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2024年02月13日

FOR REAL DRIVERS ONLY

FOR REAL DRIVERS ONLY 2月12日(月)に「新型ヴァンテージ」がイギリス本国で発表されました。

本日、「新型ヴァンテージ」の日本でのローンチイベントが開催されるとのご案内をいただき、行ってきました。

場所は天王洲アイルにある「寺田倉庫」です。
30数年前に「911カレラ」購入でお世話になったミツワ自動車の担当セールスから「寺田倉庫で展示イベントが」という話を聞いたことがありましたが、行くのは初めてです。

19時開場でしたが、10分ほど前に現地に到着。


19時になると建物の中に案内され、80人以上が乗れるという大型エレベーターで会場がある6階へ上がり、受付を終えると、「アストンマーティン東京」の担当セールスのO氏が笑顔で出迎えてくださいました。

このイベントの来場者は100組200名だそうで、全国のアストンマーティンディーラーのお客様たちです。

クロークにコートと荷物を預けた後、会場への入室まで少し時間があったので、ウェイティングスペースでシャンパンをいただきながら暫し待機。








入場OKとなり会場に入ると、今日の主役がベールを被ってステージに展示されていました。


イベントが始まる19:30まで、飲み物と軽食を楽しみました。


飲み物は変わった色のオレンジジュースにしました。


時計の針が19:30を回り、いよいよイベントが始まりました。

まず、アストンマーティンAPACプレジデントのグレゴリーアダムス氏からご挨拶と新型ヴァンテージの紹介がありました。
(この後、同氏と個人的にお話ししましたが、日本に23年間もお住まいだそうで、「足掛け24年です」と日本語も板についていらっしゃいました。)

「新型ヴァンテージ」のキャッチフレーズは「ENGINEERED FOR REAL DRIVERS」で、「真に運転を楽しむ人のためのクルマ」というコンセプトです。

「ヴァンテージ」の歴史の説明があり


待望のアンベールです!






そして、2名のレーシングドライバーが登壇して、MCとやりとりしながら、「新型ヴァンテージ」の特徴について説明がありました。


動力性能

エンジン 4ℓ V8 ツインターボ
最高出力 665ps
最大トルク 800Nm
最高速度 325km/h
0-100km/h加速 3.5秒

「新型ヴァンテージ」の発表に合わせて「ヴァンテージGT3」も発表されたそうです。





「ヴァンテージGT3」はスーパーGTとWECに参戦予定とのことで、活躍が楽しみです。

ステージでの説明が終わり、「新型ヴァンテージ」を見たり、触ったり、乗ったりできるフリータイムになりました。

エクステリア






真横から見たシルエットは先代と同じに見えます。


同様にリアも先代と同じに見えます。


先代から大きく変わったのはフロントのデザインです。

「DB12」と共通したイメージのデザインになり、車幅は195cmから198cmへと3cm拡幅されました。

DB12


アストンマーティンは先々代のVHモデルの時に、「DB9」「DBS」「Vantage」がそっくりで一般の方には見分けがつかないと言われていたのを、先代へのモデルチェンジの時に「DB11」と「Vantage」とではっきりデザインの方向性を分けましたが、今回のモデルチェンジでフロント部分については「DB12」と共通イメージのデザインに方向性を戻したようです。

サイドストレーキは先代モデルの意匠を継承


ダックテールも健在


タイヤは「新型ヴァンテージ」のために専用に開発された「ミシュラン パイロットスポーツ 5S」で、サイドウォールに「AML」の刻印があります。

フロント
275/35/ZR21


リア
325/30/ZR21

先代の20インチから1インチのサイズアップです。

ドアミラーは「DB12」と同じく縁なしタイプ


ミラーステーも空力に優れたデザインになっています。


ヘッドライトは上下に分割されていて、上側にデイライト、下側にロービームとハイビームが配されています。

なんだかポルシェみたいで、賛否が分かれるかもしれません。

ワイパーは先代と同じく中央から左右に開くように動くタイプ
(なんとなくバスのワイパーみたいですが、以前、私が乗っていたプジョーRCZもこのタイプで、結構好きでした。)


