
滋賀・奈良編に続き、『関西Journey 』の第2弾は京都編。
風情残る古都として国内のみならず、世界遺産の街としても世界から注目を浴びる京都市。
三重県は京都府と県境を設けており、新名神高速道路の開通でその距離が60分にまで縮まった影響から訪れる回数が格段に増えました。
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京都や関西のものでもありませんが、2012.5.27石川県「千里浜なぎさドライブウェイ」から。
この頃、娘はまだ小学校2年生になったばかりだったのに、春からは新中学生。 ホント時が経つのが早い…。
寧ろ、最近では京都には立ち寄らず大阪や神戸方面へ通過してしまうことの方が多くなりました。
“いつでも気軽に行くことが出来る”、その近さ故、近年になり京都のイメージが大きく変化。
そして京都はこの地方でも小学校の修学旅行先であり、私もまたこれまでの人生の〇十年(笑)かかって撮影してきた京都は数えきれない程の枚数に上りました。
その中で私が選抜した思い出の写真は、2016.1に訪れた【伏見稲荷大社】と2015.3の【京都・東山花灯路】、12月の【京都・嵐山花灯路】。
総数24枚の写真を添付いたしましたが、私共と一緒に穏やかな古都を散策している様に観ていただけたら幸いです。
それではまず最初に、全国各地で老若男女を問わず親しまれている“お稲荷さん”全国30,000社の総本宮であり、京都の中でも随一の観光地になっている伏見稲荷大社より。
【1】伏見稲荷大社

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR
お稲荷さん(おいなりさん)と言えば伏見稲荷大社。
伏見稲荷大社と言えばお稲荷さんとして、あまりにも有名。
関西の初詣では最も参拝者数が多い。
【2】伏見稲荷大社

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR
伏見稲荷大社の稲荷大神様のお使い(眷族)は“きつね”。
そのきつねは野山に居るものではなく、我々の目には見えないきつねであることから、白(透明)狐=“びゃっこさん”と言われ崇められている。
【3】伏見稲荷大社

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR
朱色の鳥居が連なり神秘的な和の雰囲気を醸し出している。
【4】伏見稲荷大社

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR
前方は嫁さんと娘^^
伏見稲荷大社最大の魅力である「千本鳥居」のある辺りは神の降臨地である山の入り口にもあたり、現世から神様のいる幽界へと続く門として多くの鳥居が建てられたのがその始まり。
【5】伏見稲荷大社

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR
前方の二人は… あ、もういい?^^;
現在稲荷山全体の鳥居は1万基ほどであり、その数は今も増え続けている。
しかし鳥居の劣化も激しく、1日に3本ほどは新しく建てたり修理している。
【6】伏見稲荷大社

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR
朱色は魔力に対抗する色ともされており、古代の宮殿や神社仏閣に多く用いられている。
伏見稲荷大社では稲荷大神様の力の豊穣を表す色とされている。
【7】舞妓さん

Nikon D7000&SIGMA 18-50mm F2.8-4.5 DC OS HSM
まだ若い3人の舞妓さん。とても可愛らしかったです^^
次に伏見稲荷大社からは北側方面になる東山へ移動。
ここからは3月に開催される「京都・東山花灯路」。
【8】「東山花灯路」幽玄の川に竹灯り

Nikon D7000&SIGMA 18-50mm F2.8-4.5 DC OS HSM
21世紀からはじまる京都の夜の新たな風物詩となることを目指し、平成15年3月から東山地域において、「灯り」をテーマとする新たな観光資源の創出事業である『京都・花灯路』が始まる。
【9】「東山花灯路」大谷祖廟

Nikon D7000&SIGMA 18-50mm F2.8-4.5 DC OS HSM
京都を代表する寺院・神社をはじめとする歴史的な文化遺産やまち並みなどを、日本情緒豊かな陰影のある露地行灯の灯りと花により思わず歩きたくなると感じさせる雰囲気に。
花灯路では、そんな華やぎのある路を光と花で演出する。
【10】「東山花灯路」ねねの道~二年坂

Nikon D7000&SIGMA 18-50mm F2.8-4.5 DC OS HSM
この地で19年の余生を送った北政所ねねにちなんで「ねねの道」と名付けられた。
(ねね=寧々・豊臣秀吉の正室)
【11】「東山花灯路」法観寺 八坂の塔

