前回は初代MPVでしたが、もう少し三列シート車のカタログかあります
ボンゴワゴン
95.5月
型式的には三代目のボンゴです
ボンゴというと、バンのイメージがあるのですが、初代のバンはなかなか味のあるデザインでした
三代目に戻ります
表紙のグリルガードとセミキャブオーバーというのがいかにも80〜90年代という感じです

こういうシチュエーションがよく似合います
デリカスターワゴンを意識したデザインですね
95年式なので、ボンゴワゴンとしては後期
95年には後継のボンゴフレンディも登場したけど併売し続けていました

やっぱりシートアレンジ
完全な5ナンバー枠ですが、キャブオーバーは広い
スキーに行くのに、レンタカーでも借りたことありますが、三列目からも不平は出ませんでした(絶賛もされなかったですが💦)
バンもそうですが、ボンゴのハンドルは寝かせ気味で、運転は小型トラックみたいな感覚でした

これもワゴン
スライドドアの窓もスライド
リアスポ付きです

アクティブ仕様の「WAUX(ワゥー)」

グリルガードの無いGSX

2.0のディーゼルターボ
木曽方面のスキー場の上り坂は黒煙出して登って行きました
多チャンネル時代らしく、オートラマにはフォードスペクトロン、ユーノスにはユーノス・カーゴワゴンという名で売られてました
スペクトロンのカタログはありますが、ユーノスカーゴワゴンのカタログは持ってないです
以降はミニバンではないですが、7人乗り車です
96.3月
プロシード・マービー

クロカン車で三列?
と思われる方もいるかもしれないですが、確かに三列シートクロカンです
カタログはマイナーチェンジ直後のものです

マービーというトラックの派生車で、かなり全長の長いクロカンでした
当時マツダにはSUVがなく、OEMも受けず、マツダが海外で売っていたBシリーズをベースに仕上げたのがマービーです
もっとも小型SUVはスズキからエスクードを供給してもらい、プロシードレバンテとして販売しています
リアドアの形がシボレータホなどと同様にリアフェンダーの前にある形状です
ということは、全長はかなり長いということです

シートアレンジ
三列目を使ってもトランクには、リュックの幅程度のスペースはあります

白のボディだとかなり大きく見えます

インパネは当時の他社のクロカンと比べるとシンプルでした
国産のクロカン車はこの頃すべて試乗しましたが、マービーだけは試乗どころか、展示車すら無かったです
センターの一番いい位置に傾斜計などの小メーターが3連で設置されてます

三列目シートは荷室を取るためか思ったより小ぶりです
ヘッドレストの無いエマージェンシーですが、ちゃんと3点式シートベルトはあります
エンジンは前期型は直4の2.6ガソリン車のみ
流石に税制上不利な排気量なので、後期型は直4ガソリン車は2.5ℓ、ディーゼルも追加されて2.5ℓを搭載しましたが、売れ行きは芳しくなかったようです
次はマービーよりも、さらに無理矢理な7人乗り
カペラカーゴ
92.10月
90年代の前半はステーションワゴンブームでした
昔からあるクラウンやセドグロ、マークⅡのほか、王道のレガシィワゴン
トヨタではカルディナ、日産はアベニールがデビューしています
マツダは5代目のGDカペラをべーすにしたカペラカーゴを出します

5ナンバー枠でしたが、ホイールベースが長くて、カルディナよりも大きく感じました

ちょっとトーラスとか、サンダーバードといったフォード系の顔つきで自分はすきです
当時のマツダ車としては人気があったと思います

三列目
なんか変な向きになってますが、二列目と同じ生地の座面が見えると思います
当時のトーラスと同じような逆向きの三列目シートがあります
フルサイズのスペアタイヤもある中で、さぞかし座りごこちは悪かっただろうし、想像しただけで酔いそうです
誘拐されたような気持ちになりそう
姉妹車のフォードテルスターにも7人乗りは設定されていました
ディーゼルエンジンには「プレッシャー・ウェィブ・スーパーチャージャー」という過給機が付いていました
同じ職場にこのエンジンのカペラセダンに乗ってた人がいて、構造や利点を熱く語っていました
この後のマツダはMPV、プレマシー、ビアンテが三列シート車を出します
今はCX8のみです
今回は以上です
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2021/09/23 10:07:50