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　札幌出張ついでに毎年恒例の北海道スキーに行ってきました！
これまでにニセコやルスツ、キロロやトマムなど有名どころは大体行ったので、今年は思い切って旭川空港利用の富良野スキー場に行ってきました。　札幌仕事の前に旭川空港利用で大丈夫だろうか!?

土曜朝の飛行機で旭川空港へ。　空港でバスに乗り換え２時間弱で富良野スキー場に到着です。
最近の北国の天候は、大寒波で大雪が多いのですが、地元の人によると西からやってくる雪雲は、岩見沢あたりで降りつくしてしまい、富良野や十勝ではあまり降らないそうです。

この日も札幌は大雪とのことでしたが、富良野はくもり。気温も氷点下二桁近い寒さで最高のコンディションでした。スキー場は決して広大とは言えませんが、フード付高速リフトやロープウェイで一気に上の方まで行けるので、一度で長い距離の滑走を楽しめます。　雪質はまさに最高！

ところが、シーズンオフブランクで滑り方を完全に忘れてしまい、思うように滑れません。　そこで、翌日はスキースクールに入ることにしました。　オリンピックに出たこともある木村公宣スキースクールは４時間で5,000円のレッスン、決して安くはありませんが、私のクラスは生徒２名だけ！　嫁の方はなんとマンツーマン！　グループレッスン料金でプライベートレッスンを受けることができました！

このスクールがまた最高でした。生徒は少ないしリフトもゲレンデも空いているので、たっぷりみっちり習うことが出来ました。私についてくれた先生は遠藤先生という男性でした。とても熱心に詳しく教えてくれるよい先生でした。今後のためにも習ったことを列記します。

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・私の滑りは昔の滑り方（カービングスキー以前の昭和滑り）（泣）　体の中心を軸にして下半身の向きを変えて滑っている。旋回中の外向傾が強いらしく、ターン中のスライドが大きい（ドリフトしてしまっていてキレが悪い）　現代の滑りは両足均等に荷重をかけるのが基本。斜面の斜度と旋回Ｇのバランスが取れた角度に重心を常に置く（常に板の真上に重心）

・ターン開始時には、曲がりたい方向に身体を曲げていけば板が自然に曲げてくれる。左に曲がるならば、右足を前に押し出しながら左にひねりこんでいくイメージ。右足板が左板よりも後ろにあってはならない。外向傾のクセが抜けにくいので、思い切って腕を回しこんで身体の向きを変えていってもよい。

・地面を強く踏めるように重心は足の後寄りになる。土踏まずとかかとの中間付近に荷重を感じればＯＫ。私はもっと前になってしまっていました。地面からの圧の反発をイメージして、自分の荷重位置が正しいかを意識するように。

・最新のスキー理論では、最も大切なのはターンのきっかけ作り（ターン前半）。ターン終了後に谷足にかかっていた荷重を上手に抜いてエッジを緩めることで次のターンがスムースに始まる。ターンは前半が重要で前半がすべてと言っても過言ではない。　前半の曲がり始めを強く意識して練習すること。

・上下動は極力行わない。ターン切替時に板を踏み替えない。また、姿勢を低くしすぎない。身体が沈みきっているときは、これ以上曲げることが出来ないため、外力変化に対処できない一番よくない状態。特に新雪のときなどは縮こまると絶対に上手く滑れない。

・ターンの切れ味を増すには、膝を使うことも重要。最新のスキー教本では膝を使えとは教えないらしいが、膝を使ってエッジ角度を立てるとターンの鋭さが増すらしい。

・左足曲がり（右旋回）はマシだが、右足曲がりが下手。右足の荷重位置を常に意識し、外向傾にならないよう注意。

・自分が滑った後のシュプールをチェックするのも大事。鋭いターン弧が描けているか。

＜練習法＞
・緩斜面でハの字で板を回しこんで滑る練習。最初はターンのＲは大きくゆるく。
・板を平行にして肩幅ほど大きく開いて、同様に板を回しこんで滑る練習。
・同じく板を平行にして開き、膝を曲げてエッジを立てて曲がる練習。膝を使ったエッジングの練習に
　なる。
・ターン開始の谷足抜重の練習。ターン終了時の谷足荷重を抜き、エッジを緩める意識で次のターンを開始する。
・外足一本荷重でターン。正しい位置に重心がないとターン後半で両足を着いてしまう。
・片足１本で左右ターン。ターン終了時から次ターン開始時のエッジの動きを練習できる。
・ターン中にジャンプ。上手く重心がとれてないと上手に跳ねられない。
・谷方向にまっすぐエッジをずらしながら左右足を切り替える練習（ショートターンの練習）。

他にもたくさん習いましたが、だいぶ忘れてしまった。もったいない。　今度はボイスレコーダーをセットして教えてもらったことを全部残すようにしようっと。　まぁとにかく昔の滑り方が身体に染み付いてしまっているそうで、どうにもそれが抜けないようです。徹底練習あるのみですね！

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富良野スキー場はナイターも最高でした。気温がさらに下がるので、本当にスキーが好きな外国人くらいしかいません。ほぼ貸切状態で最高の雪質をまさに独り占めできる！　富良野スキー場、とても気にいりました♪

が、問題は月曜日、仕事のため私は高速バスで札幌に向かいましたが、高速道路が大雪で通行止め、列車もすべて不通となってしまい、札幌までえらい時間がかかる事態となってしまいました。。。
本来３時間で着くところを結局６時間以上かかり、仕事には大遅刻、何しに北海道まで行ったんだか・・・（＾＾；　雪国をナメてはいけないと思い知ったのでした。。。