いすゞカタログ　セダン編

何冊かセダン系カタログをご紹介しようと思います

まずはジェミニです
以前に二代目のJT150/190系のカタログをご紹介しました
三代目は派生のジェミニOZしか持ってなかったんですが、最近ひょんな事で三代目ジェミニイルムシャーRのカタログをタダで譲り受けました

90.3月
ジェミニイルムシャーR


ちょっと波打ってますが、実際にこの型のタイプRに乗ってた方からいただいたカタログです


見開きカタログです
本カタログもそのうち手に入れたいと思ってはいます
90年当時ならmuとかを見にいすゞディーラーに行ってたのに何でジェミニのカタログを持ってないのか？
30年前の欲のない自分を叱りたい


ホットモデルのイルムシャーRのエンジンは1.6ℓツインカムターボで180ps
シビックタイプRのB16Bエンジンの185psが出るまで1.6クラスでは最高出力だった



ニシボリックサス
雑誌などでは賛否両論あったようです
ネーミングがいすゞらしい付け方


シンプルなインパネですが、MOMOのイルムシャーはかっこいいですね（コブラⅡ）
なかなか程度のいいものを見た事ないです


レカロシートも標準


外観の特徴として
ターボ車のボンネットのダクトやメーカーは違うけど、日産インフィニティ見たいなグリルレスのフロントマスク
そしてCピラー、ドアパネル一体型です

有りそうであまり見かけない造りだと思います

最後に諸元表



アスカ
94.3月

五代目アコードをホンダからOEMを受けて三代目アスカとして販売してました
ちなみに二代目アスカはスバルレガシィ（初代）です



ホンダからアコードを供給される代わりに、いすゞからはビッグホーンとミューを供給しています

当時人気のステーションワゴンは供給されず、セダンのみです
圧倒的にホンダ優位のOEMです


グリルの形状はホンダ仕様と異なります


リアも何か違う気がします


内装はステアリングのパッドの違いくらいです


型式はホンダがCDなのに対してCJでした

この後97年にアコードがフルチェンした事で、アスカも四代目となります
この型でもホンダのCFという型式に対しCJ2という型式をつかっています


初代アスカ
83.3月

初代のいすゞオリジナルのアスカの発売時のカタログです

カタログの表紙は「歌う不動産王」と言われた、千昌夫と最初の奥さんのシェパードさん

アスカはそれまでいすゞのフラッグシップだったフローリアンの後継機種なので、正式にはフローリアンアスカと最初は呼ばれてました

ガソリン車とディーゼル車があったと覚えています


こちらはターボ車
2.0リッターターボで150ps
当時のスカイラインRS（NA）が150psでした
Wikipediaによると当時１トンに満たない車重と相まってゼロヨン15.3秒とかなりスポーティな車だった事がわかります





ディーゼル車も最高速記録にアタックしてたようです


内装は普通のセダンなんですが、過去のいすゞはとても元気なメーカーでした

後期にはジェミニと同様にイルムシャーも追加されました

後期型イルムシャー

ガンメタの車体と同色系ホイールがかっこよい

さらに中古のアスカをいすゞ系中古車店がエアロなどを付けた影ムシャー、影ムシャーⅡ、さらに若ムシャーなど次から次へとという感じでした

今もいすゞが乗用車を販売してたら、名車を作っていた事間違いなし！