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さまさま@愛知のブログ一覧

2024年03月29日 イイね!

電気自動車は「走る」のか

電気自動車は「走る」のかちょっと前から、「電気自動車の走り」をアピールする宣伝を目にするようになりました。
電気自動車はガソリン車のようには走れないと思っているユーザーが、そんなに多いんでしょうかね?
ハイブリッド車も電気だけで走っていることがあるわけで、HVの走りに不満があるってことでしょうか?
この宣伝をカッケー!!と思って見る人もいるんでしょうけど、大げさすぎて何か違和感を持ってしまいます。

テストコースを走る風景を見て疑問に思ったことが一つ。
HPにSAKURAは『国土交通省に届出している諸元値の最高速度は130km/hです。』と書かれています。
コースの設計がどうなっているのか知りませんが、素人考えでも130km/h程度の車速で「壁」のいちばん高い場所に留まれるとは思えません。
Sakuraの市販車を持ち込んで、あの場所を走れるんでしょうか?

ドライバのステアリング操作でできたことなら、「電気自動車の走り」を証明したことにはならないわけですし、リミッタ外ししてるならユーザーを欺いていることになります。
「サクラ」じゃないことを祈ります。
Posted at 2024/03/29 09:06:31 | コメント(3) | トラックバック(0) | 雑記 | クルマ
2024年03月28日 イイね!

長野は木曽の釜沼温泉ツーリング

長野は木曽の釜沼温泉ツーリング明日はどこ行こう。
どこでもいいんだけどね。
この半年ほど、躰のあちこちが痒くて痒くて。
皮膚科で診てもらい投薬も受けたんだけど、まるで効果なし。
ならば皮膚炎に効く温泉にでも。
何気なくネットを徘徊して見つけた釜沼温泉。
「大喜泉」さんは温泉療養宿で、日帰り入浴もできるそうだ。
場所は木曽。
近いじゃない…というのは勘違い。
若い頃、幾度となく出かけているので、感覚的に近いと思いこんでいる。
地図上で確認すると、片道130キロ。
それを見てもなお、もっと近いはずと疑ってしまう。
営業時間は13時から。
このところ、日が高い内に帰宅するようにしているけど、どう頑張っても帰宅は夕方になるな。
通勤ラッシュを考えると気が重いけど、たまには日暮れまで走るのもいいか。
ちょいと距離があるので5時半には出たい。
ただ早く着いても時間を持て余すので、周辺の道でも確認しておこう。
とかやっている内に日が変わってしまった。
寝なくちゃ。

4時半起床。
毎度のごとく、目覚ましの5分前に目が覚めた。
天気予報によれば冷え込みはなく、一日曇りで夕方から雨がぱらつくようだ。
もう春の格好でもいい気もするけど、山はまだ雪が残ってるだろう。
悩んだ挙げ句、シャツ一枚に冬のジャケットという絶妙な着こなし。
一旦はTLFを張り出したものの、距離+温泉で疲れるかも知れない。
軟弱にもXLRに変更。
このサイズがあれば快適だ。
けっきょくそれほど早くは出発できず。
05:45

いちおう地図は見たんだけど、方向音痴なのでかなりアヤシイ。
とりあえずは瀬戸方面に走る。


愛・地球博跡地。
ジブリパークがあって、客寄せのためか何かにつけてニュースで紹介される。
自分にとっては、ここは青少年公園。
近隣の林や池にはよく来たけれど、万博のせいで気軽に入れる場所ではなくなった。
自然との共存とか言いながら、食い物にしているだけだと思うな。
観覧車なんか必要だったのか?
この場を早く通過したい。
06:25


藤井聡太氏の出身地。
好きな街ではあるけれど、初めてのドライバーさんには分かりにくい道だね。
06:40

気温は4~6℃。
渋滞もなく、というか、平日でもこんな交通量なの?
土日のツーリングと変わらない。
XLRは楽チンでぜんぜん疲れないんだけど、3時間走っているので意識的に小休止。

道の駅 賤母。
08:45

しかし、岐阜・長野は道の駅だらけだね。
きっとガソリンスタンドより多いな。


4月5月の田んぼのイメージなんだけど、たくさんの若いツバメ(へんな表現だな)が飛び交ってる。
食用になる虫は、もういるんだろうか?

