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さまさま@愛知のブログ一覧

2025年06月27日 イイね!

位山周辺散策ツーリング

位山周辺散策ツーリング6月上旬、飛騨の池ヶ原湿原の帰りに寄ろうと思っていた、一之宮にある「政板のミズナラ」。
宿で同室だったタイの人たちとノンビリしていたのと、通るつもりだった林道が通行止めで、見ることができませんでした。
このところ、アイのパーツを自作できないかと妄想する日々だったので、しばらく動かしていないオランちゃんで出かけますか。

5時起床。
ちょっと寝坊です。
風呂洗ったりしてたら、出発が6時を回ってしまいました。
高山も行き慣れて感覚的に近くなっているのですが、実際にはそんなに近くないんですよ。
06:10

今日は交通量多め。
この時間帯、信号無視が多いですね。

名古屋城近く、名鉄瀬戸線の高架が見えます。

今頃気が付きましたが、手前のローソンとコラボしてるようなカラー。
06:40

ほんの1ヶ月前は、朝の気温10℃でうすら寒かったですが、まだ梅雨時期だというのに20℃超え。


道の駅 美濃白川でトイレ休憩。

国道から入る時、ちょうど歩道を年配の女性が通りました。
あぁ、2年前の春、バス停で休憩していたら声をかけてくれたお母さんだ。
朝いつもここを散歩するのだと話してくれたっけ。
また会うこともあるかも知れないな、、なんて思ってましたが、ホントに会いましたね。
引き止めるのもなんなので、声はかけなかったけど、お元気そうな様子。
良かった。
後ろ姿は、空き缶空き瓶などを処分してくれている女性。
いつもありがとうございます。
08:40

下原ダム

飛騨川の川面に霧がかかります。
鉄橋が溶け込んでしまいそう。
09:05


ドライブインいちい
今もその名なのか、看板だけ残っているのか。
国道沿いのドライブインは、ことごとく潰れましたね。
どうしてこんな状況になったのか。
便利になるということは、喪失も伴うんだろうな。

この先 山に入るので、コンビニで水分1本購入。
10:10

上呂から41号線をはなれ、県道98号線へ。


げろバスのバス停
「旧青木屋前」という名が感慨深いです。
良いバス停。


川上本谷林道へ向かいます。
10:15


登山道にもなっているようです。

500メートルほどのところにゲート。
車両通行止め

この道を辿って、ミズナラまで行くつもりでしたが、しかたないですね。
並行している県道98号線で向かいます。
10:25

上之田バス停

過去、数多くのバス停をチェックしてきましたが、もっとも立派。
戸口こそないですが、快適空間です。
秋になったら一泊させてもらいましょうか。
10:30


カジヤ谷堰堤
水遊びに良さそう。
岩で車が入れないようになっています。
入っちゃいけません。
地面だと思ったら、ゆるい砂地でズブズブ沈んで動けなくなります。


98号線は細かったり広かったり。
舗装が古かったり、新しかったり。
キャンプ場があるようなので、放置されているわけではなさそうです。


位山神社
人里から離れたこんな山奥に、どうして神社など。
その由来を知るのも嬉しいこと。
11:00


飛騨の匠街道
木材は飛騨川を使って運び、飛騨の大工は位山を歩いて京都に向かった。
京都にはその名残で、飛騨の名のついた土地がある。
先日、「一位の木」で出会ったお父さんの話を思い出します。

京都には飛騨殿町、奈良には飛騨町があるそうです。

当時は草むらの薄暗い道だったんでしょうね。
11:15


あららぎ湖
昭和中期に建造された人造湖。
今日は誰もいませんが、夏休みには、多くの家族連れが訪れるでしょう。
11:20


あららぎ湖のすぐ東に、名無し林道があります。
今日の目的地。
この奥に、ミズナラの枯木があるはず。
11:25


看板には駐車場マークが書いてありましたが、車で来てためらう人も多だろうな。


入ったはいいものの、その後の道案内がありません。
どんどん傾斜は増し、オランちゃんを降りて半クラッチで押し歩くも力尽きました。
ここから歩きです。
11:35


そうとうな豪雨だったらしく、草がみんな寝てしまっています。
11:50


ここへは一旦 来たのですが、新規林道を作っている感じだったので、コチラではないだろうと さっきの道へ向かったんです。
もうちょっと上ってみますか。
いちおう観光資源でしょうから、もしかしたらそこまで道を整備しようとしているのかも知れません。
いや、ここを整備して駐車場の道がアレってことはないか。


