従来、GP505VDというVICSナビを使ってきた。
しかし、首都高の路線拡充や新東名の開通などで 「日常的に、どっちの道が良いか❓と突き詰められる」という問題が浮上してきた。おりしも 並行して「渋滞回避ナビ≒VICS WIDE」が解禁され、去る6月、新兵器G1000VDが登場し、安堵した。
問題解消と思った途端、新たに 幾つかの疑問が浮上。いわく、「新旧ルート比較画面が出ない❗」「渋滞回避レベル・高中低とはなんぞや⁉」
さらに、「トリプル衛星で1.8倍」問題が勃発した。
宣伝では「トリプル衛星で捕捉数が約1.8倍になる」らしい。しかし、測位能力も1.8倍になると思えば、難しいだろう。じゃあ、調べてみよう。
このG1000VDは トリプル衛星。GPSに、 みちびき、グロナス(ロシア衛星)と3系統の測位衛星が使える。しかし、このグロナスは、GPSと様子が違う。Wikipediaによれば、GPSは 水平誤差は約10mという。グロナスは 約50~70mという、実に おおらかな…ま、いい加減な…(中略)
で、・みちびきをoff・グロナスもoff・GPSはonだけ で走行した結果、捕捉した衛星数は8~10 だった(自作アルミテープ アンテナ付き)。もちろん、測位がロストなど全く心配ない。 …明日は、みちびき を追加する。
(GPSはoffにはできない。必修科目なのです。グロナスだけで やったら 面白いが…)
明日に続く。
2016.11.16
GPSのみでの捕捉数は8~10個。(添付画像は、10個)
また、みちびき は、測位能力は水平誤差は、1m以下。優秀だが一日8時間しか捕捉できないらしい。つまり、GPS+みちびき だけで十分に正確に測位能力がある、と判断した。
【グロナスの使い方】
GPS+みちびき だけでは能力不足な地域は、山間部(谷あい)と都心の摩天楼。
国土地理院の調査では、銀座築地辺りでは、GPSで約40%、GPS+みちびき で約70%で有効らしい。
つまり、グロナスの助太刀が必要らしい。
【まとめ】
①測位計算に使う衛星数は 4個。だから、地方都市 大都市郊外 平野部などは、GPS+みちびき で最も高い測位能力になる。(グロナスが混ざると、逆にマップマッチングに支障がある。)
②一方、摩天楼 谷あいなど衛星捕捉数が不足する地域は多少、平均能力低いのを承知で3系統をフル活用するのが良いと思う。
2016.11.29 加筆
グロナスの位置精度は、いい加減 と書いたが、毎年精度は向上しているらしい。(海洋大学の論文)
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2016/11/16 18:59:57