昨年、変更された新しいデザインのエンブレム

ブラックは多分オプションだと思います。

エンジンルーム

パワーアップに伴い、フロントグリルのデザインやラジエーターなど、冷却性能を大幅に向上させているそうです。

トランクルーム


インテリア






センターコンソールは「DB12」と同意匠のデザイン

最近のドイツ車などでは、メーターパネル&各種操作パネルとして横長のタブレット端末のような液晶パネルをダッシュボードに立てただけのようなものが増えていて、実用性はともかく、プレミアムブランドにしてはいささか安っぽく手抜きのデザインのように感じることが多いので、個人的には好ましく感じました。
(ナビ画面がセンター液晶パネルにしか出ないとすると、少し見にくいかもしれませんが。)

運転中に操作するものについては物理的なボタンになっていて、液晶パネルとは役割を分けています。

また、エアコンの吹き出し口をダッシュボード中央の液晶パネルの直上に配置しているのも、実用的な空調性能を高めるのに有効なので、好ましい設計だと思います。

シート



身体全体を包み込むようなしっかりとしたホールド感がありました。

アクセルペダルは先代と同じオルガン式

ブレーキペダルは身体の中心線のやや右側にあり、オフセットの問題はありませんでした。

センターコンソール後方には小さな収納ボックスとスマホ置き場(充電機能あり?)がありました。


サイドシルのプレート


クルマの見学と撮影を終えて、ワインと軽食でひと休みしました。

いつもアストンマーティンのイベントなどでご一緒するI様ご夫妻とお会いしたので、ソファに座って暫しのクルマ談義をしたつもりでしたが、気がついたら1時間以上もお話ししてしまい、時計の針は22:30近くを指していて、お二人と一緒に会場を後にしました。

会場を出る時に、受付でお土産をいただきました。

「BERRY BROs & RUDO」のシャンパン


「Bruno Le Derf」のチョコレート




「新型ヴァンテージ」の写真




入場パス


「新型ヴァンテージ」は車幅が198cmに拡幅されたことから、立体駐車場に入らないという点が販売上のネガになっているようですが、走りを楽しむスポーツカーとしては、大きく性能が向上し、魅力が高まったと思います。

「アストンマーティン アジアパシフィック」、「アストンマーティン ジャパン」、「アストンマーティン東京」を始めとした全国のアストンマーティンディーラーのスタッフの皆様、本日は素晴らしいイベントをありがとうございました。
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Posted at 2024/02/14 12:01:47

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この記事へのコメント

2024年2月14日 12:40
おお~、素晴らしい!

発表から速攻で日本でこういうステキなイベントが開かれるというのは、アストンが日本を大切にしてくれている証ですよね。

で、ヴァンテージ

いろいろアップデートされていて、いいなぁと思うところがたくさんあるのですが、そこまで要る? ってところもあって、デコレーション過剰な印象も受けます。アストンが言う超高級路線でしょうか。
値段も相当上がるみたいですよね。

アピアランスをDB12やDBXと合わせるのは、アストンのような少量生産メーカーとしては、ブランドイメージを確立・浸透させるために好ましいと思うのですが、ヴァンテージはボディサイズを引き締めたりして、もっとスポーツ寄りにしたほうがいいと思いますが。。。
コメントへの返答
2024年2月14日 13:06
コメントありがとうございます。

昨年11月のせんぺろの会でも話題に出てましたが、「アストンマーティン東京」は全世界のアストンディーラーの中でトップの販売額だそうで、更には春に「アストンマーティン銀座」がペニンシュラホテル1階にオープンします。