ここはまた大勢の人間に囲まれて慣れてしまってるんだろう、1メートルほどの距離でも動ずる様子がない。

トイレは近くなるけど、この先水分補給もしないだろうから、缶コーヒーを1本。
あ、コーヒーは利尿作用があるから水分摂取にならないんだって?
そんなことはないと思うんだが。


遠くの山並みは真っ白。
あのあたりは4月末まであの姿なんだろう。

名古屋から115キロ。
既に4時間近い。
13時に入浴して、14時に出て…
帰着は7時頃か。
目的地に着く前から、帰りのことを考えて憂う。
09:25

そろそろ国道を離れなくては。

あれは何だろう?
水でも渡しているんだろうか。

周囲に人影がなくて、聞くことができなかった。
気になる。
09:50

昨晩、地図で周辺をチェックしたはずなんだが、もうすっかり忘れてる。

いいや、この道 行ってみよう。
森林鉄道があるんだ。
09:55


雪が見えたので入ったけど雪の下は草と泥。
タイヤは虚しく空転するだけで、動けなくなってしまった。
周辺の雪を手で掻いて、なんとか脱出。


日向は春。

でも日陰にはまだまだ雪が残る。

通行禁止の道も多い。


ワダチを走れば大丈夫かと思いきや、その両脇は凍結していて、ついた足がズリズリと滑る。
1キロほど進んだけど、下手をすると帰れなくなるな。
引き返そう。
10:30


ここはどこだろう。
お地蔵さんがたくさん並んでいる。
長野の近くは地蔵が多いと聞いたことがある。
10:45


山並みが美しい。

温泉開業まで2時間か。
入浴後に食事していたら、完全に日が暮れてしまうな。
早めのお昼にしよう。
11:00

道路標識に「上松」と「福島」が見えた。
上松駅へ。


昔、王滝森林鉄道で使われていたディーゼル。
小さな車体が可愛らしい。
11:20

原付に乗った年配の…
自分が言うのはおかしいか、
と挨拶。

このあたりで食事できる所はあります?

あぁ、あそこ。 和み。
この時間営業している店は、あそこだけですよ。
道中 お気をつけて。

ありがとうございます。
11:30


間口は狭いけれど、奥に長い いわゆる「うなぎの寝床」でけっこう広いお店。
間口の幅で税額が定められていた時代の名残ですな。

日替わり定食を注文。

具沢山の味噌汁が美味しい。

お帰り気をつけて。

ここでも女将さんから言葉をもらった。
12:15


無給油では名古屋まで帰れそうにないので、ここで入れておこう。
この隣のガソリンスタンドは寝覚の床だそうだ。
道の駅より少ないな。

リッター190円。
内陸だということとフルサービスなので仕方ないけど、うちの近所は160~165円だから、けっこう高い。

おおよそ40km/L。
ツーリング燃費は安定して、常にカタログ値を上回る。
12:25


開業時間より早めに到着。
時間まで近所の川沿いを歩いたりして時間を潰そ。
12:30

開店時間には駐車場に車3台。
みなさん入浴するのかと思ったら、飲料用に温泉を買っていく人が多いようだ。
成分が良く(良いの意味は分からないけど)かなり遠方の県からも求めに来る人がいるのだとか。


ロビーに置かれている温泉を飲んだでみたけど、独特な味。
ちょっと炭酸っぽいような。
お世辞にもウマイとは言えないけど、病気が治ると聞けば飲める…そんな味。


温度の違う湯船が3つ。
冷泉を沸かしていて、いちばん暖かい浴槽でも40℃に届くか届かないぐらい。
きっと湯治する人にとって良い温度なんだろう。
最初は入った気がしないと思っていたけれど、これが思ったよりいい塩梅。
湯の感触は、よくあるお肌すべすべツルツルではなくて、家で入る風呂に近い。
きつい臭いもしないから、温泉感覚を期待する人はガッカリするかな。

愛知県の額田からいらした同年輩の方と、温泉の話、友人の話、仕事の話。
聞けばぼくが以前勤めていた会社の隣の会社にお勤めだそうで。
何度か見学させてもらったことがあるから、お会いしていたかも知れません。
いろんなことを話しながら、小一時間。


川の側にベランダがあるので出てみると、ひんやりした空気が気持ち良い。
ふと横を見たら、離れた所からオーナーさんが両手で大きなバッテンを作ってる。
あらら、駐車場からスッポンポンが丸見えなんだ。
「外に出ないで」の注意書が剥がれてしまったそうで、放送事故になるところだった。

