
去年の夏休み突入前に、オフクロが軽度の脳梗塞にかかり、姉が帰って来るまで大人しく。
来てから突然関東まで迎撃して、ゴールド免許が消える取り締まりに遭ったりしてました(^▽^;)
今年はどこいこか考えてましたが、特に行きたいと思う場所も無く、とことん「寝盆(んな言葉あるか知らんけど)」に徹しようと思ってましたが、
ふと昔のクルマ関係の資料から、「タイムズETCサービス利用開始の案内」が出てきて、
「そういえば、今のクルマになってから変更してないな」と思いつつ、利用出来る施設を探していたら・・・
その前に、「
タイムズETCサービス」とは、ETC車載器を街中の駐車場等に利用出来るサービスの事で、以前はもう少し色々な施設の利用が出来てましたが、認知度が少ないみたいで縮小傾向・・・
ただ、珍しモノ好きの自分にとって、「あれば何か利用出来るだろう」と考えて登録していました。
話を戻し、このサービスで「ジャンボフェリー」の利用が出来るとの事。
神戸市の三宮の南側、新港第三突堤から香川県の小豆島(坂手港)経由で高松市を、4時間15分(小豆島経由無し)~4時間45分で結ぶ航路です。
思い立ったように変更届を送り、もし休みまでに間に合ったら、このフェリーで四国に入ろうと考えたものの、「それから次」が、なかなか思い立たず・・・(´・ω・`)
ふと思いついたのが、「猫の島」に行く事でした。
そして、「瀬戸内海 猫島」で検索して出た、香川県の男木島(おぎじま)に行く事にしました。
夏休みは11日の海の日から。
この日は非常に疲れて何をする気力も無く、ただ家でゴロゴロと・・・
あくる日のフェリー乗船も早い時間なんで
(※この後とんでもない誤解に気付く('◇')ゞ)、早々に寝ることに。
12日早朝。4時に目覚まし。
軽い身支度を整えて早々に出発。
フェリー出航が6時で、燃料補給も兼ねてちょうどいい時間に到着するだろうと。
フェリー埠頭到着。
ETC乗船は、受付にDSRCアンテナがあり、そこに停止するだけで、乗船と精算手続き完了します。
でも、埠頭にはクルマが少ない・・・(?_?)

何で?と、待合室に行くとその理由が・・・
休日ダイヤで8時出航だったのですw
平日の6時出航と勘違いした自分は、そこで無駄な2時間を過ごすことに( ;∀;)
この後の予定が大幅に狂ってしまいましたが、何とかなるだろうと考えたり(^-^;
時間は過ぎて、8時出航。

悔しいのが、小豆島到着が先の関係で、2等客室はすでに一杯になってます・・・
めげずにデッキで写真撮影とか色々と。
12時45分頃、高松港到着。
男木島行きのフェリーは14時出航につき、駐車場所と、せっかく高松に来たからと、うどんを食せる場所探し。
うどんを食べたが・・・正直言って、そんなにうまいと思わなかったので写真にも撮らず(ー_ー)!!
はっきり言う!この味だったら〇亀製麺のうまさとサービスが格段に上いってると思いました。
時は過ぎ14時前。
女木島(めぎじま)経由男木島行きフェリー到着。

約40分で男木島到着です。
ちなみに女木島は古来より鬼が住んでいたと伝えられており、別名「鬼ヶ島」と呼ばれているとか。
埠頭にこんなモニュメントがありましたw

14時40分頃男木島到着。
次のフェリー出航が17時につき、移動等を考慮して実質2時間弱の島内散策となりました。
(本当は2時間早く到着して島内でもう少しゆっくり出来ればと考えてましたが・・・)
実は予め男木島の猫事情をネットで調べてましたが、あまりいい事が書かれてませんでした。
ざっくり書くと、
テレビである写真家が男木島の猫を撮影した番組で、「猫の島」として有名になり、近年の猫ブームに合わせて観光客が猫目当てで押し寄せた。
マナーを知らない観光客の一部がキャットフードを与えたり、本来島民と当たり前に平和に暮らしていた在来猫と合わせ、捨て猫までこの島に来たりで、かなり数の猫が増えたらしい。
勿論、島民の皆さんすべてが猫に対して理解をしていたわけでなく、これを問題とした愛護団体が去勢手術を施した影響で、在来猫の生活を脅かす事になっただけでなく、猫の数は激減してしまったらしい。
在来猫の中には放し飼いされていた飼い猫もいたみたいだが、山の中に逃げて行った猫もあるらしい。
何とも皮肉なものです・・・
そんな事情を知ったうえでの、にゃんこに癒しを求めた俺(*'ω'*)
結果、出会ったにゃんこは10匹いたかなぁ・・・

どの子も「さくら猫(去勢手術をしたことがわかるよう、右耳に桜の花びらのようなV字カットをした猫)」でした。
ただ、人馴れしてるのか、近付いても逃げることなく、ごく自然に接してくれました。
男木島でのにゃんことのふれあいは残念な結果になりましたが、島としての観光では、違った面白さがありました。
「瀬戸内国際芸術祭」で、瀬戸内海の各島々で、さまざまな芸術家が自身の作品を発表、ここ男木島でもいくつかの作品がありました。
次回の開催概要です。→
http://setouchi-artfest.jp/
その中でも面白かったのが、「ONBA FACTORY(オンバファクトリー)」。
2010年に開催された瀬戸内国際芸術祭で、オンバ(乳母車)を芸術作品として展開したことがはじまり。
階段・坂道・細い路地の多い男木島は車の通ることが出来ない場所が多く、島民にとってオンバが大活躍します。
改装・リメイクしたオンバが、島内のあちこちで大活躍しています。
ココはカフェ併設の展示場で、当日カフェは休業していましたが、作品を見ることは出来ました。
島内を散策中にも、実際に活躍しているオンバを発見。

民宿前でソフトクリームを食べている時にやってきたお父さんの愛車。

予定ではギリギリ散策でしたが、あまりの暑さにダウンしてしまい・・・フェリー到着30分前にはすでにフェリー乗り場で休憩してました(~_~;)
17時頃フェリー出航、約40分後に高松到着。
そのまま高速道路を利用して帰るルートもありますが、最後までフェリーにこだわり、19時50分発の四国急行フェリーで宇野まで行き、帰宅。
わずか1日の旅行でしたが、日常のストレス発散には役に立ったかも。
特にフェリーを利用した移動が個人的に好きで、フェリー三昧の旅はのんびりと過ぎる時間にちょうどいい感じでした。
高速道路や鉄道を利用すれば陸路のみの移動で殆どの場所が行ける現在でも、フェリー航路はいつまでも残して欲しいと思います。
今回ようやく収穫したハイドラバッジです。

一番近くにある、いつでも簡単にゲット出来るバッジをようやくゲットしてきましたw