
3月に入手困難になって来たバッテリーを買ったが
その時からバッテリー交換時で気になる事が発生
バッテリー残量があれば充電済みバッテリー交換しても
時間の再設定は必要ないが
バッテリーの残量無くなってしまったら再設定の必要に
残量あって充電済みのバッテリーに交換しても
毎回再設定が必要になったので
内蔵バッテリーが充電出来なくなった症状が出た
ネットで調べると古いデジカメは内蔵バッテリーが寿命になって
バッテリー交換時に再設定が必要になると
他機種のサイバーショットやハンディカムは数例見つかるが
使ってるサイバーショット TX-7の交換症例を探すも見つからず
その代わりにTX7の分解例があったのでそれを頼りに分解して
使用内蔵バッテリーを見つけて交換可能か調べてみる事に
先ずはバッテリー交換で時間設定になるか再確認
しっかりと内蔵バッテリー寿命の時の初期時間設定の画面に
底面と左右側面のビスを緩めて
フロントパネルの隙間にヘラ差し込んで剥がし
フロントパネル側にあるシャッターやズームボタンのフィルムケーブルを切ら無い様にカバーを外して
ケーブルを抜いて分割
リアパネルを外して液晶とタッチパネルのフィルムケーブルを切ら無い様に液晶パネル取り外し
カメラユニットもケーブル2本を切ら無い様に外して
やっとメイン基板に安心してアクセスが出来る様に
メイン基板固定してるビスを緩めて基盤を持ち上げたら
カメラ部分とフラッシュ用の充電コンデンサ?の隙間に
フィルム基盤で取り付けられてた
フィルム基盤を切ら無い様に引き出し
付いてるバッテリーを確認
MS614SE
セイコーインスツルメンツのMS614SEと言う
リチウム2次電池と判明
それではと何処で入手出来るか調べると
国内だとYahooショップで買えるが¥500~とか・・・
そこでもう少し調べたらセイコーインスツルメンツでMS614SEの資料発見
そうしたらMS621FEが容量と厚みが違うけども
それ以外の電気的性能は同じらしい
容量は3.4mAhから5.5mAhと1.6倍
厚みは1.4ミリから2.1ミリと0.7ミリ厚くなるだけだから
隙間に余裕があるので大丈夫らしい
そしてMS621FEの入手先は秋月電子
MS614SEを調べてる時に秋月電子のPDF資料でヒットしてたので
もしかしたらと商品リスト調べたらあったので
そうと分かれば即秋月に買い出しへ~~~
営業日は木~日で限られるけども即入手出来るから有り難い
早速買って来たセイコーインスツルメンツのMS621EF
¥120とリーズナブル
バッテリー交換し易い様に
フィルム基盤を両面テープ使って抑えて
新品のバッテリーと交換
外した充電不良のバッテリーは1.39Vと低い
新品は2.73V
MS621EFの定格は3Vで2.8~3.3V(3.1)なのでちょっと低いけども
自己放電しちゃってるのかな
まあ新品バッテリーは使用時に補充電が当たり前と思ってるから気にしない方向で
交換したバッテリーを元の隙間に押し込んで
フィルム基盤に無理が掛かって無いか気を付けて戻し
持ち上げてた基盤を元に戻し
取り外してたカメラユニットに液晶パネルを元に戻し
しっかりとケーブル接続を確認してフロントパネル付け直し
バッテリー入れて時間設定後
組み直しで接続不良が無いか各ボタンの動作と
タッチパネルに不具合が無いか確認して問題無しで
操作関係の動作チェックをして
取り扱い説明書には内蔵バッテリーが放電した場合には
バッテリーを入れて24時間放置して内蔵バッテリーを充電してくださいと
新品バッテリーなので取り敢えず半日程放置充電して
先ずは電源入れて問題無く立ち上がり撮影スタンバイ状態
ここまではバッテリーを取り外さなければ同じ状態なので
この次のバッテリーを外して交換した時にバックアップ不可になる状態がどうなるか
バッテリーを外して交換作業を行って
電源入れ直ししたら通常の撮影スタンバイで立ち上がりで
内蔵バッテリーが正常にバックアップ動作してるのを確認出来て
しっかりと内蔵バッテリー交換が成功しました
時間設定は簡単なんだけど毎回だと面倒だったんだよね
バッテリー交換時に毎回時間設定しないで済んだしかも¥120の安価で
15年前のデジカメだから普通は諦めるだろうけども
どうにか修復方法を見つけてまだまだこき使う所業(^_^;)
Posted at 2025/05/31 10:34:21 | |
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