14時か、、そろそろ帰らないと。

ご一緒した人が先に上がり、
気をつけて帰ってください。
と声をかけてくれた。

若いオーナーさんが頑張ってる。

温泉沸かす燃料費に労力を考えれば、日帰り入浴なんかじゃ、とうてい収益にはならない。
いつか泊まりで来よう。

バイク、気を付けて帰ってくださいね。

今日は大勢の人たちに見送ってもらったな。
こんなことはなかった気がする。
それだけでも、今日来た甲斐があった。
さて、名古屋に帰りますか。
14:15

運転疲れか、温泉疲れか、マブタがくっついてしまう。
朝 寄った道の駅で、10分ほど瞬眠。


瑞浪市に入ると、雨がポツリポツリ。
予報より降り始めるのが早いな
16:30

ほどなく雨脚は強まり本降り。
冬のウェアは雪には耐えても雨には弱い。
1時間もすると、体中がジワジワと濡れてくる。
スウェットスーツみたいに温度を維持しているようで、気持ちは悪いけど寒くはない。

みよし市に差し掛かる頃には すっかり暗くなってしまった。
シールドについた雨粒が乱反射して、前の車のランプが頼り。
覚悟していた通勤ラッシュは、どこでどうやって回避したのか、まるで影響なかった。
19時前に無事帰宅。

18:40

大喜泉さんの湯船は狭くはないけれど、一度に入る人数を4名に制限しているので、大勢で出かけるには向いてません。
オススメしたい温泉だけど、マスツーリングや客が多いだろう土日はご注意。
湯治向けの湯の温度も、駆け足の旅では寒くなるだけです。

本日走行:343km(GPS距離:340km)
消費燃料:8.5L

全工程


大桑~上松 周辺


釜沼温泉周辺


通行できるかどうか不明の林道
Posted at 2024/03/30 09:55:22 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 旅行/地域
2024年03月22日 イイね!

上之保へ温泉ツーリング

上之保へ温泉ツーリング疲れて帰りたくなくなる温泉ツーリングが、寒い季節なら平気と分かって今週も。
貧乏人根性だな。
温泉にはけっこう入ったけど、多くが訪ねた土地で聞いて知ったもの。
温泉目的で出かけたことは少ない。
だから、いざ何処へ?と考えると、行ったことのある場所しか思いつかない。
気に入った温泉も、いくつか閉鎖になってしまったし、新たな温泉を探すことにも消極的。
GoogleMapで「温泉」とだけ入力して、マークされたところを見てみる。

上之保・・・
郡上八幡の南に位置する。
初めて上之保、野々倉地区へ訪れたのは、覚えている限り35年ぐらい前。
幹線路をはずれて入った山里の景色が印象に残ってる。
「ほほえみの湯」って温泉があるので、行ってみよう。

今日は平日。
通勤渋滞を避けて、6時前には出発したい。
昨年11月にクニちゃんたちとツーリングした時に乗ったままのXLR。

たまには動かさないとね。

夜明けが早くなった。
走りながら夜明けの景色を眺めるのが好きだから、ちょっと悔しい気分だ。
05:40

R41号 小牧市

この前 TLFで物見山へ行った時より30分早く出発したおかげで、交通量はあってもよく流れてる。
裏道を使わなくてすみそうだ。
06:40

懐かしい場所。
9年前に謎のエンジントラブルでツーリングを諦めた。
XLRを放置していった公園。
みんなを足止めしてしまってご迷惑おかけした。
しかし、修理している脇で宴会始めたのには参ったな。
いい仲間だ。
それにしても近所に民家もないこんな場所に、なぜ公園なんか作ったんだろ?
06:45


美濃加茂市
県道63号
先週も霜が降りる寒さだったけど、今日も冷え込む。
今日は冬のウェアを着てきたので、指先が少し冷えるぐらい。
07:20

県道58号で津保川沿いに北上。

小さな橋が目に留まったので渡ってみる。
07:35

川に降りてみる。

疲れてはいないけど小休止。
人の営みと自然の境界線が好きなんだろうな。


川原の砂地に足跡を残したのは誰だろう。

霜柱で浮き上がった川砂の上を歩く。
触れた一瞬、サクッとした踏み応えがあって着地する不思議な感覚。

川面を眺めたり、侵食された岩に触れたりしながら、30分ほども遊んだ。
日の当たらない影は霜が降りたままだけど、気温が2℃ぐらいになると暖かいとさえ感じる。


県道には戻らず、行けるところまで生活道を走る。
生活道と言っても過疎が進んでいるのだろう、放棄耕作地が続く。
最近、どこへ行っても獣害対策がされていて、常に警戒感・疎外感がある。
柵がない景色を見るとホッとするな。
08:10