ですので、おっしゃる通り、アストンマーティンラゴンダが日本市場に力を入れてるのは間違いないと思います。

新型ヴァンテージについては、サーキットでのラップタイムを短縮するという意味での総合的な性能が向上したことは間違いありません。

動力性能を上げる、それに見合う旋回性能を実現するために車幅を広げて、タイヤも太くして、大きなディスクローターを入れるためにインチアップする。

アストンマーティンのラインナップの中で、純粋なスポーツカーとしての役割を担い、他のブランドのスーパースポーツカーに負けない性能を確保するためには正しい戦略だと思います。

一方で、公道で運転を楽しむスポーツカーという視点で捉えてみると、JJB007さんが仰るような要素はとても大事だと思います。

私は、公道を走るスポーツカーに大切なのはクルマとの一体感だと思っていますし、そのためにはコンパクトさは重要なファクターですよね。
2024年2月14日 18:30

日本ではないような空間ですね❢

『真に運転を楽しむ人のためのクルマ』
の フレーズにキュンとなりました♥

リアの眺めにうっとりしながら
今回も数々の画像に
見入っちゃいました!

今回もステキなブログを ありがとうございました(⁠人⁠ ⁠•͈⁠ᴗ⁠•͈⁠)

コメントへの返答
2024年2月14日 20:23
コメントありがとうございます^_^

確かにセレブの社交場的な雰囲気はありました。
ドレス姿の女性たちもチラホラ参加してましたし。

アストンマーティンのラインナップの中で、ヴァンテージは唯一の2シータースポーツカーなので、真に運転を楽しむドライバーのためというコンセプトを前面に出して開発されているのだと思います。

イベントの雰囲気を感じていただけたのでしたら嬉しいです^_^
2024年2月14日 18:35
豪華なローンチイベントですね。さすがTokyo.

この代でDB12とヴァンテージがV8ツインターボで唯一の仕様となり、冷却系やADASも含めて仕様の共有化が進み、デザイン的にも変更できなくなってルックスも似た形となり、内装含めて共有化とレベルアップ、コストダウンが同時になされたのかな?という印象です。
高性能化と収益性アップを両方狙った結果、でしょうか。

サイズ的には...軽量化しないとコンパクトにはできないと思うので、このパワーとトルクで、ライバルとの関係を考えると、この幅になるのは仕方ないことなんでしょうね。
コメントへの返答
2024年2月14日 20:40
確かにお金のかかったイベントなんだと思います。

DB12も新型ヴァンテージも、見た目の華やかさよりも内容の充実を狙ったモデルチェンジのように感じます。

EUでの電動化への流れも、モデルチェンジを保守的なものにしている一因なのかもしれません。

ラインナップの車種間のイメージの統一性とコストダウンの両方を狙っているというのは確かにありますね。

モデルチェンジのたびにパワーが上がり、車体が大きく重くなるというスパイラルはどのメーカーにも言えることですよね。
ユーノスロードスター(NA)に触発されて開発されたはずのボクスターも今やあんな感じですから。

仰るように、「新型ヴァンテージ」もライバルとの競争を考えると、やむを得ない大型化なのではないでしょうか。

これから発表されるDBSもしくはヴァンキッシュがV12で登場したらすごいんですけどね。
2024年2月14日 21:02
もしかしてV12ヴァンテージ(ターボ仕様)がこのモデルのテストベッド的な位置づけだった?と思わなくもないです。アシが硬すぎとか表現されてて、V8ターボのバランス前提だったりした?とか。

V12はValourのような限定しか出ない?気がします。もしかしてあるとしたら、Hybrid-NAV12、とかだといいのですが(笑)。
コメントへの返答
2024年2月14日 22:14
Valourをどんなに高価格で販売したとしても、回収額は限界があります。
となると、V12を他の車種にも転用する可能性はないわけでもないのかと思ったりもします。

HONDAとのF1提携が決まってますから、HONDAのハイブリッド技術が投入される可能性もありますね。

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トレボンです。東京都在住。V8ヴァンテージAMRは5台目の愛車です。よろしくお願いします。
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