい。

整備手帳の方にはリレーによる「アイドリングストップ」のキャンセル記事を書かせてもらいましたが、同じ動作原理で「PWR」スイッチも出来ないかと調べています。

…ですが、皆さんそこまではしないのか、そういうブログが全く見つけられません><;
「PWR」スイッチは押した感じモーメンタリ式なのでアイドリングストップのスイッチと同じだと思うんです。
ならそこにリレーをつければ、毎回「PWR」モードになるんじゃないかなーと考えた訳です。

とりあえずステアリングを簡単なところまでバラして見ました。

1.バッテリーのマイナスを外します。

2.ステアリングの裏にある穴に丁度いい太さの箸を穴に差し込みます。
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※3箇所あります。左右と下。

3.すると真ん中の何かが外れてくるのでそっと受け取ります。
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※中央の線が短いので注意。
※赤丸内がPWRスイッチ。その付近から青い被覆に守られた配線束が出ています。

4.写真ではステアリングが180度回転した状態なのですが、左に「PWR」スイッチがあります。
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その付近から来ている配線に求める線が来ているはずだ!と睨んで、青い被覆線の先にあった黒いコネクタを外してテスターで1穴ずつ調べたのですが(テスターのピンを挿してPWRボタンを押す、の繰り返し。)発見出来ませんでした。
まぁ軽く調べただけなので見落としもあると思いますが。

なお左の青い被覆からは6本の線が出ており、そのうち3本は直接黒いコネクタに刺さり、残る3本は別の被覆内に入っていたので、複合的な接続になっている可能性もありますね。
今日は時間切れになってしまったので後日もう少し調べたいと思いますが、
もし情報を持っていらっしゃる方がいましたら是非ご教授をお願いします!m(_ _)m


もしくはPWRスイッチ周りをバラした方がいましたら、是非「配線色」を教えてください。写真があればなお嬉しいです!よろしくお願いします。
Posted at 2021/03/22 18:51:35 | コメント(0) | トラックバック(0) | ハスラー | 日記
2021年03月09日 イイね!

アウターハンドル交換(異車種流用)【後編】

楽しい楽しい工作のお時間がやってまいりました(笑)

なお100%我流でのやり方、そして「いいかげん」な方法なので真似はしないでくださいね~(汗)責任は負えませんので。


ということで、まずはハンダゴテをネジ受けに挿して温めます。
そうすると樹脂が柔らかくなるのでネジ受けが簡単に取れます。

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そうしたらカッターとラジオペンチで邪魔な樹脂を少しずつ削っていきます。
全部を割ってしまわないように慎重にいきます。

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あらかた削り終えたら少しだけホットボンドを垂らして、ネジ受けを置いてみます。
こうやって正しい見本が横に並べられると作業がはかどりますね~(^^)

って、上下方向が全然違った(・・;)

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さらに樹脂を削り、またホットボンドを垂らして場所を決めていきます。
こんなもんかな?
定規で上下左右の幅を測りながら、ホットボンドを垂らして固定していきます。

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わかりやすいようにボルトを挿してみました。
カメラの画角?のせいか少し斜めに写っていますが、まぁこんなもんではないでしょうか。。

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一度ドアに当てて穴位置を確認してみます。

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バッチリですね♪(^^)
こんな感じで反対側のハンドルも加工しました。


ただ、ホットボンドなので強度があまりありません。
固定は他の場所の樹脂が車体とカチッと噛み合うツメの力と、このボルトの固定だけになるので、少々心もとないのは仕方ありません(汗)
出来ればプラリペアでネジ受けをガチガチに固定するのがいいと思うのですが、とりあえず「出来るかどうか」を知りたかったのでいいとしましょう(笑)
不具合が出てきたらプラリペアで固定します。


ちなみに前席ドアはぽん付けでした!
ただし施錠スイッチがあるので、それだけが大変でした…orz

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このツメがなかなか外れてくれませんでした。。
ムリにこじるとロックしているプラが割れてしまいます。
そうするとスイッチの固定が甘くなるので多分よろしくありません。
気をつけましょう。

以上です(笑)
前席は本当にそのまま交換しただけなので写真もコレしかありませんw




さてさて。残るはバックドアのハンドルですね。
まずはバックドアの内張りをサクッと取ります。プラピン数個で止まってます。
取り外すとすぐに見えます。

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ロックワイヤーと施錠スイッチの配線かな?
私の車はバックカメラ非装着車なので単純です(^^)


取り外せたので比較たーいむ。

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うん。
全く同じだ(笑)
(綺麗さで言ったら取り外した私の車のほうが負けてる…orz)


裏側もチェック。

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ワイヤーのロック機構も、操作方法も、そして施錠スイッチの取り付け方法も、全てが同じでした。

なので逆の手順で取り付けをして完了しました!!