ぬかるんだ道を上ってはみたものの、どこまで続くやら。

ただ、歩いて分かったのですが、わりとしっかりした地盤の上に、おそらく大雨で積もった砂の層があるみたい。
ヤワな所は靴がくるぶし辺りまで沈みます。
オランちゃんはたまたま「硬い所」を走ってきたようです。
ここまでも、スリップして登れず押し歩きした坂もあったので、オランちゃんはここに残して歩くことにします。
12:05

700~800メートルも来たでしょうか、歩けど歩けど延々同じようなぬかるみが続きます。
あぁ、コンビニでジュース買ってきてよかった。

こりゃダメだな。
帰ろう。

ミズナラがある「だろう」方向を見ながらもどると、少し藪が薄くなった場所を見つけました。
このまま帰るのもシャクにサワルし、入ってみるか。


おぉ、階段らしきものが現れた!
もう、戻るなんて考えはどこへやら。
オランちゃんほったらかして登ります。
12:25

間伐されたところに出ると、幹にオレンジ色のリボンが括られています。

でも、このリボン、アヤシイんだな。
山へ行くと紫とか黄色とかリボン見るんですよ。
詳しい人に聞いたら、次にどの木を切るか目印なんですって。

道案内だったら、あんな遠くに次の目印なんて付けないでしょ?
と思いつつ、ダメでもリボンをたどれば帰れるだろうと奥へ。

疲れて何度も引き返すか…と諦めかけていたら、、

見えました!
12:35


胴回り7.1m、全高22m、推定樹齢600年。
看板が立った頃から考えると、620歳か?笑
確認されている、日本で9番目に大きな木と書かれています。


根本の太い部分はほとんど「虚」になっているようです。
それでも生きてるんだ、すごいな。

あぁ、満足。
12:50

あれ?どっちから来たっけ…
迷いました。

リボンをたどれば、どこかへ出られるでしょ。


たぶん、100年ぐらい前に付けられたリボン。
これでも無いよりはマシ。

猛スピードで目の前を通り過ぎていくシカに、腰を抜かしそうになります。


シカの足跡が無数にあって、その中に ときどき大きなのがあったりして。

リボンリボン

さて、どこへ導いてくれるでしょう。

へ?
ここ?

最初に来たところじゃない。

さっきはここまで入らずに、藪しか無いと思っちゃったんですよね。
看板が「立っていてくれれば」見つけられたものを。。
13:00


泥道を歩いて、置き去りにしたオランちゃんを迎えに行きます。


泥だらけで帰還。

お昼、すっかり回ってしまったな。
久々野駅前の みかど屋さんで食べて帰るつもりだったけど、今日はジュースでいいや。
さて、どっちから帰ろう。
13:20

そのまま98号線を北上することにしました。
この前 来た時、41号線の信号待ちで、西へ向かって一之宮の街へ行こうか、東へ向かって旧国道で宮峠を走ろうか迷ったので、ミズナラとまとめてリベンジ。

モンデウスパークスキー場を過ぎてほどなく、看板が見えました。

位山道。
以前はこんな大きな看板なかったと思います。

奥まで歩いたことはないので、行けるところまで。


石畳の苔が厚くなりました。
ツルツル滑ります。


この道も昔は主要な幹線道で、住む人や店もあったのでしょう。


道はまだまだ続きますが、石畳が途切れたところで引き返します。
13:40


お父さんに会った、一位の木。
また来ました。

「一位」の名の由来は、仁徳天皇に献上した この木で作った笏を褒め、「正一位」という位を授けたことに由来するという説があるそうです。
木にそんな位を与えたのか?と疑問はありますけどね。
その一位の木の名の由来ですが、この土地ではちょっと違います。
生まれて間もない聖徳太子がずっと手を握ったままだったそうです。
それをこの地に住んでいた仙人に相談しに来たところ、木の枝を渡され、それを持ち帰って聖徳太子の前に差し出すと、手に取った(手を開いた)。
そこから「尊い木」という意味で「一位の木」と呼ばれるようになった、そんな言い伝えです。


