
前回の悪あがき
ピックアップが古いからなのかと思い
新し目のピックアップならどうなのかと
MDレコーダーやCDMDラジオの修理例などを漁り
SONYのピックアップ使用機種を探し
新し目の2000年以降の物を探すことに
だけども修理例が単にピックアップのクリーニングや
ローディングメカの掃除で直っちゃったのが多く
ピックアップの型番にたどり着くのは少数
そんな状況だからピックアップ型番の判る機種なら間違い無いけども
都合よくジャンク品があるとは限らないので
ジャンク品見つけたらメーカーと製造年で
ある程度調べてグレード違いや新旧製品に
型番判明されてないかを探し目星を付けてドナー探し
そこで目星を付けたのがこれ
ビクターのCDMDラジオClavia RC-T1MD
2003~2005迄生産されてたモデル
ビクターは年式付近のミニコンやCDMDラジオとかで
KMS260Eピックアップ採用機が多いので
多分このモデルも同じピックアップ使ってるんじゃないかと予想
まぁ違ったとしても¥540だしラジオMDとしては使えるだろうと
外装ホコリだらけで
CDの蓋ヒンジ割れに水濡れの跡がある・・・・・ちょっと嫌な予感
カセットはベルトの伸びかちぎれだろうこっちの蓋は正常
マレーシア製の2005年製造だと末期の物だけども
状態がとても酷い個人持ち込みじゃなく
無料回収(モグリ)持ち込みかな
ジャンク理由のCDとカセットのチェックはすること無く
MDの再生をしてみた普通にディスク飲み込んで再生する
そしてきちんとイジェクトされる
ついでにラジオも聞いて見たらコチラも普通に受信した
表示部分のカラーがブルーからパープルを経てレッドにとグラデーションしてる
かなり見た目を気にしたモデルなのね
ビス数本を緩めてモナカなボディを開腹
全面パネルはコネクタ一つで接続されてて簡単に外せて
MDユニットもベースフレーム底部に2箇所の爪で止まってるだけで
引き抜きながらアース線2本にフラットケーブル2本外すだけで取り出せた
そしてサクサクとMDユニットばらして行きピックアップと御対面~~
KMS260Eと予想が当たって一先ずヤマカンあたり!!
ただしCDトレイで気になった水濡れの跡
MDユニットのシャシーフレームだけじゃなく
可動部にも少し染みた跡があったけども
ピックアップは濡れた跡は無くフレームや可動部に守られてた様子
ピックアップ取られてドナー
水濡れ跡があったので旧ピックアップ組み直す事無く
MDユニットを戻さずに閉腹
MDユニット無いままで使えるか試したら
電源入ったのでラジオに切り替え普通に受信
使うか分からないけどもラジオとしては使える様子
ピックアップをSE7に組み込んでテスト開始
そこでRC-T1MDにAUX入力出来るのを気が付いてMDユニットからの出力を
ピンジャック→ステレオピンプラグケーブルで接続して
AUX入力にしたら音が出た
ということはRC-T1MDはラジオとAUX入力が使えるモニターとして使えるな
交換したピックアップでディスク入れて・・・・認識OK
再生・・・・・・・・激しい音飛び( TДT)
ポン付けじゃやっぱり駄目なのか
ピックアップのレーザー調節(フィルム基板に付いてる可変抵抗)を
基準点見失わ無い様にマーキングしてから右に左に
ディスク認識に音飛びしない所を探る面倒
それと260Eは調節ネジが260A/Bと違い+ドライバーが上手く掛からずマイナスドライバーでなので
中々ネジ山を捉えるのが大変
そしてディスク交換しながら調節したけどもいい感じに音飛びせず調整するも
ディスク交換すると認識出来なかったり認識して再生するもカウント始めなかったりと
最後の手段縦置きにすると何事もなく
ディスクの認識は瞬時に再生も音飛びなしで選曲もススッとこなす
これはピックアップだけの問題じゃないのかも1999年製から2005年製と6年も若返ったのに
たしか前回のチェックでも斜めにすると普通に再生したから
ピックアップ以外の何かの劣化があるんだろうね
それと安いディスクだとかなりいい感じで音飛び無く再生するんだけども
ハイグレードのディスクだと認識コケたりと
ディスクの違いを見てるんだね
Posted at 2018/02/22 11:38:40 | |
トラックバック(0) |
music | 日記