
第一弾の岡山編に続き、瀬戸内tripの第二弾は『広島編』。
今回は県都である広島市ではなく、広島県の東部に位置する福山市、そして午後からお隣の尾道市へ。晴れ渡る空の下、朝から日没過ぎまで町灯りの輝きを眺めながら歩いた一日をお届けしようと思います。
いつもの拙写真ではございますが、ご覧くださる方が私共と一緒に歩んでいる様な思いに慕っていただけたら嬉しいです。
まず最初に、タイトル画像にもある様に爽やかな朝を広島県福山市の海辺で迎える(笑)
【1】阿伏兎観音 (磐台寺観音堂)

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR
「あぶとかんのん」
透明な海の輝きと荒々しい岩肌に不思議と調和した朱塗りの観音堂は、毛利輝元によって創建されたものであり瀬戸内海の中でも特に素晴らしい景観として広く知られている。
国の重要文化財に指定され、子授け・安産の観音様として信仰を集めている。
【2】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR
お堂の上からは、美しい瀬戸内海の優しい海が一望。
海に泳ぐ魚の影も見える程、海が綺麗。
【3】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR
険しい断崖の上に建っているお堂。
阿伏兎観音は、ジブリ作品“崖の上のポニョ”のモチーフにもなったこともここで知る。
【4】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR
海側に廊下が傾斜し手摺も非常に低く、しかも床は板なので靴下のままでは思わず滑りそうな感じである。
言い換えると、スリル満天|* ̄∇ ̄|
【5】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR
見上げる阿伏兎観音と絶壁もまた美しい一面。
【6】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR
お堂から急な階段を下ると、灯籠塔へ続く道がある。
途中、海にも降りられる。
【7】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR
初めて訪れた阿伏兎観音であったが、想像を遥かに超えた感激と面白さがここには存在し、計画していた所要時間を大幅に超えてしまう。
(いつものことであるが^^;)
【8】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR
“瀬戸内に来て良かったなぁ”
あらためて瀬戸内海の美しい海、そして朝イチで阿伏兎観音を眺め感激したのは言うまでもない。
もっと阿伏兎観音周辺を散策したかったが、その気持ちを抑えつつ山道を抜け次の目的地である「鞆の浦」へ。
【9】鞆の浦

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR
福山市の沼隈半島の先端に位置する鞆の浦は、「潮待ちの港」として江戸時代に栄えた町であった。現在でもその頃から残る常夜燈や寺社・町家が大切に保存されている。
この日の鞆の浦はどこの駐車場も満車であり、落ち着いた時間をとることが出来なかった。
次に訪れる機会が巡ってきた時には気の済むまでゆっくり歩き、ここへたくさんの写真を並べてみたい。
福山市を後にし、向かった先は尾道市街が一望出来る千光寺公園。
ここからは同じ様な撮影場所からのシーンが続きますが、昼、夕刻、夜の様変わりする尾道をお届けさせていただきます。
【10】千光寺公園

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR
“いつものふたり”、「鼓岩」に立つ。
正に絶景。言葉を失う。
【11】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR
鼓岩から、尾道市街の東側を眺めた。
【12】しまなみ海道の起点

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR
画像上部の大きな橋は、「新尾道大橋」。
しまなみ海道の本州側の起点の橋で、尾道と対岸の向島を結ぶ斜張橋。
新尾道大橋のすぐ隣には一般道の「尾道大橋」があり、双子の斜張橋として親しまれている。
夜になると橋はライトアップされ、尾道水道に浮かび上がる姿が見事である。
それを眺めることが今日の最大の目的であった。
あ、私だけの考えです(笑)
【13】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR
画像中央から右側へ伸びる帯状の水辺は川ではなく「尾道水道」と呼ばれる海。
平成27年4月には、尾道水道周辺の美しい街並が日本遺産として認定を受ける。
【14】文学のこみち

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR
点々と続く自然石に刻まれた25の文学碑、千光寺公園の山頂からつづく尾道ゆかりの作家、詩人の名作がつづる静かな散歩道が「文学のこみち」。
彼らが愛した尾道の風景、そこに住む人々の心が、刻まれた詩歌の中から聞こえてきそうである。
【15】天寧寺

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR
別名海雲塔。
その名のとおり三重塔のバックに見える海と空は格別であり、尾道を代表する景色。
本堂入って左に祀られている賓頭盧さんは、地元の方に「さすり仏さん」と慕われており、自分が患っている場所と同じ場所を撫でると治ると言われていることから、病気平癒祈願の寺と言われている。
【16】「梟の館」

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR
文学のこみちの途中にあったお店。
「梟ブレンドコーヒー」ってなんだろ…。
カセットコンロで作るコーヒーとは違うんだろうなぁ(笑)
【17】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR
文学のこみちを下り、商店街を抜けると海へ出る。
ここまで来ると、潮の香りが…
【18】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR
潮の香りがラーメンの香りにかき消され(笑)
画像奥の小さな店で、名物「尾道ラーメン」を食べる。
市内では人気ナンバー2のお店であり、スープも麵もとても美味しい。
【19】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR
海岸沿いのお店で地元のものを食べ終えた後、今度はロープウエイに乗車し再び千光寺公園へ。
西側の市街地と尾道水道を眺めた。
瀬戸内海の島々が点在するのがよく分かる。
【20】瀬戸内の十字路

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR
南側の市街地と尾道水道。
尾道市にはJR山陽新幹線、山陽本線の停車駅があり、山陽自動車道、瀬戸内しまなみ海道(西瀬戸自動車道)に加え、中国やまなみ街道(尾道松江線)が交差する「瀬戸内の十字路」として交通利便性が高い。
【21】向島

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR
造船所が建つ陸地は「向島」という島。
尾道には造船所が多いが、造船所の周りに家が所狭しと集まる。
【22】恋人の聖地「ハートロック&約束の鍵」

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR
千光寺公園を訪れた今日の記念に♪ ふたりの想いに鍵を掛け
それぞれ大切に“約束の鍵”を身につけていて
いつか…
約束のその日が訪れるまで…二人の愛に鍵を掛けて永遠にしよう♪
…ってHPにありました^^;
【23】千光寺境内

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR
嫁さんと娘が「韓国ドラマのロケ地やったんや~」と話していた。
宇宙戦艦ヤマトとガンダム馬鹿の私には分からず^^;
【24】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR
西の空が夕陽に染まり始める。
同時に瀬戸内海の海もそれに同調しているかの様。
【25】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR
新尾道大橋も夕陽でオレンジに輝く。
私の腕前では、この美しさを表現しきれない…
【26】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR
厚い雲が増えてきたが、それもまた旅の良い思い出。
【27】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR
町明かりが灯り始める。
【28】

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【29】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR
【30】

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【31】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR
尾道水道の夜、クライマックスを迎えた。
【32】

Nikon D750 & AF-S NIKKOR 24-85mm F3.5-4.5G ED VR
新尾道大橋も評判以上に美しく輝く。
尾道水道のおかである。
前回の倉敷からここまでは約1時間の道のり。
こんなにも人の目をくぎ付けにし、想いを掻き立てる素敵な場所が点在する瀬戸内。
この地域があまりにも素敵過ぎるので、瀬戸内tripがなかなか進まなく困ります*^^*
Coming Soon
瀬戸内trip【山口編】