お父さんとは会いませんでしたが、知った人がいるというだけで、景色が変わって見えるものです。
来てよかった。
14:00

懐かしい宮峠。

何度も走ったなぁ。
名古屋から来ると、峠を超えて見える一之宮の街並みにホッとしたものです。

まだ燃料はありますが、家まではたどり着けないので、下呂萩原で給油しておきます。

リッター175円。
このところ、上がったり下がったり激しいな。
先週、家の近所は155円でした。
リッター65超えは立派。
14:50


もうじき4時になりますが、日が高いのでまだ1時2時のような錯覚をします。
このペースだと帰るのは6時頃かな。


名古屋市内に入りました。
気温は35℃ぐらいかな?
メッシュのジャケットに冷感シャツのおかげで、のぼせずにすみます。
ありがたや。


帰着しました。
今日はコンビニの店員さんに挨拶しただけだったけれど、なんとなく「旅」だった気がします。
18:25

本日走行:325km (GPS距離323km、除く徒歩3km)
消費燃料:4.8L

全行程


一之宮~久々野周辺


断念した川上本谷林道


あららぎ湖~政板のミズナラ

延長工事中の林道は、どこへ続くのでしょう。
Posted at 2025/06/28 19:34:34 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 旅行/地域
2025年06月21日 イイね!

お久しぶりのみん友さん

お久しぶりのみん友さんみんカラ登録して すぐにお友だち登録してくださった万葉さん
お久しぶりです。
以前お会いしてから何年経ったでしょう?
岡崎市にある三菱自動車技術センターのオートギャラリーやトヨタ会館を回って来られたそうです。
お会いすることになったのは、7月27日に催される、ヴィーナスラインでアイましょう Summerのガレージセールに出すものがなく、万葉さんが使わなくなったものを頂戴するため。
西三河へお越しになった通りがかりとは言え、持ってこさせてしまって申し訳ありませんでした。m(_ _)m

ロードスター、ステキです。
今年で32歳、数々のトラブルを経て、走行距離は何と47万キロ!
現在 奥様がお乗りのアイも、ビックリの距離です。

ロードスターはコンパクトな車両だと知っていても、こうしてアイと並べてみると、そのサイズ感には改めて驚きます。


それ故、エンジンルームに収まるパーツは、FF車以上の密度。

ほんの10分ほどの会話でしたが、楽しい時間でした。
今度は月往復の77万キロ目標ですね!
Posted at 2025/06/22 09:13:57 | コメント(2) | トラックバック(0) | アイ | クルマ
2025年06月18日 イイね!

家族の車をお手入れ

家族の車をお手入れ妹が買ったTANTO。
乗っても週に1回。
せいぜい10キロほど。
以前乗っていた車では、バッテリ上がり起こして何度か救助に向かったことがあります。
TANTOはM42積んでるので、短距離走でも大丈夫かとは思いますが、年に数回補充電することにしています。

あまりに汚れていたので、洗車してやります。
今週、急激に気温が高くなって、6月中旬だというのに猛暑。
とても炎天下で洗っていられないので、明け方から作業しました。

洗ったら、充電開始。
たぶん満充電になるのは4時間ぐらいあと。
それまでに、ワックスがけやらタッチアップやらします。

気温が高いので、見る見る乾いていきます。

白っぽくなった鉄チンホイールがミスボラシイ。


どうも、右折が下手くそなのか、右だけ前後ともホイールカバーにガリ傷。


ホイールには黒スプレーをば、ブシュシュ~っと。


ホイールカバーには、何に使うつもりで買ったか、大昔のことで思い出せない銀スプレー。
脱脂もしないで適当に。
奇跡的にオリジナルと色の違いが分からないぐらい。


ボディーには ワックスというか、大陸から取り寄せた、お安いコート剤をかけます。
これ、予想に反して とても良かったです。
被膜が薄いので、クリア層についた小キズを隠蔽する力はほとんどありませんが、撥水性は長期に渡って続きます。

ワイパアームやドアミラーベースなど、白っぽくなってしまった原着無塗装樹脂パーツには、艶出しクリーム(左)。
これも大陸から。


驚いたのは、デッキガーニッシュ。
何の違和感もなかったので、グレーだと思っていました。

クリームを塗ったら、真っ黒になってビックリ。
(写真は運転席側を処理前のイメージに加工してあります。)
ここ数年、大陸からのお取り寄せが急増しましたが、けっこう予想を裏切って良いものがありますね。
また要らないものが増えそうです。

日が照る前に・・・
と思って始めましたが、すっかり日は高くなり、35℃超え。
グロッキーになって終わった一日でした。
夏にやるもんじゃありませんね。
Posted at 2025/06/18 13:24:29 | コメント(1) | トラックバック(0) | 雑記 | クルマ
2025年06月07日 イイね!

