
R31スカイライン後期型のカタログです
その前に、前期型の大きな変化から
85年8月に4ドアだけでデビューしましたが、翌年1月にはステーションワゴンがツインカムターボを搭載して追加、更に5月には満を辞して2ドアクーペを追加します
クーペの発売に合わせて、タービンもセラミック化されて、ターボラグの低減を図ります
装備としては、時速が70kmを超えるとフロントエアダムから自動で下がる「GTオートスポイラー」や4WAS(現在のABS)もオプション設定され
イメージキャラには岩城滉一を採用
やっぱりスカイラインはこうでなくちゃと思いました

前期型はテールランプの丸目が凹んだ形状
87.8月
マイナーチェンジ
後期型GTSのカタログです
同時期の別バージョンのカタログも持ってるはずです
何度も読み返しているので、それなりの使用感というか、ヤレた感じはありますが、紙そのものは傷んではいません
マイナーチェンジで、パワーは10psアップし、190psに進化
ロービームのみですが、プロジェクターヘッドライトがオプション装備になりました
クーペ ツインカムターボ
クーペツインカム
4ドア ツインカムターボ

今見ると4ドアめっちゃカッコいい
内装

85年の前期型と大きくは変わっていません

シート形状はそのままですが、表皮がジャージ生地に変更されました

GTオートスポイラー
70km/hになると、ウィーンと下がって来ました
でも自分の知り合いは下げたままにしてましたね
カタログ中央は少し紙質を変えて機能面を細かく説明しています
まずはエンジンから

インタークーラーは助手席側のフロントバンパーの下
4気筒のシルビアや180SXも、スカイラインと同じエンジンだったローレルなども同様の位置でした
パルサーGTi-RとブルーバードのSSS-Rくらいですかね、日産車でエンジンの上に有ったのは
みんなで友達のスカイラインのインタークーラーを大きいのに変えた事がありますが、取り回しが難しくて大変でした

インテークチューンで出力アップされ、更に高効率のセラミックターボでターボラグが低減されました

HICAS
当時の雑誌には同位相、逆位相それぞれの良いとこ書かれていて理解してたつもりですが、忘れてしまいました

ABSは当時は4WASやALBとかメーカーごとに名称が違い、統一されてませんでした

GTオートスポイラーとプロジェクターランプ
R31スカイラインで採用された技術です
ただプロジェクターは自分もシルビアにつけましたが正直明るいとは思えませんでした
装備

後期型と前期型の見分けはテールランプ
後期はクリアカバーに覆われていました

サイドサポートとランバーサポートは電動エアシステムでした
心地よくて何度も試しました、人の車でしたけど…

NISMOセレクション
この仕様が今や希少価値から言えばGT-R以上とも言われるGTS-Rの内装になります
シートは、32スカイラインGTSに通じるようなデザインで、サイドサポートなどもしっかりしたシートに見えます
座った事はありません
イタルボランテのステアリングはかっこよかったです
現存し.状態が良ければ何十万もするかも?
グレード
装備一覧
諸元表
価格表
GT-Rの復活が噂される中、登場したのはGTS-R
グループAのホモロゲーションモデルとして「2ドアスポーツクーペGTS-R」を全国800台限定で設定
フロントオートスポイラーの固定化、大型トランクスポイラーを装備
大型ターボチャージャーに専用インタークーラー、等長ステンレス製エキマニ等のチューニングを施し210PSという仕様
専用カラーのブルーブラックがとてもかっこよかったです
恥ずかしい、自分の勘違いの話しになりますが、プリンス店でこのカタログを貰って色々話しをしてたら、営業さんが見積書を持って来ました
見るとかなり値引きするし、そんな800台しか作らない車にしては安い
こりゃ買うしか無いと思うのは当然のなりゆき?

このカタログのブルーブラックを見て勘違いしたのは21歳の私、あさはかでした、、、
見事にGTS-Rと間違えて商談をしてしまい、気づいたのはハンドルを見て、イタボラじゃない!と思ったのです
ホモロゲの800台はとうに完売しており、NAツインカムの特別仕様車の売れ残り
しかもブルーブラックじゃない黒銀ツートンの4ドアでした
やっぱり無理せずR30を乗り潰そうと思った瞬間でした
Posted at 2022/09/02 12:52:28 | |
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