
※タイトル画像は前期型です
デザイン的には前の430型の角を丸めたキープコンセプトな外観でしたが、前作と大きな違いとしては、直6のL型エンジンからV6のVGエンジンにリニューアルされた点
規制緩和でドアミラーになった点など、転換期でもありました
今回はヘッドライト周りをリニューアルした後期型をご紹介します
85.7月
カタログはこの型を買った同期から貰いました
あまり痛みも無く、程度のいいカタログです
同型のグロリアのもあったと思います
前期型から一番目を引く変更点はフロントマスクですが、それを強調するかの様なカタログの表紙です

VG30ET型 3.0L V6 SOHCターボ
230ps 34.0kg·m
グレード名は「V30ターボブロアムVIP」

ヘッドライトの下の涙袋みたいなライトが特徴でした

リアはガーニッシュが入りました
後期のテールランプはカッコよくて好きです

光通信式のステアリングリモコン

オーディオスペースをズームしてみました
上段はカセットデッキ
無線のマイクみたいなコードが生えてますが、これはカラオケマイク
下の大きなツマミはテレビ音声のチャンネル、「音声」のみでした
昔のテレビみたいにガチャガチャ変えるタイプ

フカフカなシート
下は左から、ステアリングスイッチ
真ん中はカバー付きのパワーシートメモリー、右は助手席のシートバックが前に倒れて脚を伸ばせる当時のVIPには人気の装備
行儀悪し

セダンもありました
意外と好きでした
黒のセダンにゴールドエンブレムのフルスモ仕様に後輩が乗ってましたが、誰も近寄らせないような雰囲気漂ってました

VG20ETいわゆるJETターボといってたエンジンで、31レパードのXSグレードにも同じエンジンが載ってました
装備品

手入れの行き届いた、家具のようなシート
使い込んだファーストミットみたいです
諸元表は撮り忘れです
インパルからはこんなのも発売されていました

画像は前期型ですが、めちゃくちゃカッコ良くないですか?
インパル630R
ニスモやインパルの部品を使い、結構ガッツリやっています
ところで4ドア版は87.6月にはY31にフルモデルチェンジしますが、継続販売されたのもあります
それが
↓
Y30セドリックワゴン&バン
96.3月
Y30

97年まで販売されていました
こちらはツルツルした、ビニールコートされたもの
傷

この緑ツートンのは良く見かけたけど、今は車体そののを見る事すら、滅多に無いです

5ナンバーベースとは思えないほど、堂々としたサイズです

新しめのモデルなので、エアバッグ付きです
元々DINサイズのインパネではないので、この世代の1DINのオーディオやエアコンが入ると、なんともし難いスペースができてしまいます

逆向きのサードシートが付いてますが、車酔いしやすい人が乗ると大変な事になるかも?

ベンチシートにコラムが似合うと思うんですけど…

エンジンはVG20Eのみの設定
VG30とかの大排気量が似合う気がします
以上でカタログは終わりです
Y30セドリック&グロリアについては日産は面白い試みをしました
程度のよい中古車をリフレッシュしてメーカーから再度販売するというものです

前期型の印象がありますが、後期のスプレンドがあったのか?は不明です
エアロだけで印象は違いますねー
セド&グロ合わせてもクラウンには敵わない時代でしたが、それなりに存在感はありました
Y31では一矢報いた感はあります
Posted at 2022/12/17 17:06:33 | |
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