5月4日。
前日も天気はよかったのですが、風が強かった。
当日も快晴。風は前日より少し弱いかなレベルで、いい日になりそうな予感です。
閑話休題。
ワタクシのハンドルネーム「ブラコウジ」の意味
NHKで放送している「ブラタモリ」からいただき、街ブラを得意とするタモリさんのようになりたいと願うオマージュから命名しました。
てなワケで、「ブラタモリ」で紹介されていた場所に行くことに。
さて何と読むでしょう(^^)/

正解は「めのと」で、長崎市街から直線約5km少し北にある街です。
タイムラインに上げればウケ狙いになるかなと思いましたが、特に反応なしorz・・・
ちなみにココで出会った女性は、コンビニの店員さんお二人だけでした(>_<)
話を変えて・・・
再び市内に戻ります。
今回の旅のメイン、池島へはフェリーを使って行きますが、予定している出航時刻は12:44瀬戸港発、市内からおよそ1時間半程度で行けますので、1時間強の空き時間があります。
そこで、出島和蘭商館跡に行きました。
江戸時代の出島の史跡ですが、当時の街並みを再現した、体験型の施設もあったり、タイムスリップした感じです。
そこで砂糖が保管されていた蔵「一四番蔵」で、本当に甘い香りがしてきたので何かと思えば、
なつかしの綿あめ作りの体験があったので購入。100円也。

出島を再現したジオラマ「ミニ出島」があったり、

建物の内部なども再現されていてなかなか充実した施設でした。
時間もいい感じになったため、瀬戸港に向けて出発。
国道202号線、海沿いの道で気分は高揚♪
12時過ぎ瀬戸港到着。
近くに町営駐車場があり、そこに駐車して僕だけ島に渡ります。
尚、池島に行くルートは、今回の僕のルートの瀬戸港発のフェリー(1日6便・約30分)と高速船(1日1便・約10分)の他に、
・神浦港(こちらは長崎市寄りの港)発の地域交通船(1日5便・約15分・12人乗りの人のみ乗船可)とフェリー・高速船(各1日1便・フェリーは約27分、高速船は約10分)
・佐世保港発高速船(1日2便・約58分~67分)
この時間帯のフェリーを選択したのは、もうひとつの理由がありまして、
「長崎さるく」を利用した炭鉱坑内体験ツアーを申し込みしたためです。
ガイド開始が14:15から、池島到着が13:14頃、ガイド開始まで島内の散策をするためです。
尚、「長崎さるく」についてはコチラの公式サイトがあります。
https://www.saruku.info/
池島到着。

もとは炭鉱として栄えた島で、九州最後の炭鉱として2001年の閉山まで高品質の石炭を採掘していたとの事。
閉山後はベトナムやインドネシアから研修生を受け入れ、炭鉱技術の研修施設としても機能していたが、現在はこれらの施設は炭鉱として機能しないで、「坑内体験ツアー」として観光客を受け入れている。
人口は約140人、最盛期には7700人を超える人が周囲4kmの島に居住していたとの事(池島活性化会議発行の池島ウォークマップより)。
居住は高層アパートが主体で、現在は殆どが空き家となり、廃墟となっている。
長崎の炭鉱として有名な島は他に、端島(通称「軍艦島」)や高島などがあります。
今から9年前には軍艦島に行った事があり、その時の衝撃は今でも忘れません。
そんなインパクトのあった軍艦島の他にもある、炭鉱として栄えた島。
池島も「ブラタモリ」で紹介されていた島で、いつかは行ってみたいと思っていました。
島に到着してすぐに目に入るのは、今でも居住されている公営住宅。

