と記憶している。
充電時には水素ガスが発生するので、火花で自爆!!を避けるためと聞いた覚えがあるのだが、その手順を変えるらしい。
とりあえずMEX号のバッテリーへ+-共繋ぎ、主治医に渡す。
「こ・・・怖え〜よ〜!」
と言ってる間に、
「だめだこりゃ。やめた。やっぱりどっかでショートしてるよ。」
どこをどうしたのかさっぱりわからないが、どうやらもう試したらしい(^^;;。
「しょうがないな〜。ここで原因探すのは嫌だし、こうなったら”置き場”まで引っ張ってくか・・・。」
”置き場”とは、〇〇ガレージとは別の場所にある秘密基地のことである。
「う〜ん、MEXちゃん、牽引ロープ持ってる?」
「う〜ん、どうかなぁ、そこまで積んだかなぁ。」
とガサゴソしている間に、
「お!いいのあったぞ。」
と、595からクッション付き牽引ロープを発掘する主治医。
(実はMEX号にもあった。笑)
「じゃぁ繋ぐか・・・。」
ここで大切なのが牽引ロープの繋ぎ場所である。
引っ張られる方は、フェイス下の如何にも繋ぎやすそうな、控え目なファラオのアゴ髭の如き出っ張りに引っ掛けたらヤバいのだ。
最悪、ガッツリ顔面剥離になるのだ!
人体標本状態なのだ!
面が割れるのだ!
号泣間違いなしなのだ!!
なので、フロントリーフスプリングに引っ掛けるのが正解。
でも、引っ張る方もまた悩ましい。
サスペンションアームに上手く引っ掛けて、ドライブシャフトと干渉しないようにしたいところである。
「よし!これでどうだ。イケるか?」
とMEX号の下に潜っていた顔を上げる主治医。
ここで、
「もう家まで近いので歩いて帰れます。」
と言う、595に乗ってたお客さんとはお別れ。
さて、いよいよ秘密基地まで出発!なワケだが、
どちらが牽引される方に乗るかで、主治医と揉めるMEX。(笑)
「ヤダ!だって道わかんないよ〜。」
「後ろから手で合図するから大丈夫だって!」
と押し切られ、
「ぬぬぅ。」
と、止む無く牽引する側のMEX号に乗り込む。
「さてと、ここはSさんとの連携が大事、上手くロープが張ったままにしないとな・・・。」
ロープに弛みが出ると発進時に弛みを勢い良く”バン!!”と引っ張る事になり、車体にダメージを与える恐れがあるからだ。
(ベルトの両端を持って、”バシ!”と引っ張るのをイメージするとわかりやすい。)
なので半クラの抵抗を意識しながらゆるゆると走りだすMEX号。
ブレーキング時はロープに弛みが出ないよう、後続の595のブレーキに半ば頼りつつ、MEX号はニュートラやエンブレ、フットブレーキを駆使しながらの走行である。
なかなか息のあった牽引だった・・・と思う(笑)。
途中、牽引ロープが外れて苦労したものの、後ろで”ぶんぶん”と腕を振り回す主治医の難しい方向指示に従い(^^;;、信号のタイミングなどを見ながら慎重に走ること15分(くらいだったか?スッゲー集中していたからわからない)。
ようやく秘密基地に到着。
そして595を二人で押して、保管場所に収納。
確か11時半頃出て、この時点で13時半前(^^;;。
当然、ここまでで超汗ダルマなのだが、
「500で走った方が絶対涼しい!」
と、主治医と意見が一致し、ようやく浅草へとMEX号を走らせたのであった。
・・・・・・・・
この季節にしては涼しめの風が、三角窓からいい具合に入り快適な道中、助手席で
「悪ィね^^。」
と、ようやく”パシュ”と麦酒の蓋を開けられた主治医。
「ありゃ、もう生温いんじゃ・・・。」
「いやよ、保冷袋に入れて来たんだよ(ニヤリ)。」
まったく用意周到な主治医である。
そしていつものように、主治医の過去ネタを聞き、笑いつつ快走するMEX号。
しかしここで大きな”ハテナ”が頭の上に浮かぶMEX。
「ん?いや、おかしいぞ・・・。」
さっきまで聞こえていた『ヒュラヒュラ』が消えているではないか!
「なんだよー、自分だけで乗っている時には、走行開始後10分と経たずに鳴り始めら最後、エンジンが冷えるまで鳴り止むことはないのに、Sさんが乗っていると良い子ぶるつもりなのか〜?こいつめー!」
と、MEX号にケチを付けたその時である。
唐突にそれはやって来たのだ。
『ンブワン!』
「!!」
目の前真っ白!
「うおお!?×2」
主治医と綺麗にハモる叫び。
「ぎゃー!巨大杏仁豆腐!?」
「ブフッ!」
麦酒を吹き出しそうになる主治医。
夏なのにホワイトアウトなのだ!!
「ひー!まっ、前が見えない!!」
とっさにドアの窓から顔を出し、路肩にMEX号を寄せて停車したのだった。
そして叫ぶのだった。
「ぐあー!遂にやっちまった〜!」
そう、やっちまったのだ。
思い起こせば購入時、主治医から気を付けるよう、口すっぱく言われて以来19年間、それだけはやるまいと気を付けていたのに・・・。
チンクエチェントの”あるある大辞典”のトップ5に入ると言っても過言ではないアレを・・・。

あ〜ん!!
これ!
このザマ!!
そう、トランクフード閉め忘れである・・・。
で、走行中に風圧でブワン!と開き、前を塞いでしまったのである。
そしてお約束どおり、フードがワイパーに当たって凹むというルールなのである。
「595救出でバタバタしてたら忘れたのか〜?」
「そうだなきっと(^^;;・・・」
「それともケチを付けたからなのか〜!?」
「そんなワケないだろう(^^;;。」
「負けた!今日は負けたよ!」
「ワイパー付けてなきゃ凹まなかったんだよ^^。」
「え゛ー!ぜんぜん違ーう!」
「まあまあ、今度エンジンやる時にでも板金屋に綺麗にしてもらうからさ^^。」
「う〜・・・お願いします〜。」
そんなこんなの久々にトラブル続きの大騒ぎな車検引き取りだったワケで、家に着いたのは14時半過ぎ・・・。
もう半端な時間なので、昼食は抜きにして、シャワーを浴びて、とっとと仕事に戻ったMEXなのでした。
スゲー疲れました(^^;;。
ええ、おかげで翌朝体重測ったら、1.5キロのダイエットに成功(?)していましたとも!!
ふっふっふ、久々の59キロ台。
よしよし、いいぞ〜!(逃避中)
とまぁ、やっちまったワケなのですが(^^;;、トランクフードはスピードが出ていなかったので、凹んだ(この漢字キライ!)にしても被害は少なかったことと、前から見ると光の加減で目立たないことがまだ救いです(^^。
さ〜て、どうしてくれようかなぁ。
ABARTHに付いている様な、ゴムのボンネットキャッチを付けてもいいのですが、ちょっと”ヤル気”っぽいかなぁ。
革ベルトタイプのキャッチもすんごく魅力的だけど、頻繁に開け閉めするから面倒かなぁ。
う〜ん、先達に倣って開き防止ワイヤーを中に仕込もうかなぁ(^^;;。
と、頭を悩ませているMEXでした。
ということで、言われるまでもないことは重々承知で敢えて言います。
忘れた頃にこうなりますので、皆さんもどうかお気を付けくださいませ〜!!(涙)
ぐぬぬぅ(^^;;。
車検VS沈黙のABARTH&忘れた頃のホワイトアウト!_END