
画像は今年の秋に発売される予定のプレリュードです
78年から01年までの23年間5代に渡って生産されたプレリュード
なかでも2代目、3代目はリトラクタブルライトの恩恵で低く抑えた車高と、おしゃれな内装で大人気でした
世代的にも私は当時20代前半、S13シルビアに乗ってましたが、プレリュードも何人もの友達が乗っていました
今回のカタログは人気が最高潮だった3代目BA型です87年〜91年に販売されていた車ですが、89年11月のマイナーチェンジで追加された派生車的なグレードの車です
プレリュードINX
90.10月

INXはインクスと読みます
当時のホンダ車は横長のカタログが多かったのですが、横長カタログは保管しづらいのであまり好きではありません
また同じホンダの同時期の車、同じ横長なのに、サイズもバラバラ

一般的な当時のカタログは右のソアラのカタログで、日産とトヨタ、三菱はほとんどが共通していました

左下を揃えて置いてみました
上から二代目プレリュード、アスコットイノーバ、二代目アスコットです

上がイノーバ、下がインクス

上が二代目アスコット、下がイノーバ
サイズ違いだとどうしてもカタログの隅の方とかがしなったり、日焼けしたりするんですね
今回のインクスのカタログは当時ホンダで入手したものですが、これはまだ痛みはありません
カタログに戻ります

固定式ヘッドライトにすると随分印象がちがいます

レジェンドクーペとか、アコードクーペの大人っぽい雰囲気です
スポーティーなプレリュード、ラグジュアリーなプレリュードインクスという棲み分けだったようです

リアはまんまプレリュードなんですけどね

エアバッグ、アンチロックブレーキ、4WSといった装備はホンダ車は早くに装備されていました

なんか、結構カッコよくて、6代目もこれくらい角ばってたら人気出るなーと思ってしまいます

これもBA型共通の内装です
ガングリップ式のシフトレバーが特徴的で、インスパイア/ビガーも前期型は同じようなシフトレバーでした

メーターパネルの右側
いい位置に、あまり使わないサンルーフやクルコンのスイッチが鎮座しています
クルコンの操作はハンドルの右側です

ラグジュアリーとはいえ、シートはサイドの張り出しの大きい、サポートの良さそうなシート

やっぱりインクスのコンセプトとしてはラグジュアリーでアダルトな雰囲気だったようです
レジェンドクーペはともかく、アコードクーペとは被るところもありますが…

当時日産車に乗っていましたが、プレリュードに乗せて貰ったときに思ったのがインパネが低くて圧迫感が少なかった事を思い出します
運転席では感じなかったけど、助手席ではそう思います
装備として、シートリクライニングのメモリー機能がある事、電動ではなさそうですが、どういう仕組みなんでしょうか?

エンジンは2.0DOHCで145ps/17.8kgm
アンチロックブレーキは当時のホンダ車風にいうと、ALBといってました

エアバックが普及し始めた頃です
私が乗ってたビガーは89年式でしたがやはり運転席エアバックが標準でした
少しの間、デュアルでは無い車種も多かったですね
4WSも各車名前や、操舵方向は違いましたが、スカイライン、カペラなどにも装備されていました

装備品が充実してます
キーレスもありますね、ホンダのは感動悪かったですが…

ハイマウントストップランプも80年代からずっとありますね
ホンダのはスポイラー埋め込みで、長いのが特徴でした
リアシートはリアのピラーが立ち気味だったせいか、割とヘッドクリアランスがあって、シルビアより居心地が良く見えます
プレリュードはWデート、シルビアは2人きりがちょうど良かった
グレード
Si SRS

最上位グレードですね
Si
XX

プレリュードといえばXXというイメージもあります
二代目の代名詞みたいなグレードでしたが、三代目では廉価グレード?
装備一覧
諸元表
インクスはラグジュアリー路線を狙って追加されたのですが、マイナーチェンジのタイミングで追加された事や、やっぱり主流はリトラクタブル車だった事もあってか、あまり見かけたことはありません
4代目へシフトする段階でインクスも無くなってしまいました
実質2年弱でした
バブリーな時代のホンダのクーペでした
Posted at 2025/04/29 19:24:52 | |
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