ヒョウンカなる人の投稿
(↓)を見て、
性懲りもなく、またくだらない妄想を書いていると思った。しかし、意外なことに、いろいろな方向に思いを巡らせることになってしまった。
アイドルストップ用バッテリー、延命装置は効果無しだった(泣)。4年半でオシャカです | 自動車評論家 国沢光宏 (kunisawa.net)
いつものように、誤字脱字が溢れていて(バッテーとは何だ?)読みにくいが、それはいい。思いを巡らせた内容を以下に書いておこう。
①アイドリングストップシステム(以下、ISSという)の非装着車両にISS用バッテリが搭載されているというのは、どういうことか
2018年11月のサンバー(ハイゼット)というので、箱タイプかと思ったが、バッテリの外装の状況から、それはトラックであろうと思われる。現行車では、トラックであってもISSが装着されるが、当時は非装着で間違いはない。
では、なぜM-42が搭載されているのか。
ヒョ氏はADASとの関与を述べているが・・・
スマートアシスト(以下、SAという)とISS用バッテリ搭載との相関は、私の頭ではなんとも結び付け難いのだが、ダイハツの乗用車において、ISSはSAよりも早期に標準装着されているため、SA装着車(ISS非装着)にM-42が搭載されている理由は不明となった。
そう思っていたら、先般、SA装着ISS非装着のタント、タフト、キャンバスが発売されていたことを思い出した。
それらのバッテリは? その答えは、M-42だという。
そうなのね。ヒョ氏の想像が正しいのかな。
②ISS非装着の車両にISS用バッテリを搭載するメリットは何かあるのか?
②-1:SAの稼動により多少の電力消費量増加はあると思うが、ISS非装着ならエンジンは止まらないので、バッテリの充電状態を特に気にすることはないだろう。
でも、何らかのメリットがないと、わざわざM-42を採用しないだろう(普通のバッテリを装着しておけば、ダイハツには大きい利益が出る・・・・・ 車両価格は3.3万円安い設定なので、普通のバッテリが装着されていても安いと思って買う人がいる)。
もしかすると、ISS用バッテリのほうが単純に長寿命なのかもしれない。
②-2:ISS用バッテリの特性に甘えて、充電制御を厳しくコントロールすると、燃費が良くなるかもしれない。
ISS用バッテリは「食わずとも長く戦える」、「一瞬で多量に食えば瞬間に吸収して身になる」、「食えない日が繰り返し来てもへこたれない」という特性があるので、減速時に限って発電機を稼働させることにより、燃料のエネルギーを発電に分配する機会を削減できるのであろう(WISHの燃費改善↓)。
とはいえ、ダイハツのISS非装着車には「
オルタネータ回生機能が非装着」とされているので、なんだかよく分からなくなってしまう(回生したエネルギーを即座に蓄えるためにM-42を採用したのではないのか)。
③ISS非装着のクルマが自分の所有なら普通のバッテリを使うが、親類の所有ならそのままM-42を使うというのは、どういうことなのか?
「バッテリはヒョ氏に交換してもらったんだ」という話が公に出回るとややこしいと思ったのだろうか。
毎日のように確認できる環境にある(不具合があったらすぐに駆け付けられる?)というのに、いったいどういうことなのか。よく分からない。
一般の読者に対して妄想を発信しても何ら気にしないのに、親類に対しては気にするなんて、やはり不思議な人である。
私の場合、老母のLA150(ISS装着車)のバッテリ(M-42)を経年で交換するとき(使用期間は4年未満で、特に不具合はなかったが、老母のリクエストに応じた)、ほとんど逡巡することなく普通の充電制御車用バッテリを選んだ。
老母はISS作動を嫌い、いつもOFFにしているので、「普通の充電制御車だと思ったらいいのでは?」という発想である。
厳密にいえば、ISS非装着車(普通の充電制御車)とISS装着車との間には充電のタイミングやその量が異なる可能性は高いが、ISSをOFFにしていれば深放電時の始動という苛酷な仕事は発生しないので、問題はないと思っている。
とはいえ、昔のクルマのように通常走行時に満充電近くを維持しているとは思えず、「いつもちょっと空腹感あり」のような状態で目的地に到着(エンジン停止)するのなら、そのうちに問題は発生するかもしれないとは思っていた。
しかし、充電制御車というのは、そもそも「いつもちょっと空腹」で走るクルマなのであるから、3年間まったく何の問題もなく使用することができたのも不思議ではない。
私が主体で運転するのなら、どこまで耐えるのか確かめてみたいと思うが、老母には不安がある(どんなバッテリでも3年ぐらいが寿命だと思っている)ようで、リクエストに従い、さらに次の充電制御車用バッテリに交換し、1年と少し経過した(M-42 ⇒ 40B19 ⇒ 40B19)。
ダイハツ車については、ISSをOFFにしていれば、充電制御車と同じように扱えばいいと結論づけられた。
そして、ダイハツではバッテリが終わりそうなとき、eco IDLEランプの点滅とISS非作動による警告が出るので、それを確認してから行動に出ても良さそうなのである(親切な装備を私は確認してみたいと思うのだが、老母は同意してくれない)。
ダイハツのISS非装着車の価格が3.3万円も安価に設定されているので、「お買い得な価格設定&スイッチOFFの手間軽減でGOOD!」と思ったが、実はそうでもないと判明した(↓)。実際の支払い総額が却って高くなるのでは手を出せない。
ISS用のバッテリについて、世間では悪評が多い。
高価なわりに寿命が短く、節約した燃料費に見合わないというのだ。
まあ、都会でISSを有効に利用すれば、そうなるのも仕方がない。
だが、バッテリのメーカーもいろいろ考えているようだ。
古河電池には、面白いアイデアを搭載したバッテリが存在する。
これなら誰にも文句を言われないかもしれない。
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Posted at
2023/05/30 14:52:37