羊会7号車のブログ一覧

久々のカタログブログです

A10バイオレットについては以前、日産バイオレット三代のカタログ　コンプリートで二代目A10型の前期型カタログを掲載しました

今回はその後期モデルになります
型式はマイナーチェンジですが、後期でA11となります
また前期型はヘッドライトが丸目四灯でしたが、後期で角目四灯になり、ボディもライトもカクカクになりました

二代目A10型バイオレット
79.3月

カタログのサイズは20世紀の国産車に多い一般的なサイズ
ページ数は30ページです
表紙の右下に折れジワがありますが、色落ちはありません
ただし、綴じしろに、補強なのかメンディングテープが上から下まで貼ってあります


見開き3ページを使った全景
（この画像では後部は省略）

内装

昭和50年代前半ぽいデザイン
オートマを推してます


シートはベージュ


多分５人乗りです
センターアームレストとかは無さそうです



リアもカクカクデザインです
ここまでがセダンになります

ここからはオープンバックという、3ドアのリフトバック型のボディです
セダンよりは若者層をターゲットにしていたように思います



一見クーペにみえますが、ゲートがカバっと開く形状です
リアの両サイドの視界も大きなガラスで後席の見晴らしは良さそうです


ステアリングのデザインや色使いが割とカッコいい


開口部が広いです



ステーションワゴン的な使用を見越してか、シートアレンジと積載アレンジに１ページ割いてます



真正面からだと810後期のブルーバードやダッドサントラックにも共通する角目４灯




ATは三速　ニッサンマチック
かなりページを割いてますが、主流はまだMTでした


安全性もぬかりなく、自動ロック式シートベルトに、セーフティモニター


空調はエアコンではないんでしょうね
夏はやばいかとおもいます

しかし4スピーカーは当時は自慢アイテムになりますね



実質L型４気筒の後継的位置付けのZ型エンジン
後には1800ccも搭載されますが、このカタログの頃は２種類のZ16（インジェクションとキャブ）、それにこれまた日産のベテランエンジンA型エンジン（A14）の３種類のエンジンでした


サスペンションは上級グレードのSGX-Eには「ハードサスペンション」を採用


バイオレットといえばラリーのイメージ
初代の710型も同様

装備品類



グレード一覧


セダン

オープンバック


カラーバリエーション

黄色系が多いですね
車名のバイオレットに近い色はワインレッド１色のみです

装備一覧


オプション装着車

コンポに5Jのアルミ
ジビエのカバー付きフォグランプ

裏表紙は諸元表


背表紙は前の持ち主さんがテープで補強されてます

販売品としての価値は下がりますが、補強にはなるし、私は単なる個人コレクターなので、ありがたい補強です