KICKER TCWC104  

KICKERの25cmサブウーファーの中で一番安く一番小さいが、KICKERの凶暴さを内包する、フェルトの皮をかぶった何か別のシロモノ。
フルゲインでも音割れしにくく、ポテンシャルは結構高い。
ただし、ゲインと音量に注意しないと自分のように内耳を痛めるので注意！
車内で聞く分には十分っていうか、むしろ過剰寄りなのでは・・・？

ベースやギターの低音がとても心地よく聴こえる。
太鼓などはダイナミック感溢れる低音に。

一番安いからエンクロージャーはペラペラなのかなーと思って触ってみると、フェルトの内側に硬く重くガッチリとした物体が・・・。
あっ　これ、コストダウンを重ねに重ねました～とかそういうのじゃない、本気の造りだ！
なるほど専用エンクロージャー込みでこの値段はおかしい。こんなモノが存在したのか・・・。
KICKERはガチ。

しかしこれ、良い物なのにネット上での評判やレビューが全然無い。
おそらくこのサイズを選ぶ人は国内メーカーを選びがちなのと、
最初からKICKERを指定する人は大抵低音マニアだから、
もっとデカいサブウーファーを導入したがるから、じゃないかと予想。
ある意味すごくレア。

pioneerのGM-D7100との組み合わせでプロショップにて施工。
ナチュラル系のセッティングでお願いしておいたので、大体の曲でオールマイティに鳴らせる。
しかし、クラシックとジャズとの相性が特にいい模様。