ドイツには何回か行っておりますが、いつもドイツともうひとつヨーロッパのどこかの国に寄るようにしています。前回はオランダに寄りました。今回はなんとなく今までに行ったことのないパリに行ってみたくなり、帰りに寄るようにフライトプランを立てました。ただパリは2年ほど前にテロ襲撃事件があったり、行く直前の5月にもオペラ近くで事件があったりしましたので、なるべく慎重に行動するように注意しました。外務省の渡航安全メールにも登録しました。現地でWifiが使えれば、携帯にメールが届きます。
ちょっと話がWifiに飛びますが、最初WIFIルーターを空港でレンタルしていこうかと考えましたが、自分の携帯はSOFTBANKなので、海外定額プランが使えることを知り、それを使うことにしました。現地に着いたらローミングをONにするだけで、自分のスマホでネットワークが使えます。妻はタブレットを持っていましたので、それをテザリングするようにもしました。10日間の利用料はWIFIルーターをレンタルするのとあまり値段差がありませんので、窓口に行ったり返したりの手間や、旅行中も充電したり、持ち歩いたりすることを考えたら自分のスマホでそのまま使える方が大変楽でした。
<ドイツ・シュツットガルト中央駅>
さて、シュツットガルトでレンタカーのBMW 540iXツーリングを返却して、翌朝中央駅からドイツ国鉄のICEでパリに向かいました。同じ路線をフランス国鉄のTGVが走っており、妻はTGVに乗りたかったようですが、予約をする段階でフランス国鉄のHPよりもドイツ国鉄のHPの方がなんとなく馴染みがあったので、ドイツ国鉄にしました。シュツットガルト発、カールスルーエ、ストラスブール経由のパリ東駅行きです。約3時間の乗車です。
<ストラスブール駅>
途中カールスルーエに止まった後、フランスに入りました。ここまでは時速何キロで走っていたか、電光掲示板は見ていなかったのですが、ストラスブールを出発すると、速度がどんどん増していくのが体感的にわかります。
<車内モニタ>
ここで車内の電光掲示板と言うかモニタを見てみると、時速310km/h以上で走っています。刻々と速度が変化するのですが、見た中では最高は317km/hだったと思います。
<パリ東駅>
パリには中央駅が3つあって、ドイツからの列車はたいてい東駅に到着するようです。乗ったICEの中に食堂車もあったのですが、混んでいたので、食事は出来ずに、お腹が空いていたので、まず駅のカフェで昼食を食べていくことにしました。ツアー旅行ではないので、こう言う自由に時間が取れるのはいいのですが、初めての国なので要領がわかりにくいのは難点です。ましてはフランス語はさっぱりわかりまへんので、カフェレストランでも大阪弁で誤魔化します。(笑)
<ホテルメルキュール>
スーツケースが2つあったので、東駅からタクシーでホテルへ向かいます。今回はフランス系のホテルチェーンのメルキュールホテル パリオペラルーブルにしました。写真ではホテルがわかりにくいですが、短パンのおじさんが立っているところがホテル玄関です。ホテルは事前に自分で予約したのですが、パリにはいっぱいホテルがあり、どこが良いか迷いましたが、何十年か前にフランクフルトかミュンヘンか忘れましたが、一度メルキュールに泊まったことがあり、洒落たホテルの記憶がありましたので、メルキュールに決めました。パリ市内にも何店舗かあるようですが、比較的便利そうなオペラの近くにしました。
夕食まで時間があったので、ホテルチェックイン後にチュルリー公園まで歩いて行ってみました。パリ市内の交差点は3差路や5差路が多いので、建物の形も船の先のようになっている建物が多いですね。
<ギャラリーラファイエット>
デパートのギャラリーラファイエットにも寄ってみました。華やかな店内ですね。
お腹が空いてきたので、夕食にすることにし、適当なビストロを探していたのですが、ホテルの界隈は日本食レストランが多くあります。日本食レストランが多くても日本人はほとんど見ません。入っているお客さんはフランス人ばかりです。(笑)
<レストラン アツアツ>
