エバポレーター洗浄・エアコンフィルター交換

エバポレーターの簡易洗浄とエアコンフィルターの交換を実施しました。

エバポレーターの簡易洗浄とエアコンフィルター交換は新車購入時から年1回欠かさずに行ってきました。
毎年4月もしくは5月に自分で行うか、点検のタイミングだとトヨタディーラーで実施頂く事もありました。

今回は自分で実施しましたので交換記録残しておきます。

実施日:2022年5月1日(前回2021年4月21日)
実施時走行距離:89990km(前回75962km)
　　　※前回からの走行距離14028km

エアコンフィルター、エバポレータークリーナーは以下の物を使用しました👌

『DENSO/クリーンエアコンフィルタープレミアム/DCP1014』
https://www.denso.com/jp/ja/products-and-services/automotive-service-parts-and-accessories/clean-air-filter/products/clean-air-filter-premium/index.html

エバポレータークリーナーは、
『トヨタモビリティパーツ/DRIVE JOY クイックエバポレータークリーナーV/V93540009』
https://www.tacti.co.jp/project/toyota-jigyo/shohin/chemical/

エバポレーターはグローブボックス奥のエアコンフィルター、ブロアファンのさらに奥に設置されており、直接エバポレーターを洗浄するためには、ダッシュボード廻り、エアコンフィルター・ブロアファンユニットなどをバラして、エバポレーターを取外す必要があり、かなり大掛かりだメンテナンスとなります。
エバポレーターを取り外して直接洗浄する方法がより効果的ですが、今回の方法はエバポレータークリーナーを使用し、エアコンを動作せることにより、ブロアファンでクリーナーの薬剤をエバポレーターに送り込み間接的に洗浄する方式となります。

エバポレーターの簡易洗浄を行うため、まずはグローブボックスを取り外します。
助手席グローブボックスを開き、両サイドの赤⭕️の位置にストッパーがあります。
左右ストッパー部分を内側に押し込み、グローブボックスを手前に引くと、グローブボックスがさらにガバッと開きます。

グローブボックス左側面にダンパーかあります。ダンパーとグローブボックスの接続部分を切り離します。爪で留まっているだけなので、引っ張ると簡単に外れます。
ダンパーが外れたら、グローブボックスを手前に引くとグローブボックスを取外す事が出来ます。

グローブボックスを取外すとエアコンフィルターの格納部が見えます。
フィルター格納部のカバーを外します。右側のツマミを摘むとロックが解除され、カバーを取り外し出来ます。
カバーを外すとエアコンフィルターが見えるので、フィルターを抜き取ります。

エアコンフィルターの新品と旧品の比較です。
左側が新品で右側が旧品になります。
若干黒ずんでいる程度で汚れは酷くありませんでした。
1年で定期交換としており、新しいフィルターも準備しているので、気にせず交換します👌

前回と同じ型番のエアフィルターを購入して準備しましたが、フィルターの縁が今回のが白色で前回のは黒色です。
何か仕様変更があったのでしょうか🤔❔
同型番なので気にせず交換します。

エアコンフィルターを取り外すと奥にブロアファンが見えます。
エアコンを動作させ、この部分にエバポレータークリーナーを噴射さ、吸い込ませる事で、さらに奥にあるエバポレーターにクリーナー薬剤を送り込みます。
エアコンを動作させると、ブロアファンは回転しますので、手などを入れないよう注意しましょう！

こちらが準備したエバポレータークリーナーVです。
クリーナー本体の他に、取扱説明書、ノズル、ノズルガイド、消臭剤、消臭剤ケース、両面テープ、施行記録シールが付属されています。

エバポレータークリーナーの準備をします。
エバポレータークリーナー本体の薬剤噴射口にノズルを取付けます。
噴射中に抜けないようしっかりと差し込みます。
ノズル取付けの際に噴射口を強く押し込むと薬剤が噴射する恐れがあるので、ノズルをセットする際は、噴射レバーを指で押さえて動かないよう保持しながら行うと良いと思い出します👌
ノズルをセットしたら、ノズル先端の方にノズルガイドを取り付けます。
ノズルガイド穴にノズルを通して、切り欠き部分にノズルを引っ掛けて動かないように固定します。

ノズルガイド裏面には両面テープが付いており、剥離紙を剥がしてエアコンフィルターのハウジングの縁に貼り付けて固定します。
この時、ノズルの先端がブロアファンの中心部を向くように調整して設置します。
エアコンを動作させるため、ブロアファンが薬剤を吸い込んでくれるのでだいたいの位置でOKだと思います。

エンジンを始動し、エアコンを以下のように設定します。

・設定温度は最低(Lo)
・風量は最大
・吹き出し口は上部(Vent)
・A/Cはオフ
・内気循環モード

また車両のドアを全開に開けて作業します。

クリーナー本体が施行中倒れないよう、安定した床に立てて置きます。寝かして置くのはNGです。
クリーナー薬剤を噴射させます。
噴射レバーを奥までカチッと音がするまで押し込むと薬剤の噴出が始まります。
薬剤は約3分間継続して噴射し続けます。
薬剤の噴射が終わるまで、薬剤を口や鼻から吸い込まないよう車外で待ちます。

約3分後、薬剤の噴射が終わったら、エバポレータークリーナーとノズルを撤去します。
撤去したエバポレータークリーナーは車外に出しておきます。

エアコンのA/Cをオンにします。

新品のエアコンフィルターを取付けます。
エアコンフィルターには方向性があるので、フィルターに表記の向きを確認してフィルターハウジングにセットします。
フィルターをセットしたらカバーも取り付けます。
この状態で5分間、エアコンを動作させます。
A/Cをオンにする事で、エバポレーターの結露が始まり、先に噴射したエバポレータークリーナーを結露水が汚れと共に洗い流します。
洗浄水は車両下廻りのエアコンドレン管から排出されます。
車体下を覗いて見ると排水されているのが確認できましたが、毎年エバポレータークリーナーを行っているので、それほど汚れた水ではなかったです😊

クイックエバポレータークリーナーとクリーンエアコンフィルターに付属していた交換記録のシールに日付、走行距離なとを記載して、グローブボックス側面に貼り付けておきます。

クイックエバポレーターには消臭剤が付属されています。
消臭剤を包装袋から取り出し、消臭剤ケースに入れ、付属の両面テープをケース背面に貼り付けて、グローブボックスの裏側に貼り付けておきます。
グローブボックスを閉めた時に、ちょうどブロアファンの中心部に来るような位置に貼り付けておきますおきました👌

あとはグローブボックスを取り外しと逆手順で取付けて完了です。
エバポレータークリーナー施行とクリーナーエアコンフィルター交換時の走行距離です。
ちょうどキリの良い数字だったので載せておきます👍✨
年1回の恒例の整備を行えました。
これから暑い季節となり、エアコンを多用しますので、快適な環境を整えることが出来ました。