2016年に23の4型ジムニーを手放し、結構なお値段で買取っていただいたおかげもあり、本当は軽のミニバン系をターゲットにしていましたが、実際には電動スライドドアやら、それなりのオプションを着けると普通車の2000ccクラスのミニバンと10万円ほどしか変わらず、実際の走行実態が片道50キロの墓参りか義理のお宅におじゃまするくらい。
そこで候補に挙がったのが同エンジンですが、昭和後期に全日本ラリー選手権で活躍されていた「粟津原豊」選手(現在モンスター磐田店店長)が乗るアルトワークス。しかも嫁がMT車の方が良いとのことで即決でした。
当時のアルトワークスを初めて見たときには『こんな不細工な車が…』と思っていましたが、このクラスではアルトワークスか、ダイハツのワークス「DCCS」のミラでしか勝てない中、活躍するアルトワークスの『ブサ可愛いい』が印象付けられました。
現在の36型アルトも元々は財布も重さもに軽い軽自動車に回帰したものでスタイルもとても格好いいとは思えませんが、今回は『羊の皮をかぶった狼』らしく、決して走りそうで無い外観にも惚れましたし、最初から25年ほど付き合ってボロボロになっても使いまわしていた『レカロ』が運転席、助手席共に標準装備。
熊本の震災の影響も納車時期に多少ありましたが、2か月間車のない生活の可能だと言うことも体験できました。
アフターパーツも多くまたジムニーのようにハマってしまいそうな予感もするのですが、ノーマルの慣らし状態でも体感的にはジムニーの1.5倍くらいのパワーと2倍の燃費は期待できそうです。座席が高いとの評価もあるようですが、この25年近くクロカン四駆ばかり乗っていたので苦にはなりません。それより『スコッ!』と決まるショートストロークのシフトレバーにニヤけます。
まだ実走距離が僅かですので、斜め後方視界の悪さをとメーターがハンドルで見難いことを除けば悪い点は見当たりません。
前車のジムニーのように13年も乗れないでしょうが、安全に永く付き合って行きたいと思っています。