アツアツと言う如何にも日本食的な店名のお店があったので入ってみました。折角パリに来たのだから、ここは本場のフランス料理と行きたいところですが、一週間ほどドイツ料理ばかりだったので、なんとなく日本食が恋しくなりました。(笑)
お好み焼きに焼きそば。ウーロン茶と一番搾り 完全に日本食です。(笑)
お好み焼きは関西風と広島風の2種類がありました。頼んだのは関西風で豚玉です。隣の席でフランス人の女の子同士がたこ焼きを頼んでいたので、それも美味しそうだったので追加で頼みましたが、これもいけました。このお店のウエイトレスが如何にもパリジェンヌらしいかわいい人だったです。
次の日の土曜日の朝です。ガラガラですね。この日はバスツアーに申し込みました。集合場所まで歩いて向かいます。日本人向けのバスツアーです。この集合場所に来て初めて日本人を見掛けました。市内歩いていても日本人はあまり見掛けません。
<凱旋門>
午前中は市内観光です。凱旋門はバスから眺めるだけでした。この日は霧が出ていてあまり見通しが良くありません。
<エッフェル塔>
エッフェル塔ではバスから下車しますが、登れるほど滞在時間はありません。下から眺めるだけです。でも生憎の霧でてっぺんが見えません。
<サクレクール寺院>
つづいてモンマルトルの丘へ向かいます。丘の上まではケーブルカーで上がります。
<モンマルトルの丘>
振り返るとパリ市内が一望できますが、霞んでいます。
<オペラ座>
午前中で一旦、市内観光は終わります。また適当にランチを探します。この時間になってやっと晴れてきました。
<ベルサイユ宮殿>
午後はベルサイユ宮殿観光にバスツアーで出掛けます。今回パリに行ってみたかったひとつにベルサイユ宮殿があります。
うーーん立派ですね。
美術のことは詳しくありませんが、素晴らしい作品と言うことはわかります。
天井の壁画もすごいですね。
ベルサイユ宮殿の庭園も見てみたかったのですが、ツアーに含まれていなくて、別行動でしたが、時間がなかったので断念しました。次に来る機会があればぜひ庭園は見てみたいですね。
夕方6時ぐらいに市内に戻りました。この日はフランス料理のビストロに入ってフランス料理を食べました。
<地下鉄メトロ>
次の日、最終日ですが、この日はホテル近くから地下鉄メトロに乗って、ルーブル美術館へ向かいました。チュルリー公園の端にあるので10分ほどです。
<ルーブル美術館>
ベルサイユ宮殿ともうひとつ行ってみたかったひとつのルーブル美術館です。ここも広いですね。全部見て回ろうとすると3日ぐらい必要です。なので、ガイドブックに載っているお目当てだけを目指して簡単に見て回りました。
ここも天井からして立派です。
<サモトラケのニケ>
うーんなんか有名な彫刻のようです。ルーブルに行ってみたい気は大きいのですが、先ほども書きましたが美術や作品には詳しくありません。<泣>
<ミロのヴィーナス>
これは有名ですね。あえて後姿を写します。
<モナリザ>
すごい人だかりです。引きの写真ですが、実際は近くまで行ってみました。あまりにも人が多いのでじっくりと鑑賞出来ません。しょうがないですね。
ものすごい大きな絵画が展示してあります。
<ナポレオン1世の戴冠式>
モナリザの絵と違って、こちらは大きいのでじっくりと見ることが出来ました。
<2階カフェ>
お腹が空いてきたので、カフェでランチにします。2階テラスにテーブルがあるので、そこに座りました。
ルーブルの中庭を見下ろせる贅沢な眺めでランチが出来ます。
<セーヌ川>
もっとルーブル美術館を見学しときたかったのですが、フライトの時間がありますので、そろそろ荷物を預けているホテルへ戻ります。その前にセーヌ川のほとりを歩いてみました。
<エールフランスラウンジ>
ホテルからシャルルドゴール空港までタクシーで向かいました。エアラインは羽田行きのJALですが、エールフランスのラウンジが使えます。エールフランスのラウンジは初めてです。白ワインも頂きました。
帰りはジェット気流に乗るかして11時間30分ほどの飛行です。翌日の午後3時頃に羽田に到着しました。国際線ターミナルから専用のシャトルバスに乗って国内線ターミナルへ向かいます。妻は伊丹行きへ。私は女満別行に乗って今回の旅行を終えました。
今回は少し長文になりました。これで旅行記を終わります。