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だいだぶのブログ一覧

2017年08月05日 イイね!

中古車売却トラブル④ 解決へ

株式会社くるナビとの車売却トラブルのつづきです。

先方が契約金額全額の支払いにも、契約解除によるクルマ返却にも応じないため、契約金額を請求する内容証明郵便を出しました。

文案は生活支援センターの方がつくってくれました。支援センターの電話番号と担当名も記載してよいとのこと。場合によっては先方から支援センター側に打診があるかもしれないそうです。

内容証明郵便の書き方ルールに沿って下記のように作成し、速達で先方に送付しました。


その後、先方から打診が来ました。「無償返却に応じるので車を引き取ってくれないか。その際、車の状態について以後くるなび社に不服を申し立てたりしない念書を提出して欲しい」との事。 オマケでつけたスタッドレスタイヤとチェーンはもうないので返せないとの事でしたが、これ以上問題が長引くのはイヤなので、先方の提案を受け、車を引き取ることにしました。
その際に提出する念書は、私の友人の法律専門家にアドバイスを受けて下記のように作成しました。


一刻も早く車を引き取りたかったので、仕事を休んで先方の事業所まで受取りに行き、試乗してクルマの状態を確認した上で念書を渡し、無事引き取ってくることができました。

スタッドレスタイヤとタイヤチェーンは戻りませんでしたが、高額な訴訟費用が発生することを考えると、勉強代と思えるレベルなのでよしとします。 他にかかった費用は、内容証明郵便送付費用、先方との通話内容を録音するためのイヤホン費用、車を受け取りに行くときの交通費程度ですみました。

今回のような二重査定トラブルは、他にもたくさん起きているようです。
泣き寝入りをする方が多いようですが、不利な契約に陥らずに解決される方が増えることを祈って、経緯詳細を振り返りました。

問題解決にあたり、多くの方にご協力ご尽力いただきました。
日本自動車購入協会、消費者機構日本、消費生活支援センター、法律専門家の友人、ラパンをかつて修理いただいた板金屋さん、いつもクルマ整備をお願いしている整備屋さん、コーティング屋さん、本当にありがとうございました!







Posted at 2017/08/06 10:25:23 | コメント(5) | トラックバック(0) | 日記
2017年08月04日 イイね!

中古車売却トラブル③ 法解釈と対策相談

株式会社くるナビとの車売却トラブルのつづきです。

一度買取契約が成立した後に、修復歴等の不具合を理由に後から買取額を引き下げる二重査定について、法解釈と対応について調べました。

問題点は下記2点。
① 契約買取金額40万円が、買主の一方通告で7万円に減額される
② ①が受け入れられないから、と解約を希望すると、15万円の解約料を要求される

それぞれ、中古車売買取引においては同様のトラブルが過去何度も起きているようで、行政機関である国民生活センターが指針を出しています。

国民生活センター平成24年3月15日報道資料

①については下記記載があります。

減額どころか解約にも応じなくてよい、と解釈されているようで、実際の判決事例も出ているようです。

②についてはこちらの記載です。

たとえ、売却した者の都合で解約を申し出たとしても、さらに契約書に一律10万円などとキャンセル料の条項が記載されていたとしても、消費者契約法によって消費者は守られているため、過大なキャンセル料の支払いは拒否できる、とあります。

これを踏まえ、専門家に相談しました。
まずは、JPUC日本自動車購入協会車売却消費者相談室 に相談しました。
経緯を話したところ、くるなび社からの同様の相談は他にも来ているが、JPUC加盟店ではないため、先方に直接関与することはできないらしい。とはいえ、15万円ものキャンセル料は明らかに高すぎるため、先方にキャンセル料の請求明細を要求するようアドバイスされました。また、消費者を支援するNPO団体である消費者機構日本にも相談してみては、と推奨されました。

消費者機構日本に連絡してみると、JPUC同様に、「直接の関与はできないがトラブル事例として知見を蓄積したいので、経緯と契約書コピーをメールで送って欲しい」と要望され、対応しました。

その後、キャンセル料15万円の請求明細をくるなび社に要求しましたが、請求明細は出せないとの返答、まぁ当然出せないでしょう。

つづいて、消費生活支援センターに相談しました。先方事業所のある東村山市に連絡したところ、同市内の事業所についてトラブル相談がどれくらいあるかは答えられないとのこと。相談は私の地元で、というので次は埼玉県のセンターに電話で相談しました。

すると、まずは内容証明郵便で契約代金の全額支払いの請求をすることを勧められました。内容証明郵便に法的効力はありませんが、宣戦布告とも言える強い意志表示になるので、何か先方の動きが期待できるかもしれないとのこと。 それでも解決しないときは最悪裁判となるが、その前に支援センターが仲裁しての交渉を試みてくれる、との事。たいそう頼もしく感じます。

この時点で、くるなび社とは何度か電話のやりとりがあり、「買取代金が20万円までなら出せるがどうか。」「いくらまで出せば納得するか」等の打診がありましたが、応じずに意思表示の手紙を出す旨と最後まで譲らない意志を伝えたところ、「手紙でも訴訟でもどうぞ」との事。

意を決して内容証明郵便を出してみることにしました。
この時点で既に契約書の支払期限7/28を過ぎました。もちろん先方からの振込は1円もありません。

解決編につづきます。




Posted at 2017/08/06 10:25:08 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2017年08月03日 イイね!

