分解する手順も分からないので、まずはそこから。
まず交換したいのは「
カムシャフトセンサー」というもの。
これはエンジンの上の方にくっついている部品だそうで。
それに部品の販売ショップに適合を問い合わせたら「同じものが4つ必要」と返ってきたので「同じものが4つもあれば探しやすいでしょう!」と思ったのもあります(笑)
で修理の手順書でもないかなーと探していたところ、以下のサイトが参考になるとの先人たちの記録を発見。
・RealOEM.com
・tis.bmwcats.com
どちらも非常にマニアックなサイトでして、RealOEMの方はなんとパーツNOまで記載があります!!(価格もw)
惜しいのは「分解手順」や「部品の場所を示す画像がない」ところでしょうか。
でもどこで使用している部品なのかはおおよそ書いてあります。
まぁ1つ判明すれば、同じ形の部品を探すまで、と気楽に行きます(^^)
以下の画像はRealOEMのものです。
「6」が「カムシャフトセンサー」とありますね。
数量も「4」とあるので、コレに間違いないみたいです。
それと今さらの判明ですが、当然パーツ番号も購入した部品と一致していました。
(ショップの方、適合確認作業ありがとうございましたm(__)m)
ただ、見ての通り4つの場所は書いてありません。惜しいです。
とりあえずエンジンを開けて確認しましょう!
エンジンカバーやエアクリボックスは既に外してあります。
ありました。
赤丸で囲ったところに片側2個ずつ、比較的隣同士くっついてネジ止めされてました。
てか、また奥の方…orz
以前プラグ交換の時に最奥のプラグで四苦八苦して腰を痛めたというのに。更に奥やん。。
むぅ。嘆いていても仕方ない。まずはやりやすそうな右前部(左の赤丸)から様子を見ていきます。
【車両右前部】
赤丸内がカムセンサー。
いきなりコネクタを外した写真ですが。
このコネクタは簡単なロックで固定されているだけなのですが、とにかく手が入らないので外しにくかったです。少し手前に傾けて、優しい力加減で抜く感じです。(無理に引き抜くとコネクタが破損するので注意。)
ここまでこれば、あとはT20くらいのボルトを外して、センサー本体を引き抜くだけで交換出来ます(^^)
でも注意が1つ。
カムセンサーの根本にゴムリングがあります。おおよそカムの円柱にくっついてくるか、エンジンブロックに残るかと思いますが、中途半端にくっついて来る時は落とさないように注意です。ここで落としたら拾うのは大変です。
【新旧比較】
左:古いもの。 右:新規購入のもの。
(真ん中上の緑円がゴムリングです)
形状がかなり異なっています。
間違えて購入したのかと思い、ちょっと焦ったので、取り外したセンサーのパーツNOを確認して検索。。。うん。これで間違いないです。
ネジの穴の角度やコネクタの角度、センサーの長さは当然全部一致します。
なお白いマーキングは私が書いたものです。新旧が分からなくなると思って新しい物に付けておいたのですが、これだけ形状が違えば絶対に間違えませんね(笑)
ちなみに作業風景はこちら。
ソケットに延長をつけて、さらに角度変換のソケットを付けています。
全体風景。
届かないので青色の延長を付けてのロング仕様でボルトを回していました(笑)
これくらいしないとホント届かないんです。しかもボルトは見えない。
最初はインパクトで緩めようと思ったのですが、意外にもT型ドライバーだけで緩みました。
熱もかからないセンサーなので外れやすかったのかな?
とにかく、これで片側は終了です。
・・・・・気が重い反対側もやっていきましょう。
で。
写真なんて取る余裕もなかったですyo!(爆)
とにかく手が入らない!全くです!
で結局は「室内用エアクリBOX」一式全部外しました!
(フロントガラスの一番下にあるBOXです。左右に1つずつクリーナーがあります。)
写真では助手席前のBOXだけ外しています。(赤枠内)
最初の写真と見比べると無くなってるのがわかりやすいです。
これを外してなんとか部品が見えるレベル。けど上から手は入りませんでした。
プラスターミナルの赤いカバーの下から手を入れるのがやっとです(汗)
赤枠内に白い点があるのが分かりますか?