岐阜・富山県境からの長野・愛知県境ツーリング(3日目)

岐阜・富山県境からの長野・愛知県境ツーリング(3日目)飛騨から帰ったばかりですが。
今日は同級生のタカくん マサくんと茶臼山高原へ。
お前さん、自分の家に民泊だな とタカくん。笑

ゼロ磁場の場所と、触れるとビリビリする石があるそうです。

家を7時半に出発。

国道153号線沿い、びっくりドンキーやコメダ珈琲が集まるドライブインに集合です。

07:55

まずは新城市に行くそうです。
新城って、最近は23号線バイパスが開通して、ずいぶん時間短縮されましたが、こっちのルートもまた快適。

こりゃイイゎ。
08:30


快調快調


新城市郊外にある桜淵公園に来ました。
09:40


ここは侵食されて特徴的なカタチの岩があるようです。


見ようによっては、スズメバチの巣みたいに見えますね。


続いて訪れたのは、寒狹峡。
10:25


いつ見ても見事な景色。
来るのは4回目になるかな。
何度も来ているから、さらっと見るだけ。


ここは四谷千枚田
10:55



ちょっと休耕田?が目立ちます。

これから植えるのでしょうか?

上から眺めたら、また違う景色だろうと思ったら、タカくん曰く
「上から見ると石垣がまるで見えないので、棚田に見えない」
と言うので、ここから眺めるだけにします。


肉付き感が まるで人間のようなカカシ。
動く様子がないので、熱中症で意識なくしているんじゃないかと心配したほど。


県道32号線


ここもまたトンネル掘るんでしょうか?

昼になりました。

うるぎ ふるさと館の隣にある「ありがとう」さんにおじゃまします。
12:20

昭和の雰囲気の落ち着いた店です。
マサくんはラーメンを注文。

「思っていたとおりの思っていた味だ」
なんだ?そのコメント。

タカくんとボクは「冷たいわらびの とろろ蕎麦ありがトンのせ」

美味しい♪


さて、ここが今日の目的地。
カエル館
13:35


入館料400円のところ、60歳以上は300円。
マサくんは興味ないから散歩してくるそうで。

カエル好きな館長さんが、個人で集めただろう、ちょっと雑多な印象の施設。



色素の足りないアマガエル。


なぜか重軽石。
タカくんもボクも重く感じたので、願いは叶わない。
まぁこれまで 充分に叶ってるけどね。

館内の一角に、ビリビリ来る空間があります。

と言っても、個人差あり。
二人とも何も感じませんでした。


これがビリビリ苔石
やはり何も感じない二人。


ギンリョウソウが一輪。
ここではこの花がいちばんの収穫かな。

根羽村にある月瀬の大杉

ものすごい巨木。
昔、この木を築城のために切って運ぼうとしたそう。
いったいどうやって運ぶつもりだったんだろうね。
14:30

さぁ、今夜はこの3人と、仕事で来ることができなかったクニちゃんの4人で飲み会。
いまから帰れば、呑み屋の予約時間にちょうど良いかな。


初めて走ります、猿投グリンロード。
原付は全線50円♪
15:40


タカくんたちとは、いったん長久手市でお別れ。
また後、名駅の飲み屋で会いましょう。
16:05


家に到着。
16:50

まだチェーン給油するぐらいの時間はあるね。

タカくんたちも家に帰ったみたい。
さぁ呑みに行くぞ~

本日走行:283km (GPS距離281km)
消費燃料:6.7L

全行程


茶臼山高原周辺
Posted at 2025/06/10 20:27:51 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 旅行/地域
2025年06月06日 イイね!

岐阜・富山県境からの長野・愛知県境ツーリング(2日目)

岐阜・富山県境からの長野・愛知県境ツーリング(2日目)6時には目が覚めたのですが、両肩が痛くて起き上がることができません。
イテテテテと唸りながら2分3分かかってやっとこさ床から出ました。
10代の頃は、30日間のツーリングで毎日走り続けていたなんて、自分でも信じられないなぁ。
ツーリングのしかたも年相応に変えないとね。

タイの人たちは、電車が11時だからゆっくり寝てると言っていたので、3人ともスヤスヤ。
今日は久々野町の駅前にある、みかど屋さんでお昼にするつもり。
ここから15キロしか離れていないので、時間はたっぷりあります。

