
会社は昨日から8月17日まで夏季連休、今年は2年ぶりにスープラで北海道に行きます(来ました)。
会社の夏季休暇が始まる1日前の8月8日に有給休暇を取得し、北海道行きの最終準備としてちょっとした買い物、持ち物の最終準備等をしました。
8月9日に日付が変わった頃に出発し、途中、仮眠を取りながら圏央道、関越道、北陸道を新潟まで走りました。いつもはフェリー乗り場手前のコンビニでパンを買って朝食にするのですが、今回は普通の車屋さんに教えてもらった、新潟の中央卸売市場内の食堂でとりました。
場内にいくつかある食堂の中から選んだのは「水産食堂」、ここの刺身定食をいただきました。


量は多くはありませんが、少なくもなく、それでもお腹いっぱいになりました。胃が小さくなったのかも知れません。
市場を後にしフェリーターミナルに向かいました。ターミナルには9時頃に到着、そこには昨日夕に小樽を出た「らべんだあ」がすでに接岸していました。

乗用車の乗船は11時00分からとのことでしたので、それまで写真を撮ったり、船内で必要な荷物を確認したりしました。
乗用車は通常、長いスロープを上がって「3甲板」に案内されるのですが、地上高が低い車(最低地上高は満足していないと載せてくれません)は段差、傾斜が小さい「2甲板」に案内されます。
出港は定刻より少し遅れて12時15分頃、サイドスラスターで離岸しつつ、前進する時間はこれから北海道に向かう高揚した気持ちでわくわく感が最大です。
船内ではまだ決め切れていない道内でのルートや行先を検討したり、ただ海や航跡を眺めたり、外界と切り離された至福の時を過ごしました。


船を追ってカモメが飛んでくることがよくあるのですが、今日も例に漏れず、乗客が差し出す餌のおかし目当てで長らく多くのカモメが追ってきていました。
また船内ではイベントのミニコンサートを見たり、クイズラリーに参加したり、写真を取り込んだりと毎度の楽しい時間でした。

ミニコンサートはゴスペルソングを歌う「おやちゃい」というデュオ、なかなか見ごたえ、いや、聴きごたえがありました。
フォワードサロンからは船首と北の方角が見て取れます。黙々と真面目に仕事をするフェリーは頼もしい存在です。
少し早めの夕方、まだ十分に日が高いうちにに入浴、浴室では露店風呂も楽しみました。
スタンプラリーの当選者が発表されたとのアナウンスがあり案内所に見に行くと、なんと「アンカーTシャツ」が当選していました。アンカーTシャツとは錨のデザインが描かれたTシャツでした。色がいまいちな気もしますが、せっかくもらったものですし、新日本海フェリー好きとしては使ってみようと思います。
昼間はずっと天気がよく、きれいな夕日に期待していたのですが、夕方には遠くに雲が多く、水平線に沈む夕日を拝むことはできませんでした。それでも水平線の上には焼けた空が見られ、穏やかな1日を象徴しているようにも感じました。
北海道への旅は自宅を出る時から始まっているのですが、この北に向かうフェリーもとてもいい時間です。人によっては「フェリーは退屈」と言いますが、なんのなんの、僕にとっては退屈する暇なんてありません。
翌日からの道内が楽しみです。
Posted at 2025/08/10 18:43:59 | |
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