そして、炭鉱の面影色濃く残す貯炭場、ジブローダー(貯炭場に運ばれた石炭をレールの上を移動しながら掻き寄せてベルトコンベアーに積み込む機械)など。
こんな立派な設備があっても静かな島内。炭鉱は閉山しています。
しばらく島内の散策。
しばらくして声をかけられました。
「あの~、カメラで写真撮ってる姿を撮影してもよろしいでしょうか?」
「ええ、どうぞ♪インスタ映えしない絵面(えずら)のオッサンですけどw」
なんて言いつつ、旧発電造水施設前で写真撮影。
しばらく経って振り返ると、相手が持っていたのは、カメラはカメラでも業務用のビデオカメラでした(''◇'')ゞ
すると突然インタビュー開始
「どうしてこの島に来たのですか?」
僕はとっさに
「廃墟とか工場萌えとかが好きで、以前軍艦島に来たことあるのですが、池島の紹介したテレビ番組があって、いつか来てみたいと思って来ました」
みたいな事を言ったと思います。
しばらく色々な質問を約5分間。
「この池島はいかがですか?」
「ええ、天気もよくて最高です♪」
話を聞くと、フジテレビ系列で放送されている「めざましテレビ」の取材で来たとの事。
地元の人しか知らないような絶景スポットなどの紹介をするコーナー「ココ調」でインタビューを受けたのです(^^♪
どうやら9日放送予定みたいですね(・´з`・)
そうこうしていると、坑内体験ツアーの集合時間に。
炭鉱として操業されていた頃のビデオを見て、ヘルメットとヘッドライトを着用し、トロッコ人車のある場所まで移動。
ちなみにこの時間帯で20人くらいは参加してたと記憶しています。
池島炭鉱は比較的機械化の進んだ近代的な炭鉱だったようで、採炭機ドラムカッターなどを使い採掘してましたが、
海外の安い石炭(池島産は1.5万円/t、輸入物は0.5万円/t)と、火力資源が石油に代わったこともあり、やむなく閉山したようです。
このあたりの説明はワタクシより、ネットでググると色々出てきます('◇')ゞ
約90分間の坑内体験ツアーも終了し、次の乗船予定のフェリーまで、島内の南側を散策。
南側の殆どが高層アパートで、社宅が密集していますが、現在はほぼ空き家、廃墟となっています。
その中でも一番有名な「8階建て社宅」に行きました。

このアパートにエレベーターは無く、この写真だけ見たら、「仕事で疲れて8階まで登るのは酷だ!」と感じますが・・・

出入口が反対側の4階と5階の踊り場にあるので、最大でも4階相当の移動しかしない構造になってます。
ブラタモリ流で言えば「高低差を利用した建物」です(・´з`・)
工場ではお馴染みの挨拶も看板に。
今は立入禁止になっている第2立坑の前にある女神像を真正面から捉えたかったのですが・・・
望遠300mmでココまでが限界でした((+_+))
食料品小売センター前まで行くと、大分県由布市からカップルで互いのバイクに乗ってツーリングに来た人たちと立ち話。
たわいもない話でしたが、見知らぬ土地でこういった時間も充実した時間です。
フェリーの出航まで時間が迫ってきたため、運よくやってきた島内のコミュニティバスに乗車してフェリー乗り場まで。
島内100円均一。
運転手さんともたわいもない話をしながら。
17:00フェリー出航。
瀬戸港到着後、再び長崎市内に向かう。
目的は、本場の長崎ちゃんぽんを食べるため(^^)/
長崎新地中華街到着。

るるぶで案内されていた「蘇州林」に決定。

有名人気店ということもあり、約30分ほど待つことに・・・
ちゃんぽんとチャーハン、長崎ご当地グルメ「ハトシ」を注文。
食事終了後、長崎ベイエリアで夜景撮影。
再び閑話休題。
この日イコモスが「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」につき、ユネスコに世界文化遺産登録が適当と勧告した旨のニュースがありました。
ほぼ確実と思いますが、そうなると長崎はますます観光客が増えることになりますね。
てなわけで、ふと思ったのが、大浦天主堂の夜景写真を撮影。
あわよくば愛車とのコラボを企み、行って撮影しましたが・・・

先にテレビカメラに占拠されてベストポジションの確保は出来ませんでした((+_+))
ついでに色んな夜景とコラボ。
長崎市べっ甲工芸館前
長崎市旧香港上海銀行長崎支店記念館前
グラバー園下

(以上、JPEG撮って出し)
ひと通り撮影して、翌日の佐世保バーガーを狙うため、出来るだけ近付くべく、道の駅西海まで移動。ここで2晩連続の車中泊(-_-)zzz
途中立ち寄ったコンビニで、やんちゃそうなバイクに乗った粋のかかったあんちゃん達のバイクのトラブルがあったみたいで、コンビニの店員にペンチを借りようとせがんでいた所で、僕の道具を貸してあげたり・・・
彼らは素直で挨拶はしっかり出来るヤツらでした(^_-)-☆
5日以降の予定は改めて・・・