顔を洗って、荷造りしたらやることもなし。
また高山の街を歩いてきますか。
06:40


今日も快晴。
朝の景色は日暮れの景色とはまた違っていいね。
聞こえてくる音の響きも、どこか違います。

まだ歩く人も車の往来もマバラ。
歩きながら会う人会う人に挨拶します。




高山って銭湯がいくつもあるんですね。
ホテルのシャワーより、こちらの方が良かったな。


レンガ造りとは珍しい。


飛騨高山まちの博物館
07:05

営業時間外ですが、敷地内を歩くことはできます。

通勤の近道で、通り抜けていく人もいますね。


やはりオートバイは毛嫌いされるようで。
マフラー変えて、アホみたいにうるさくしてる輩に来て欲しくないのはよく分かります。
まぁ、四輪車だってウルサイのいるわけで、不公平感は拭えません。
世間はそんなもんです。


古い町並みは電信柱がないですね。


テッセンなんて久しく見ていません。
昔は鉢植え置いてるお宅が多かったけど、暑さに弱い花なので名古屋で育てるのは難しくなっているかな。


高山陣屋跡
朝市が始まったところ。
近くで見てみたい気もするけれど、冷やかしでは悪いので ちょっと距離をおいて眺めます。
07:45


テイクアウトできる中華そば。
素泊まりホテルの食事に、こういうのもアリだな。
まぁ、具がないだろうから、素泊まりの素ラーメンになっちゃうけど。

高山にまた来たいか?と問われると、
歴史ある古い街並みはキレイだし、観光スポットとしてよいのでしょうけど、
ぜひもう一度というほどの気にはなりません。
いゃ、これは長年「観光地を避ける」ことが染み付いてしまったからでしょう。
高山好きの皆さん、ご容赦を。

1時間半ほど散歩してホテルに戻りました。
冷えるかと思ったら、散歩でうっすら汗をかくぐらい。
07:55

部屋に戻ると、タイの人たちも起きていて、見送りたいと言ってくれます。
玄関で記念写真を1枚。


3人して、駐輪場まで来てくれました。

タイへ来たら案内するから、必ず連絡ください。
どうもありがとうね。
おかげで楽しい一泊になりました。
あなたたちも良い旅を。

帰って一息ついたら、メールでもしましょう。
08:20


久々野まで、真っすぐ行ったら30分か。

一旦は宮峠トンネルへ向かったけれど、引き返して飛騨一之宮の街へ入ることにします。


のどかな景色を眺めようと、幹線道路を離れて少し高い場所へ。


あぁ、この木と奥の家、覚えてる。
高山市に統合されていなかった頃だったから、少なくとも20年は経っているか。
天然記念物で 小瀬田の「一位」という木らしい。
赤い実は食べることができるけど、種には毒があるそうだ。
08:40

懐かしく見上げていると、野良仕事をしていたお父さんに声をかけられました。
不審者と思ったかも知れないね。笑

この木は樹齢250年と言われるけど、わしはもっと古いと思う。
子供の頃から見てるが、まったく背が伸びない。
幹の黄色は、塗ったんじゃなくて自然についた色。

80代半ばのお父さん、この家の障子が破れた部屋に住んでいたそう。
もう老朽化して崩れるばかりなんだが、更地にすると税金が6倍になるので、そのままにしいてるんだって。

この一位の木の根本には、大きな石が3個あります。
その石は、昔 お父さんのご先祖が、位山から一人で背負って来たと言い伝えがあるんだって。
いや、いくらなんでも、このデカい石を持ち上げることさえできないでしょう。
まぁ昔の話に尾ヒレがついて、伝えられているんだろうね。
でも、そんな怪力がいたのは本当らしくて、当時は近隣の村から力自慢が弁当携えて、力比べに来たようです。
たまたま自転車で通りがかった人も、「このあたりでは伝説になってるよ」と同じ話をしていきました。

昔は子どもも貴重な働き手で、カマと背負子を背負って位山まで草刈りに出かけて。
刈った草は牛のエサに。
その手伝いが終わると、川で水遊びするのが楽しみだった。

飛騨の材木は飛騨川で流し、飛騨の職人は この道を通って位山を越え、京都の方へ行ったんだよ。
だから、京都の方には、飛騨と同じ名の土地があるんだ。

テッペンには穴が開き、ガムテープで直した竹笠を、みっともないからやめろと家族は言うんだが、長年馴染んだものを捨てる気にはならなくてね。

あんたは、なんでまたここに来たんだい?
ずいぶん前に、偶然通りがかって、この木とその家を見たことがあったんですよ。
今日は久々野の駅前にある食堂でお昼を食べるつもりなんですが、時間もあるので一之宮に回ってきました。
景色を眺めようと高い場所に向かったら、見覚えのある場所だったので、懐かしくて見てたんです。

