
8月前半ツーリングは、今まで何故か来ようとしなかった北関東方面。
混んでそうなイメージがあったのは確かです。
東北の田舎で暮らすと、帰省の度に交通量の多さにうんざりする状態だったんです。
田んぼが宅地になってどんどん減っていくし、暑さの質が違うようにも感じます。
ツーリング2日目は、高崎周辺の通勤ラッシュに捕まりました。
シャドウはひたすらエンジンをかけたり止めたりの繰り返し。
今日中に帰らないとならないし、先を急ぐからには高速道路を使うしかない。
わずか数㎞の距離で15分以上かかってしまった~!
高崎玉村スマートICから高速に乗り、北関東自動車道の波志江スマートICで降りました。
そこからR122を目指して、できるだけ空いてそうな県道を選んで進みました。
空冷シャドウは世話が焼けるんです。ノロノロ渋滞を避けてひたすら走り続けないと~σ(^_^;
R122はわたらせ渓谷鉄道沿いに走れるのか~何かカッコいい車両でも見られないかな~って期待していたけど、
鉄道と並走しているわけでもないんですね。
鉄道の存在感全く無かったです。
順調に進んでいたら、草木ダムに到着。
ここまでダムの真下に来られる所って珍しいんじゃないかな。
今は水が少ない時期だし、放流量も少なくて迫力に欠けるけど、
融雪時なんてすごいだろうなぁ。
ダム好きには想像しただけで萌えるダムでした。
先に進み、この旅のオマケだったはずが実は最高に見応えのあった場所に寄り道です。
わたらせ渓谷鉄道の足尾駅です。
レトロな雰囲気で、春の桜咲く頃なんてロマンチックだろうなぁ。
構内に車両が展示?(クモの巣やらホコリやら放置と言うかも)してありました。
昔はさぞかし賑わった駅だったんだろうなぁ。
足尾銅山でこの周辺には大きな街ができたんだろうなぁ。
どれ、じゃあその銅山の工場跡も見てこよう。
どんどん山の奥に進んで行くと。
大きな工場が残っていました。
時が止まったままのような、ここだけ昭和のような郷愁を感じました。
更に山奥に進むと、巨大な煙突がありました。
かつては、大勢の住人がいて日本の産業を支えた足尾銅山地域。
わたらせ渓谷鉄道も、銅山からの運搬が起源なのかな。
私はダム好きなだけでなく、工場萌えの傾向もあるので、
ずーっと見ていたくなる光景でした。
入道雲がもくもくと上り始め、早いうちに栃木福島県境越えておきたい!
どんどん先に急ぎました。
日光のお団子で休憩。
降り出す前に急げ~!
R121を進み、鬼怒川温泉を走り抜け、野岩鉄道と並走。
いつの間にか会津鉄道になってたっけ。
途中でザーッと降られちゃったけど、そのまま走り続けていたら、パタッと雨は止み、湯野上温泉駅に到着。
一度来てみたかったんです。この萱葺き屋根がすごいなぁって。
待合室は囲炉裏があって、燻された良い香りがしました。
外には足湯があったけど、気温35度の夏場にはちょっと熱すぎるからか、だーれもいなかった。
私もチャレンジする気も起きなかったなぁ。
会津若松行きだったかな、ちょうど入線してきました。
関東の超絶混む路線で育った私には、ゆったりのんびり・良いなぁ~山の中のローカル線。
時間がたっぷりある時に乗ってみたいなぁ。
ここからのルートは、当初予定の喜多方方面が大雨洪水警報という情報だったので、
大幅にルート変更、R118で東側に抜け東北自動車道沿いに北上。
福島からは、誰も走っていない貸し切り状態のR13を爆走、南陽から長井へ抜け、R287でいつものルートで無事帰宅しました。
2日目も500キロ走ったので、今回のツーリング走行距離は1000キロ。
いや~楽しかった!
暑いのは、走っていれば気にならない。
特に空冷シャドウのプレッシャーもあって、適切に追い越して走り続けないとならなかったしね。
寒さを我慢するよりは、暑さに耐える方が私は良いかな。
暑くて大変だった思い出よりも、楽しかった思い出しかない。
もっともっと走っていろんな経験積んで、いつかは一人で泊まりがけのツーリングしてみたいなぁ( ´艸`)
Posted at 2019/09/05 01:12:37 | |
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