羊会7号車のブログ一覧

このところトヨペット店のエースだったコロナのカタログをご紹介していましたので、流れでトヨペット取り扱い車にいきます

車種はトヨペット・コロナマークIIの三代目です
正式名称にはコロナがまだ残っています


初代はコロナと同じ系統で、T型、T60・70


二代目はコロナの上位機種になり、X系になりました
X10・20系


特に二代目はアメリカンな雰囲気でしたが、三代目はジャガーXJのような雰囲気の高級感溢れるデザインになりました


77.10月
トヨペット　コロナマークII

この型は76年の12月に登場したので、77年は前期型となります
ちなみにマークIIに遅れること半年、77年には姉妹車として、トヨタオート店専売としてチェイサーも出ました
初代チェイサーのカタログ　MX41


カタログ的には45年の荒波に揉まれて劣化が激しく、落丁寸前です



表紙の裏には穴も空いてます


扉ページです


落ち着いた色合い
フロントのデザインは結果的には売れた車ですが、歴代マークIIとは違う、中々冒険したフロントマスクでした


テールランプのデザインとかも、かなり冒険です
それにしても、あらためて見るとかっこいいですね


上級グレードには、以降のマークIIにも引き継がれた「グランデ」グレードが初お目見え
直６の2.0と2.6でした


こちらは同じ直６でもLシリーズ


直4もありました


おそらくグランデの内装だと思います
ウッドステアリングが渋いです


コラムシフトもあったようです


シートは全面ファブリック、または部分ファブリック、廉価版はビニールもあったようです


４輪独立懸架のサスペンションとディスクブレーキ
画期的ですし、金掛けてます


運転席からの視界の良さをうたってます
ハードトップはピラーレスですので確かに見やすいかもしれません


77年当時でグランデにはオートエアコンが標準装備‼︎
ウチの４台の車のうちオートエアコンはアクセラのみ
あとはマニュアルエアコンです


ボディタイプとグレード
セダンのグランデシリーズ


LGシリーズ


DXにSTD


ハードトップのグランデ


Lシリーズ


ステーションワゴンもありました

マークIIワゴンはGX71が長く作られていましたが、ブタ目のワゴンは知りませんでした


装備品

オートエアコン、ウインドアンテナ、オートドライブと快適装備、当時父の乗ってたグランドファミリアはエアコンすらありませんでした


パワーウインドに、2ドアに乗った人が喜ぶ後席インサイドドアハンドル
特に



装備一覧


諸元表





裏表紙は名古屋トヨペットの各支店名が


マークIIとチェイサーはこれまでの日本車にはないようなデザインで、高級車でもあり、車高を落とすと一気にヤンチャになるデザインでした
見かけは丸目二灯の内側に角形スモールの入るマークIIとヘッドライトのみのチェイサー
ブタ目🐽と呼ばれておりました


スモールの部分はオイルクーラーの引き込みには便利ですね




チェイサーはグリルの加飾も控えめでした

テールランプも少しサイズが違いますが、適当な画像がありませんでした



マークIIは９代目まで続き、マークXも二代続きましたが、2019年に生産中止
マークIIで36年マークXで15年の合わせて51年の歴史に幕を閉じました👋

どの世代でも高級感溢れ、走りも良く、お上品にもお下品にもなれる車でした