Athaliah ネオプレンハンドルカバー  

16で免許を取って、もうじき半世紀。
その効果は耳にするも、いざという時手が抜けないのでは？と避けてきましたが、死ぬまでに一度は試したいと購入。
Amazonでベースが同じと思われる製品がいくつも見つかりました。
ネオプレンを素材とし、タグやステッチ、スイッチが見える透明窓の有無など差異はありますが、比較的高評価。
窓付きは樹脂が劣化して数年で割れるそうなので、窓なしの一番安いものを注文しました。

ハンドルへの装着はいたって簡単。
多くの製品が固定紐の締め付けを「結ぶ」のですが、この製品にはワンタッチのロックが付属しているので、いちいちチョウチョ結びしなくて済みます。
微調整とか、複数のオートバイで共有するような使い方には便利です。

ペタンと潰れることがない形状・素材のおかげで圧迫感はありません。
手の出し入れで引っかかることを懸念していましたが、手首の絞り紐を開放しておけば、思ったほど支障はありませんでした。

試しに素手で乗ってみたところ、気温5℃で5分10分は、まるで寒くありませんでした。
(寒くないというのは語弊がありますが。)
薄手の手袋をしていれば、ツーリングでも指先が痛くなることはなさそうです。

手袋がハンドルに固定されたような状態なので、スイッチの操作には慣れが必要。
特にツバが高いオフロードタイプのグリップは、親指を引っ掛けることがあります。
太いグリップに交換している場合は、アクセルが戻りにくくなる点、注意した方が良いでしょう。
冬期ツーリングのネックは、路面凍結と指の冷えでしたが、一つ解消しました。

保温の面では素手でも良いぐらいですが、グリップを直接握る感覚が嫌なのと、転倒時には素手ですから薄手のグローブは装着しておきたいです。