羊会7号車のブログ一覧

90年代のスズキ車で大健闘した車です

不思議と自分の周りで買った人はいませんでしたが、市中ではよく見ました

97.2
エスクード


88年から97年まで発売された初代エクスードのモデル末期の後期型のカタログです

初代エスクードのカタログは時期の違うものを何冊か持っています



当初は３ドアのハードトップとコンバーチブルのみでした
90年には5ドアのノマドも追加され、益々の発展を遂げます

何せ当時はライトクロカンというのはほとんど無かったこともあり、スキー場の駐車場でもよく見ました
トヨタがRAV4を出したのが94年なので、それまでライバル不在だったといってもよいと思います


こちらはノマド
ショートのホイールベースをストレッチさせています


こちらは３ドアとコンバーチブル
完全なフルオープンではないですね


後期モデルでエアバッグ仕様です
カーナビは2DINサイズですが、操作パネルがあるので、実質５インチほどのサイズです

でも90年代後半ともなると、ほとんど現代の車の定番装備が備わってますね


4WDのシステムは4L付きのサブトランスファーで操作
ジムニーと同様です


足回りとATシステムの解説
画像には無いですが、シャシーはラダーフレームでした

この後4台に渡りモデルチェンジしていますが、性能面では向上していますが、販売面では初代が一番売れたんではないでしょうか？

また、マツダ製のディーゼルエンジン搭載車も追加されましたが、エンジンと引き換えに、マツダには「プロシード・レバンテ」としてOEM供給していました


兄弟車のX-90
95.10月


角張ったエスクードとは真逆の丸っこいボディのX-90です
車名は開発コードとのことです

失礼な話しですが、発売されて一応ディーラーに車を見に行きましたが、現車はありませんでした
ただ、そうそう売れる車では無いと思い、希少車になる予感でカタログは数店で同じものを手に入れました



車高もエスクードよりは低いと思います



こちらもエスクードのコンバーチブルと同様に、フルオープンという訳ではなくTバールーフのように見えます



リアのピラーやリアウインドウは固定で、外したルーフをトランクにしまうという使い方だった模様


内装
リアシートは無く、2シーターでした


結局は３年２ヶ月で1400台弱の販売に終わりました

最近浜松市内で何台か見かけました
やはりお膝元だなーと思いましたが、よく考えてみると四半世紀経っているのに、皆さん綺麗乗られてました