久々野の駅前って言うと、みかど屋さん、駅の真正面?
え?ご存知なんです?
古くからやっとる食堂で、昔ここから嫁いでいった娘もおった。

こんな話はいくらでもあるのだろうけど、こうして聞いて知ると 不思議な縁のように感じられます。

今日は声をかけてもらえ嬉しかったです。
もし話しを聞くことがなかったら、ぼくにとって この木はただの天然記念物、あの家はただの空き家のままでしたから。
あんた、いい趣味持ってていいねぇ。

うん、そうかも知れない。
いい趣味なんだと思う。

ちょうどニンニクが食べ頃なんだが、採ってあげるから持っていきなさい。
いゃ、実は農家からもらって、うちでも食べ切れないんです。
そうかそうか。笑
この先も気をつけて行ってください。


また来るところが増えちゃったな。
09:10


ダナ林道
11年前、オランちゃんで来たときは、時間がなくてパスしたっけ。
通行止めになってるけど、行けるところまで行ってみますか。


こりゃいい林道だ♪と走り始めてほどなく全面通行止め。
ガッツリ掘ってます。
道の修復に加えて、水道やら電気配線も埋設する工事があるらしく、年内かかりそう。
09:20

ダナ林道の途中に分岐があったので、そちらも走ってみます。


この道、未舗装かと思ったら、一度はアスファルトが敷かれています。
様子からして、通行でアスファルトが傷んでこうなったのではなく、土砂が流出して空洞になり、結果舗装が崩落したようです。
山地図では、すぐに道がなくなるみたいですが、怖いような荒れ方ではないので、また折を見て行くことにします。


道の駅「モンデウス飛騨位山」
廃墟みたい。
スキーシーズンにはそれなりに賑わうのでしょうか?
以前 ここで食事したことがありますが、いちおう営業はしています。


段-久々野線 県道455沿いに、立て看板。
「寺まいり道」宮・久々野旧道
一歩踏み込めば即遭難コース。
10:20


この花が満開。


みかど屋さん
ちょっと早いけどかまわないと言ってくれたので入店させてもらいます。
10:50

気の良い女将さんに、1年前に来たんですよと話したのですが、ピンと来ない様子。
店に来た見ず知らずのお客さんたちが、記念写真取り合った…
あ~ぁ、そんなことあったゎ、あん時の。

野菜炒め定食をお願いしました。
このところ、米の値段の話ばかり聞くので、経営大変だろうな…とか思ってしまいます。

ごちそうさまでした。
11:35


船山まで未舗装路でショートカット。


舟山スキー場跡。
数年前に閉鎖されてしまったようです。
山は「船山」なのに、どうして「舟山」の名にしたんだろう?
12:00

ちょっと疲れてきたなぁ。
あららぎ湖近くにあるミズナラの枯木を見て、近隣の林道を走るつもりでしたが、もう満喫したので帰ってもいいかな。


舗装路で国道41号に向かいます。



国道に合流してほどなく、小阪久々野トンネルを通らず脇道へ。


阿多粕バス停。
なんか落ち着いちゃいます。

トンネルが抜ける前は、この道を走っていたんだろうか。
もう思い出せません。
12:55

来ました、睡魔。
運転が危なくなってきたので、下呂市保井戸にある八幡神社で休憩させてもらうことにします。

13:50


舞台に寝っ転がり、目が覚めれば14時半…
あぁ、でもスッキリした。

水分補給のため、道の駅 美濃白川で小休止。

同い年のW800のライダーさんと しばし世間話。
常滑市からお越しだとか。
BMWに乗っていたけれど、重くて扱えなくなって、最近中古を購入したのだそうです。
ツーリングしても誰とも話すことがなかったそうで、こんな会話でも嬉しいと言って去っていきました。
15:00


日が長いので錯覚しますが、もう4時半回っています。
うちには5時半頃かな。
16:35


家に到着。
17:40

チェーン給油と洗車で、本日の走行は終了。

本日走行:212km (GPS距離193km、除く徒歩4km)

2日間の走行:527km (GPS距離484km、除く徒歩11km)
消費燃料:9.4L

本日の行程


高山市街地散策


宮・久々野周辺
Posted at 2025/06/10 13:05:58 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 旅行/地域

プロフィール

「[整備] #アイ Smartの社外エキマニを転用してみる(ちょっと方針変更) https://minkara.carview.co.jp/userid/274638/car/2245286/8286444/note.aspx
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