ということで終わりました~♪
それでは見た目のチェックと参りましょう(笑)


横。
こうしたかった!!
ドアハンドルが同色だとパッと見でわかりにくく(私は)不便でした…。
比較。(上がAfter。下がBefore)
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斜め後ろ。
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後ろ。
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色合いを考えると、後ろは替えなくても良かったかなぁ~?
でも見やすくなったので使い勝手の点では非常に満足満足♪

だんだん私好みの車に仕上がって参りました(笑)
仕事車なのにw
Posted at 2021/03/09 08:56:12 | コメント(0) | トラックバック(0) | ハスラー | 日記
2021年03月07日 イイね!

アウターハンドル交換(異車種流用)【前編】

ドアハンドルを交換したくて、でも純正は高そうだったし。
ということでヤフオクで異車種のドアハンドルを安く購入したので、流用していきたいと思います(^^)

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購入したのは「新車外しワゴンR」のアウターハンドルです。
色は白。
完全に見ただけでポチりました(笑) しかもなんと5,000円!
同じスズキなのでどうにかなるよね~?という甘い考えです。
適合確認?ナニソレ?オイシイノ?

ついでにもう一つ購入しました。

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同じくワゴンR(HH55S)のバックドアアウターハンドルです。
こちらもヤフオクでポチりました。
なんと600円です!

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色はパールホワイトなのでキラキラしていますが、ドアのアウターハンドルとは並ばないのと、どーせ汚れr(ゲフゲフ)ので多分気にはなりません。

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ドアのアウターハンドルのアップ。
メチャクチャ奇麗です(*´Д`) さすが新車外し。
てか新車外しってなんでなんでだろ?私と同じように「気に入らない!」という人がDIYで交換したのかしらん?
どちらにしても、おかげさまで私も交換出来るので感謝です(笑)


ということで早速バラして行きましょう~♪
天気がいいので気持ちよくバラせます(笑)

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内張りはネジ2つと、後はいつものピンが刺さっているだけなので、バキバキと剥がしていきます。

はい取れました♪

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中を覗き込むと、
固定ボルトが2本と、ロックを動かすためのロッドが見えますね~。

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ロッドのアップ。
軽く固定されているだけなんですね。

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ロッドを押さえているカバー?をカコンと外します。

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そうしたらその奥にあるボルトを慎重に外し…

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はい落とした~(¯―¯٥)
ここで落とすと写真のようにブチルゴムで覆われたビニールを大きく剥がさないと拾えないところ(ドア内側の一番下)まで転がり落ちますので注意しましょう。

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ロッドとボルトを外せばこの様に外すことが出来ます(^^)
あ、これは後部ドアは施錠スイッチの配線がないので簡単なダケです。

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さてさて。
お待ちかねの比較タイムです!

表側から見る分には、全く同じに見えますね♪

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裏側。
ドアに引っ掛ける部分は共通そうです!
ロッドを挿す部分も同じっぽいです。これは!

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側面から。
ここも同じみたいです♪

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さらに内側。
あ。違いを発見。
ネジ受けの部分が異なりました。

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ハスラーのは正面を向いてますが、ワゴンRのは斜めになっています。

よく見えるように拡大。

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向きと、左右の位置が…。結構違いますね(汗)



さーて。ここからが本番です!(笑)
後半に続きます♪
Posted at 2021/03/09 08:56:28 | コメント(0) | トラックバック(0) | ハスラー | 日記

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何シテル?   06/28 19:32
ニノミです。よろしくお願いします。 「いつかはクラウン」がBMWになってしまいました。 →おじいちゃんにぶつけられて廃車に(T . T)2019.9 →同じ様...
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