映画「轢き逃げ-最高の最悪な日-」が先週の5月10日よりロードショーとなりました。
ワタクシ、この映画のエキストラ出演しました(^^♪
その時の話を書きます。
撮影日時は2018年(平成30年)4月28日。
時間ははっきり覚えてませんが、確かAM8:30頃集合だったと思います。
撮影場所は神戸六甲アイランド「アジアワンセンター」。

元P&Gジャパン(プロクター・アンド・ギャンブル・ジャパン株式会社)の本社ビルです。
集まった人は確か100人近くいたように記憶が。
年齢層、性別もも20代から50代までの男女様々。
まず助監督から挨拶があり、エキストラ参加について簡単な説明があります。
要はこの撮影内容を映画公開前にSNS拡散しないように、写真撮影禁止など。
次にエキストラの役説明です。
今回は
「大手ゼネコン勤務の年収1000万円超のエリート営業マン」w
ソレがタイトルの「
後藤和義」です。
ちょっとしたネタバレをしますと、
IDカードは何枚か作成されていましたが、種類は4種類くらいだったか?
一応男女の別で作ってましたが、男子が女子の名札を付けていたりもしますw
さて、簡単な説明を受けた後、いよいよ撮影場所に潜入!
ビルのロビーに入り、動きの説明等を受けます。
で、しばらく待機していると
「みなさんおはようございます。今日はよろしくお願いします」
とやって来たその人こそ
監督・水谷豊さん(''ω'')
ちょっぴり甘い香りの香水とともに、ラフな服装ではありますがとてもオーラを感じる雰囲気。
それだけでテンションあがっちゃいました(;^_^A
さて撮影。
出社して各フロアに向かう様子の撮影です。
このビルは吹き抜けで、上から見下ろす感じでカメラがセットされています。
ソコを数パターンに分けて沢山の人がエレベーターに向かう様子の演技。
何人かのグループに分かれて移動しますが、僕のグループに、この映画の主役・中山麻聖さんがいます(^^)
ただ・・・この時は演技でマスクを装着していて、まだ「主役」である事を知りませんでした(;^_^A
狭い場所から広いフロアに移動するため、若干満員電車のような待機になり、その際に中山麻聖さんの足を軽く踏んでしまいました(・.・;)
「すみません!大丈夫ですか?」
「大丈夫ですよ」みたいな事を言っていただき事なきを。
何パターンかの撮影の度に聴こえる水谷豊監督の「用意、スタート!」、「はいカット!」
実際の映画シーンでは、エレベーターに乗り込む場面を含め、1分程度しか流れませんが、この場面だけでも2時間近く撮影した記憶があります。
ここで一旦撮影終了で、再び外に出てグループ分けを行いました。
2グループにランダムに分けた後、1グループのみ残って新たな演技として場所移動。
その中に残る事が出来ました!(^^)!
次に移動したのは、このビルの25階(確か)。
オフィスフロアのセットが組まれています。
ここで俳優さんの紹介。
主役の中山麻聖さん、石田法嗣さん、黄川田将也さん他。
そこで色々なシーンが撮影されました。
・出社してデスクに座り、仕事をするシーン
・移動してコピーをするシーン
・プロジェクト受注で歓喜に沸くシーン
・轢き逃げ犯人が逮捕されたことを新聞で知った事で皆が動揺するシーン
(このシーンは映画本編で採用されませんでした)
ここでのちょっとしたネタバレを。
小道具は「使い回し」です。
映画本編ではっきり写ってないため書きますが、例えばファイルが数冊あり、そのファイルの中身は何年前の週刊誌の切り抜きだ?と思うような懐かしいモノや、ドラマ「遺留捜査」の使い回しか、捜査資料らしいものがファイリングされていたりと、コレを読んでるだけでも結構楽しめたりもしました(^▽^;)
この会社である「城島建設」の宣伝ポスターも中々粋な内容が書かれておりまして(内容は完全に覚えてませんが)、阪神淡路大震災で立ち直った事のオマージュが、ゼネコンの仕事と絡めたような内容で書かれていました。
コレがパソコンとフロアにある大画面テレビのスクリーンセーバーに流れています。
さて、事前の説明で撮影はまる1日を要すると聞いていましたが、ケータリングもありました。
東映営業部よりの差し入れとの事です。

「同じ釜のメシをみんなで食べる」ということで、監督、俳優さん、スタッフの皆さん同じモノをいただきました。
さて、カメラ好きのワタクシでもありますため、どんなカメラを使ってるのか見てましたところ、カメラ本体は確認出来ませんでしたが、レンズはZEISS製のモノを使用していました。
各シーンで聴こえる水谷豊監督の声。
静かではあるけどしっかり伝わるところはオーラとでもいいましょうか?
そんなこんなで撮影が進み、結局17時過ぎまで撮影されました。
エキストラ出演が初めての人もいますが、今回の撮影では、映画「のみとり侍」のエキストラ参加した人に会いまして、話を聞きましたら、朝の4時ごろ集合で、その後カツラ装着や着付けなどをして、もっと長い拘束だった話をしていただいたり・・・(◎_◎;)
基本エキストラ募集は、撮影1週間前くらいの募集が多く、決定連絡も前々日くらいにあればいいところです。
場所等も決定までは詳しく教えてくれません。
また、予め服装等の指定があり、小道具等は持参が原則ですが、特殊なものは用意していただけます。
そして、原則ボランティアとなりますためギャランティ(報奨)はありません。
今回は記念ノベルティをいただきました。

帆布のトートバッグで、"TEAM YUTAKA"のイラストロゴ入りです。
なかなか使い勝手がよくて、仕事の作業着入れに使用しています。
そんなエキストラ参加でしたが、映画がようやくロードショーで、舞台挨拶があるとなれば
「こりゃいかなきゃアカンでしょ!」ということで、12日に行ってきました。
挨拶の中で、中山麻聖さんが感極まったのか、声を詰まらせる所もあったりと、この映画に賭けた想いは、皆さん結構あったのではないでしょうか?
当初写真撮影禁止との案内がありましたが、SNSに拡散希望との事で急遽撮影許可が出ましたので撮影させていただきました(^^♪
では肝心の「後藤和義」もとい、「ブラコウジ」の映画出演はどうだったかといいますと・・・
自分の確認出来たシーンで2カット、
・出社シーンでフロアを歩いている
・コピー機前でコピーを待っている
ただ、
いずれも顔は見えませんでした(;´Д`)
さてこの「轢き逃げ-最高の最悪な日-」、映画のストーリーはネタバレになるため詳しく書く事出来なくて申し訳ございません<(_ _)>
ただ、地元神戸での撮影が殆どであり(ただし映画では「神戸」と言わず「神倉」となっている)、自分の知っている場所がスクリーンで観れた事は嬉しく、「神戸」の素敵な風景、街並み、ランドマーク全てが、水谷豊さんが好きになってくれた角度から余すことなく映像で観れた事にちょっとした感動を感じます。
是非映画も観に行って下さいませ(^^♪
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2019/05/13 22:41:46