中古車売却トラブル② 契約内容確認

株式会社くるナビとの車売却トラブルのつづきです。
契約内容を契約書で振り返ります。こちらが契約書。


売主が確認してチェックする項目があり、すべてチェックを入れてサインし契約しました。


修復歴とは、「日査協、公取協などの統一基準として修復歴車と定義されているのは、骨格(フレーム)部位等を交換したり、あるいは修復(修正・補修)したもの。」であることを知っていましたし、契約書最上面にも事故の定義が記載されていて、

こうした定義に該当する事故は起こしたことがないために、自己修復歴なしにチェックを入れて契約しました。

ただし、修理歴はありました。前後バンパーやドアを駐車時にぶつけ、これまでに三度直したことがあります。とはいえ、外装部品のみの交換や塗装のみの修理で、フレーム修復には当たらないため、申告していませんでした。(その後、過去修理してもらった業者に詳細修理履歴を出してもらいましたが、やはりフレーム修理は行っていませんでした)
→振り返れば、修理歴もすべて申告して徹底的に査定してもらうべきでした。他の査定業者は、見た瞬間に「ああ、フロントバンパー交換してるんですねー」等、当たり前に修理個所を見つけていたので、申告必要性の認識が甘かった。。。

結果的には、フロントバンパー交換のときの損傷が理由で、右フロントインサイドパネル損傷あり、と診断されたようです。ご丁寧に中古車販売サイトgoo-netに修復ありの鑑定書つきで私の車両が売りに出されていました。



となると、修復歴申請をしなかった私の責任で、先方の減額要求やキャンセル料の支払いに従うしかないのでしょうか?
契約書を改めて確認してみます。

売主(私)は、「事故修復歴なし」の記載が「真実で相違のないこと」を確認して契約する、とあります。

そして、「事故修復歴なし」の私の申告が事実と相違した場合は、買主(くるなび)が契約金額を引き下げて再契約できる、とあります。

さすがに「買主が要求した契約解除の場合は多額のキャンセル料を支払う」という条項はありませんでしたが、この契約書どおりに解釈すれば、私は買取金額を引き下げられて再契約するか、先方が望んだ場合の買取契約解除に応じるしかないようです。

でも、あまりにも理不尽ではなかろうか。。。
つづいて、法解釈と解消に向けた対策を検討することにしました。③につづきます。
Posted at 2017/08/06 10:24:52 | コメント(0) | トラックバック(0) | 日記
2017年08月02日 イイね!

中古車売却トラブル ①  二重査定に苦しめられる

訳あって、愛車ラパンを手放すことにしたのですが、売却契約でトラブル発生、苦悩することに。。。

買取契約を結んだ会社は、株式会社くるなび。北海道と東村山に店舗を構える中古車店です。
経緯は以下の通りです。
①カーセンサー一括査定サイトに登録。
②7/6、続々と業者が出張査定に来訪。
③4社目にくるなび社来訪。それまでの最高額は35万なので40万なら即決する旨を伝えたところ、オマケにスタッドレスタイヤとタイヤチェーン、スキーキャリアをつけることで40万円で契約締結。なお、先方から「車両は今すぐ引き取りたい」「支払いが会社の都合で3週間後の7/28になる」との要望を受け了承。
振り返ればこの二点が決定的に失敗でした。お金も受け取らずに車を持ち去られるとこちらにはもう闘う材料がありません。
④後日電話あり。詳しく鑑定したら修復歴が見つかったので近日中に相談させて欲しい
⑤さらに数日後に電話あり。「修復歴がないとの申告で買い取ったのに修復歴が見つかったのは話が違う。再査定したら買取金額は7万円となる」と通告される。私としては「そんな値段ではとても売れないので、契約解除して車を返して欲しい」と伝えたところ、先方曰く「鑑定やら移動などで経費が発生したので解約するなら15万円支払え」と。
そんなことは受け入れられないと話をしても通じずその日は一旦話を置いたまま電話終了。

これは二重査定というトラブルのようです。高値で買い取っておきながら、後から不具合を指摘して一方的に買取金額を大幅に引き下げる、という手口です。

改めてくるなび社のWEB上の評判を調べてみると、案の定なコメントが散見されました。

電話帳ナビ
https://www.telnavi.jp/phone/0118761234

ヒカカク
https://hikakaku.com/company/%E3%81%8F%E3%82%8B%E3%81%AA%E3%81%B3/


困った。。。どうしよう。。。 
②につづきます。


Posted at 2017/08/06 10:24:29 | コメント(1) | トラックバック(0) | 日記

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