
90年代までのミニバンといえば、国産車はほとんどがキャブオーバーの商用車ベースの物が多かったです
車種は多かったですけどね、例えば日産なら大きなキャラバン/ホーミー、小型だとチェリーバネット/サニーバネットなど
それが80年代後半のマツダMPVやトヨタエスティマなどの乗用車的なミニバンがチラホラ出始めました
日産も91年にバネット系の後継として、まずセレナ
そして93年にセレナと同じシャシーのラルゴが登場しました
90年代のエアロブームに乗っかって、かなり人気もありました
今回のカタログは、そのラルゴの後期型を取り上げます
97.11月
W30ラルゴ後期型

表紙はツルッとした肌触りのコーティングされた一般的な旧サイズの表紙
ページ数は37ページ
傷や破れはありません
後期のCMはトップ画像の矢沢永吉のアルバム「YES」に収録された「しなやかな獣たち」

ハイウェイスター推しなので、見開きの扉頁もいきなり「いいエアロしてる」

マイナーチェンジで追加されたハイウェイスターツーリングがまず出てきます

ハイウェイスターツーリングは角目ニ灯のラルゴのヘッドライトを丸目四灯にし、サイドストライプも専用でした

こちらは通常のハイウェイスター
これはこれでカッコいいです
内装

運転席に向いたセンタークラスター
ウォークスルーはできないタイプ
というか、多少のボンネットはあるものの、エンジンマウントはセミキャブオーバーなのて仕方ないですけどね

充分三列目も座れる広さ

こちらがノーマルなデザイン
ミニバン恒例のシートアレンジ
装備類など

シートのスライド量、カーテン、収納力など

この頃のは片側スライドドアなので、運転席の後ろはドアがない分、ドアの部分に色々収納がありました
私の乗ってたエルグランドもデカい空気清浄機が入ってました

パノラマビュートップは開口部は前席上のチルトのみ
でかいリア用のリモコンも付いてました

オーディオは2DINの方はオプション、通常は1DINのカセットチューナー
ナビは多分CDナビですね
エアバッグは前席は標準化された時代です
ようやくエンジンのページです

ガソリンのKA24DEとディーゼルのCD20ET i
KA24DEはルネッサやラルゴ後継のプレサージュに載っていました
友達がラルゴハイウェイスターに乗ってたので、乗せてもらった事があります
尻の下のエンジンという事で、2400ccの割には騒々しかった印象です
また燃費を聞いたことはないですが、良くは無いと言ってた記憶があります
四駆でローダウンしてたし、マフラーも変わってたので、違いはあるでしょうけど

足回りは良かったと友人から聞いてます
フロントストラット、リアマルチリンク
GTパックは
ハイキャス、アクティブダンパーサス、リアビスカスLSDなどとセットオプション
グレード
まずはノーマル
ハイウェイスターツーリング
ハイウェイスター
グランドスターというのもありましたが、正直あまり見た事が無いです
装備一覧
諸元表
価格表

高くても300万くらい
良き時代
「ラルゴ」という名称は先代からサブネームとありましたが、ラルゴの名称はこの代で終わり、後継車としてはプレサージュになりました
ラルゴこカタログは以上です
Posted at 2024/10/06 16:19:49 | |
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