Nikon D7000&SIGMA 18-50mm F2.8-4.5 DC OS HSM
祇園のシンボル八坂の塔。
【12】「東山花灯路」法観寺 八坂の塔

Nikon D7000&SIGMA 18-50mm F2.8-4.5 DC OS HSM
八坂の塔は高さ46m。五重塔では京都東寺、奈良興福寺の五重塔に次ぐ高さ。
現在のものは室町時代の1440年、足利六代将軍義政により再建されたものであり国の重要文化財に指定。
【13】「東山花灯路」八坂通り付近

Nikon D7000&SIGMA 18-50mm F2.8-4.5 DC OS HSM
【14】「東山花灯路」八坂通り付近

Nikon D7000&SIGMA 18-50mm F2.8-4.5 DC OS HSM
【15】「東山花灯路」茶わん坂~清水寺

Nikon D7000&SIGMA 18-50mm F2.8-4.5 DC OS HSM
【16】「東山花灯路」茶わん坂~清水寺

Nikon D7000&SIGMA 18-50mm F2.8-4.5 DC OS HSM
【17】「東山花灯路」清水寺

Nikon D7000&SIGMA 18-50mm F2.8-4.5 DC OS HSM
最後に、場所を西の嵐山へ移動。
ここからは12月に開催される「京都・嵐山花灯路」。
【18】「嵐山花灯路」竹林の小径

Nikon D7000&SIGMA 18-50mm F2.8-4.5 DC OS HSM
ライトアップされた竹林路は昼間のものとは全く雰囲気が異なり、どこか神秘的でもあり怪しげな雰囲気でもあり、素晴らしいの一言。
【19】「嵐山花灯路」竹林の小径

Nikon D7000&SIGMA 18-50mm F2.8-4.5 DC OS HSM
しかし、この人手。足の踏み場もないとはこのこと…。
【20】「嵐山花灯路」常寂光寺

Nikon D7000&SIGMA 18-50mm F2.8-4.5 DC OS HSM
常寂光寺を「じょうじゃっこうじ」と読む。
【21】嵐電嵐山駅 京友禅の林「キモノ・フォレスト」

Nikon D7000&SIGMA 18-50mm F2.8-4.5 DC OS HSM
「キモノ・フォレスト」とは、京友禅の生地をアクリルで包み、高さ約2mのポール(内部にはLED)にしたものを駅構内や線路脇のいたる所に設置し、京友禅の林に見立てたものである。
嵐山駅の敷地全体を覆い尽くす京友禅の柱は600本、32種類の絵柄がある。
【22】嵐電嵐山駅 「龍の愛宕池」

Nikon D7000&SIGMA 18-50mm F2.8-4.5 DC OS HSM
この池の龍に祈ると希望が叶い、こんこんと湧き出る愛宕の水に手をひたすと、心に安らぎが訪れ幸せへと導かれるとされている。
この龍の愛宕池の水は地下50mから湧き出る、霊峰・愛宕山の伏流水。一年を通して冷たい水が溢れんばかりに湧き出ている。
観光客の旅の安全を守り、そして駅の守り神としても機能している。
【23】京友禅の林の中に嵐電嵐山駅ホーム

Nikon D7000&SIGMA 18-50mm F2.8-4.5 DC OS HSM
京福電鉄嵐山線、通称“嵐電”の嵐山駅は、2013年7月にリニューアルオープン。
駅構内の蛍光灯も従来の昼白色から全て電球色に変更されている。
【24】「嵐山花灯路」桂川に架かる渡月橋

Nikon D7000&SIGMA 18-50mm F2.8-4.5 DC OS HSM
嵐山のシンボルで訪れた観光客が必ず渡るといわれているのが渡月橋。
桂川に掛かる長さ155mの橋で、木製の欄干が周辺の景色に溶け込み、京都らしい風景を演出している。
渡月橋と呼ばれるようになった名前の由来は平安時代、亀山上皇と言われる方が「くまなき月の渡に似る」と感想を述べたことから「渡月橋」と名付けられたそう。
四季折々、様々な表情を見せてくれる古都「京都」。
春夏秋冬、いつ訪れても私たちの目も心も楽しませてくれます。
そして、今年も花灯路の開催が発表されています。
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関西Journey 【大阪編】