ヘッドライトマナースイッチ加工(完成形)
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先回作業した際に余った端子を使い、3年前に購入して仕舞い込んでいた、三菱純正 ヘッドライトマナースイッチ(以下HMS) MZ590678 をGG2W型PHEVに取り付けるための加工です。
取り付けるといってもスイッチ部分を先回外したもとのシグナルレバーへの移植です。
まずは
MZ590678の取り付け基部の爪を精密ドライバー等で外して、カバーを開けて配線を端子から切り離します。
さらに紫線と茶線を切り離します。
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スイッチの分解 (写真はすでに分解済み)
先端スイッチ部分を引っ張ると赤→の部分に隙間が空き、赤丸内の窓と固定爪が少し見えます。(裏も同じものがあります)
先端部分を引っ張りながら固定爪を精密ドライバー等で両方押すと写真のように外れます。
注意!
1 固定している爪を折らないように過度な力を加えないでください。
万が一折れてしまっても、もう片方のスイッチから移植できます。
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HMS側は静に引き抜くと写真のような状態になります。
先端スイッチ部を外すと、軸の内部に写真右側の紫の部品(撮影の為に外枠を外し、中軸(黒爪)のみにしてあります)がはまっています。
矢印部分が軸との固定部ですのでマイナスドライバーを差し込んで捻ると軸の分解ができます。
注意!
既存のライチングスイッチ(←HMSの取付要領書にこう書いてあったので正式名らしい)はライトスイッチ配線にコネクターがついているので断線しないように、分解には十分に注意してください
プッシュスイッチを外したHMS側の軸は使わないので、分解の練習に使ってください。
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ライチングスイッチを分解したら、HMSのプッシュスイッチの配線を通すために適当な平行線を通して、HMSの配線をつなげてコネクタ側に引き抜いて通します。
白と緑の配線と同じ位置に出ればOKです。(写真上左側)
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軸を固定している紫色の部品の注意事項です。
1 写真上の三日月状に空いた部分にプッシュスイッチの配線が通ります。
2 矢印の部分にバネ、その反対側に金属のボールが一つずつグリスで付いています。玉は張り付ているだけなので抜いた際には落とさないように注意してください。
ライトスイッチを回した際のカチカチ感(クリック感とも言う)を出す大事な部品です。2個予備がありますが、外筒から外さないほうが良いと思います。
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無事に線が通るとこのような感じになります。あとは外筒、先端スイッチ部をはめていくのですが、工程3の中軸の爪が紫の部品にはまりにくいです。
爪のある軸が可動するため、爪がしっかりと噛んでくれません。(写真下)
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円内が、可動する中軸です、これをマイナスドライバーで軽く押し出すように抑えるとカチリと嵌ります。最後に先端部分を嵌めれば後は配線の処理です。
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白線が2本あるので分かり辛いですが、もともとの端子付きの白線にプッシュスイッチの紫線を途中結線し、プッシュスイッチの白線に先回の余りの端子線を適当な長さで結線し、コネクタに白、空き、緑、茶と挿して、コネクタを嵌めれば完成です。
作業時間は1時間ほどですが、写真左に映っている端子が手に入らず、完成までに3年かかりました。(笑)
先回のスイッチと交換して動作確認OKです!
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