
タイトル画像は当時のグループAに出ていた
アドバン・スカイラインです
前回はHR30後期型のカタログをアップしましたが、今回は同じく後期型ですが、DR30
つまり、RS系のカタログです
いわゆる鉄仮面です
83.8月
スカイラインDR30後期型

表紙はやっぱりポールニューマン
約40年前のカタログです、白い部分が多く日焼け、シミなどで、古さを隠せません
前期型の3本の横桟のRSグリルからボンネット一体の鉄仮面になりました
鉄仮面は正にその名のとおりで、その後のR31にも通じるデザインでした
ただ個人的にはRSは前期型のグリルの方が好きです

こちらもカッコ良すぎますが

やっぱ赤黒かなー?RSは

「史上最強」
まさにそうでした
雑誌の最高速ランキングで常にトップ
当時はまだ高校生で免許も無いのに何故か誇らしかった

GT同様、後期はテールランプに凹凸が入りました

シートのデザインは前期型から一新
サポートのしっかりしたタイプです

30スカイラインは2ドアでもリアの居住性は良かったです
サイドウインドが広く、シートも大ぶりだったからかなー?
男3人で名古屋⇄広島のドライブをしたけど、不満は出ませんでした

装備品は快適装備が充実してきました
RS系は前期型はシンプルでしたから、クルコンや電動シートが付くなんて想像出来なかったです
ステアリングも交換の必要がないくらいかっこいいです
エンジン透視図
名機FJ20ETです
ターボのET
190ps、23kgm
NAのE
150ps、18.5kgm

当時の日産車はまだDOHCの車が少なかっただけにFJエンジンにかける思いが伝わるページです
サスペンション

R30は当初からソフト⇄ハードのフットセレクターの装備がありましたが、190psの馬力を支える為に、ハード側の強化がされたそうです

こうして見ると前期から一番変わったのはシートかも
シートのデザインは日産車ではあまり見たことのない形状で、トヨタ車に多かった、サイドサポートを高くしたデザインです

RSといえばシルエットフォーミュラですね
セダン

昔は何とも思いませんでしたが、今はセダンかっこいいなと思いますね
現存するのもセダンが多いような気がします
ファミリーユースで手荒に使っていなかった個体が多いからでしょうか?
ハードトップ

人気はこちらでしたね
ピラーレスでしたので、全開にするとカッコよかったですが、強度としてはちょい厳しそうです
装備一覧
諸元表
このカタログから2ヶ月後の83.10月にRS系初のオートマ車が追加されます
更に84.2月にインタークーラー付きのターボCが追加
最終的には205psとなります
85年8月にフルモデルチェンジでR31になりました
ただ当初は4ドアのみでしたので、2ドアスカイラインはしばらくスカイラインから消えてしまいます
自分が免許を取ったのが86年3月でしたので、R31になっていましたけど、鉄仮面はまだバリバリの新車に見えました
スカイラインでいえば、初心者には前期型ジャパンや後期ケンメリが最安値でした
懐かしくてたまらないR30スカイラインは以上です
Posted at 2023/01/07 12:44:52 | |
トラックバック(0)