新品にマーキングしたものです。(写真は交換後に撮影)
アソコにあります。
拡大。
上の白い点の付いた部品の、さらに下に白い点があると思いますが、アレが2個目です。
上から指も届かないくらい深い位置にあります。
この2つのセンサーを外すだけで2時間くらいかかりました。
だって上からは指も届かない遠い距離にあって、しかも車体前部からも指二本くらいしか届かないんですよ?
一体どうやって外せというんでしょうか…orz
結局はコネクタを外すのを諦め、車体前部から外せないコネクタの隙間にマイナスドライバーを軽く差し込み、同時に上からはロングドライバーでセンサー自体を少しずつ回転させて外しました。
センサーは意外にも軽く回転します。引き抜きにくいので余計に意外だったのですが、回転方向はスムーズに動きます。
なのでボルトを外したセンサー自体を少しずつ回転させ上に動かしていく作戦です。
ここでも注意。ゴムリングが付いてきます。落とすと大変なことになります(笑)
ゴムリングも新品交換ならまだいいのですが、私は継続利用なので落とせないのです。
ちなみに、下の方のセンサーは、上のセンサーを外し、新しいのを差し込んでおき、それから外しました。
これは上のセンサーのコネクタが邪魔なんです。少しでも場所を作らないと指が入りません。
両手作業になりますが、左右の手と指を同時に違う方向に動かす作業になりました。
・・・そういうの苦手じゃなくてホント良かった(汗)
苦節4時間!!!
なんとか交換作業が終わりました…orz
見える部品でこれだけ疲れる&時間がかかるとは思いもしませんでした~。
で!早速エンジンをかけたい!うずうず!
外してあった部品を軽く戻しただけ。一応エアクリセンサーや他のセンサーは接続しました。
ドキドキの瞬間です!
エンジンかかったぁ!!!(歓喜)
でも写真じゃなにも伝わらない!(笑)
アクティブステアリングのエラーメッセージが出ていますが、これはバッテリーを外すと必ずでるエラーなので関係ありません(^^)
今はエンジンをかけて5分もすれば勝手に補正されて消えます。
ほかにエラーなし!!エンジン警告灯も点いていません!
無事に交換できたみたいです♪
いやっほぉい!♪
アクセルを軽く煽っても特に異音もなく吹け上がります。
今の所エラーも表示されません。
ただ、なんだか音が変わったような??あ、エアクリが適当に置いてあるだけだからか(汗)今はフオンと軽い音になってます。ブオンではありません(笑)
ただし先日のエンストやアイドル不安定の原因がコレだとは限りません。
交換したいセンサーはあと1つあります。
それとエンジン始動せず、という現象はセルモーターを交換しないと不安です。
てか買ってしまったのでどうにかして交換しないと勿体無いです(汗)
今回購入した部品と金額を参考までに掲載しておきます。
・カムセンサー1個7,450円x4=29,800円(今回交換したもの)
・クランク角センサー1個9,270円(未交換)
・送料600円
・消費税3,174円
合計42,844円
・BMW5シリーズ他 2.1KWスターター(BM-S13)32,400円(未交換)
※純正は1.7kwみたいですが手に入りにくいみたいで、適用確認で勧められたのが2.1kwの強化型でした。
(送料無料)
合計32,400円
総合計:75,244円
部品代だけでコレですからね。
もちろんプロに頼めば工賃は発生しますし、そもそも社外品じゃなく純正を利用するハズなのでもっとお高いでしょう。(OEM品でとお願いすれば別でしょうけど)
今回のは「OEM、または優良メーカー製」とあったのですがこの価格でした。
で。
この1回の作業で疲弊してしまったので今日はここまで(^^;;;
クランク角センサーはどこにあるんだろ~。
まずは存在位置を確認しなきゃ~。
多分下から潜っての作業になるんだろうなぁ~。
そうなるとアンダーカバー外さなきゃいけないんだろうなぁ~。
アンダーカバーってめっちゃ丁寧に取り付けてあるよなぁ~(汗)
まーた持ち上げるのか…油圧ジャッキが素直に入らない車なので不便だよなぁ~。
↓こういうの考えようかな。。
低床タイプ用カースロープ
ああ、でもこれに載せようとすると車庫に収まらない…orz
(バック駐車で後ろが壁。前がシャッター。頭が出ると閉められない。)
しかも梅雨に入ったから無理だー。
あ、バックで乗せればいいのか!
木でこういうのを作れば安いし(^^)
家のどこかに角材は落ちてそうなので探してきます♪