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2022年11月09日

旧車カタログ BC戦争のBのほう その1

旧車カタログ BC戦争のBのほう その1 BC戦争って言葉はご存じですか?

1960年代から70年代ごろに掛けてのニッサンブルーバードとトヨタコロナが熾烈な販売競争を繰り広げたことをいいます

ブルーバードのB、コロナのC
でBC戦争です
ブルーバード目線でいえば、初代の310二代目410とコロナには敵わなかったものの510で巻き返しました

今回のカタログは夏場にご紹介した910ブルーバードの後継のU11ブルーバードです

87.5月
7代目ブルーバード

この年の9月にフルモデルチェンジし、U12になりました
87年は就職した年で7月までクルマを持っていませんでしたので、毎週のようにR30スカイラインの中古車探しに先輩や同僚に載せてもらってた時期でしたので、その頃にディーラー系中古車屋さんで手に入れたんだと思います

カタログは35年経過してしていますが、さほど痛みはありませんが、白い表紙は日焼けというか、経年劣化はしています


910まではFRでしたが、この型からはFFになり、2ドアもなくなり、4ドアハードトップとセダンのみになりました
駆動方式は変わったものの、デザインは910からの流れを汲んだキープコンセプトだと思います
スポーティなSSSシリーズと高級感のあるエレガントシリーズに分かれます(廉価版もエレガントシリーズに含まれます)


DOHCターボのハードトップ
セダンにも同じエンジンが積まれています


リアから見ると角張り方が80年代の流行です



こちらはエレガントシリーズの1800LXセレクトⅡ
グリルがSSSシリーズとは異なります


この白/金のツートンは、前期型で84年に上級車種として登場したブルーバードマキシマのイメージカラーでした
当時のローレルにも使われてましたね

ちなみにマキシマはこのカタログの87.5月から分裂し、単にマキシマとしてV6エンジン搭載車となりました

内装

このステアリングは中々良かったです
皮の質感もよく、ホーンパッドは固かったですが、スポークの位置もよく、スカイラインにも採用して欲しいと思ったほど


インパネは絶壁系ですね
シフトレバーの形がとても懐かしい、これも80年代の日産車に共通のデザインでした


SSSシリーズのシート


セレクトⅡの内装
ステアリングの形状が変わります


シートもモケットになります


ワゴンもありました
ADワゴンとあり、アベニールやADバンの前身になります
ワゴンの木目シートはセド・グロのワゴンにも採用されていました


エンジン

上位機種としては、CA18DET
145ps/20.5kgm
インタークーラー無し
S12シルビアなどと同じエンジンで、ツインカムにはNAはありません


エンジンの種類は他に、CA18ET、CA18E、CA18、CA16、それにディーゼルのLD20で何と6つのエンジンがありました


4輪独立懸架のストラットに4輪ディスクブレーキ
減衰力を三段に変えられる3ウェイダブルショックアブソーバー


装備品

ハードトップとセダンの一部はフルフラットシート
分厚いフワフワしそうな、ベルベットのシート生地です




運転席はパワーランバーサポート付きの割と豪華なもので、リアシートも座面が8センチ動く事でリクライニングをとれます



メーター周り

クルコン(日産ではASCD)がオプション設定されます
それと、「世界初のセーフティドライブアドバイザー」が面白い
オプションでいくらしたのか知りませんが、今では雑誌のネタになる時限タイマーみたいなものです


デジタルメーターは少し憧れました
見づらい気もしますが…


グレード別





多すぎ…


オプション

装備一覧表とカラーチャート



諸元表



価格表が残っていました



こちらはオプション


U11ブルーバードは、シルエットフォーミュラで活躍した910、ラリー仕様のSSS-RもあったU12の狭間でスポーツとしては地味でしたが、FF化やV6エンジンを積んだマキシマを派生車としたり、販売的にもよく売れたんじゃないかと思います

7代目は以上です

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Posted at 2022/11/10 13:16:25

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この記事へのコメント

2022年11月10日 15:39
Biochemical warfare のことでは無いのですね😭
個人的には、ブルーバードは、610でコンセプトがちょっと崩れはじめ、810で思っ切り崩れ、910で綺麗にまとめ直した感がありますね😊大きくなったので北米でもマキシマとしての評判は良かったですね😊
コメントへの返答
2022年11月10日 17:10
こんにちは

BC戦争と言われてた頃は、自分も思いっきり子供でしたので、実はよく知りませんが、ホリデーオートとかの雑誌で知った言葉です

610や810はアクが強かったですね
今となってはその時代のカタログには魅力を感じます

ブルーバードでは世代的にはU12が唯一商談をした車で、ブルの中では一番好きな車です
2022年11月10日 18:55
今晩は。
伯父がU11の前期型に乗っていました。
パワステ、パワーウインドウが装着されていて、赤系のふかふかなシートが記憶にあります。
この頃は、このクラスも車種が豊富で、カローラ/サニーから始まり、コロナ/ブルーバードを経て、マークⅡ/ローレルにステップアップしたかたも多かったと思います。伯父は次はクレスタでトヨタに浮気し、その後、セドリックにステップアップしていました。
車に夢のある昭和時代でしたね。
コメントへの返答
2022年11月11日 6:35
おはようございます

前期型というと沢田研二がCMをやってた頃ですね
ふかふかシートは70〜80年代の家具でも多いみたいで、豊かさの象徴みたいな意味合いもあるんでしょうかね?

乗り換えでのステップアップは売る側が仕向けていたんでしょうか
2022年11月10日 20:06
どうも♪

後期モノから
ジュリーのキャラクターは
外されちゃったねェ。
コメントへの返答
2022年11月11日 7:00
おはようございます

ジュリーも910からでしたからねー

でもそのあとのCMキャラはいなかったような気がしますね
2022年11月11日 21:15
今晩は。
昭和の時代は車は、ステータスだったのでしょうね。「いつかはクラウン」なので、販売側もユーザーも買い替えの度に、年収も増えて、大きな車に移行していたのではないでしょうか。父のマイカーも中古の軽商用車でスタートして、カムリまでステップアップしていました。
コメントへの返答
2022年11月12日 6:20
おはようございます

ステータスでしたね、販売店もそれを狙ったかのように、絶妙に少しクラスの上を揃えてましたよね
そしていつかはクラウン、日産ならセドグロ

今は高校卒業していきなり、アルファードとか、ハリアーとかも珍しくないのでビックリします

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