どうしても立ち止まってしまう。
やすらぎの里?郷?
いまはソーラパネルが並ぶ土地には、どんな施設があったんだろう。
08:20

「50円カラ」の自販機があったので、特に喉が渇いたわけでもないのに買ってみた。
賞味期限が来月とかいった商品じゃなかった。

08:25

脇道へ入ってみた。
ここは「平成」の年号で一躍有名になった「へなり」地区。
大勢の観光客が訪れたんだろうな。

08:45


当時整備されただろう橋の四隅にベルがある。
これがまたいい音。
訪れる人もいなくなった静寂の山に響き渡る。
08:50

橋を渡った辻を左へ。
三之洞林道


背の高いXLRでは走る気にならないけど、ぐるっと一周するコースになっているらしい。


そうだ今日は林道を走りに来たわけじゃない。
そろそろ温泉の開業時間だ。
09:10


そうだった、女優 三田佳子が村長を務めていたなぁ。


公園の遊歩道は閉鎖されて、利用できるのはトイレだけ。
09:25

川沿いに走っているんだけど、面白いことに川には名前がないようだ。
ずっと「平成谷」となっている。


「平成山展望台」の案内板を見て来たけれど、700mか…
温泉に入ったら、帰りたくなくなるな。
またの機会にしよう。
09:40


ビューポイント…らしいけど、ここもまた作られた時に考え至らなかったようで、伸びた木々に視界が遮られる。
09:45


たぶん苗木が食い荒らされるのを保護するためだろう白い樹脂の筒。
まるでムーミン谷のニョロニョロの大群だ。

峠を越え、祖父川川沿いを走る。
この川は「そぶかわがわ」が正式名のようで、川がダブっているわけではない。

そしてこの道は林道じゃなくて、舗装された一般道。


あらら、10時過ぎちゃったよ。
もうじき上之保。
10:15


「受付」が目立ちすぎて、見落としそうな看板。


ほほえみの湯に到着
なんだ、ここだったか。
12年前にぶらりと立ち寄ったけど、流行で作られたスーパー銭湯系を毛嫌いしていたので、トイレだけ借りた。

ブログには書かなかったけど、3年前にクニちゃんと来たこともある。
その日は、売店の喫茶コーナーでモーニングを食べて帰ったから、やはり温泉には入らなかった。
10:20


2年前に経営者が「マーゴの湯」に変わったそうだ。
何があったのか。
たぶん経営難だったんだろうな。
野菜を販売していた建屋は使われていない。

小綺麗な建屋に入る。
残念ながら、風呂は撮影禁止。

ホームページで公開されている写真
なんか、職員が適当に撮ったのかな。
現物はもっと良い。

入浴料600円。
サラッとした感触。
弱アルカリの単純泉かな。

湯の温度は熱くも温くもなくて、ちょうど良い塩梅。
10分浸かって、10分風に吹かれて。

さすが温泉。
素っ裸で風に吹かれてもぜんぜん寒くない。

お客さんは、2人 3人がポツリポツリと入れ代わり。
こんなで、経営成り立ってるのかしら。

小一時間も入ってた。
スーパー銭湯みたいな形態だったら、10分で出てただろう。

そろそろお昼か。
腹が減ったから、食堂で何か食べよう。

メニューに「ゆず」が目立つ。
店員さんに聞くと、上之保の特産なのだそうだ。


ゆず唐揚げ定食を注文。
ご飯は無料で大盛りだったので、もちろん。
ただ、いつも使う茶碗がこれぐらいあるので、自分にとっては普通盛りだった。w
ゆずの香りが良く、熱々で美味しい定食だった。
12:30

食堂の2階が休憩室になっているので、昼寝をしよう。
このまま帰ると、ぜったい居眠り運転する。

20分ほど昼寝させてもらった。

あぁ。気分がいい。

土産に「ゆべし」と キムタクが愛するというポン酢を買った。
商品の裏を見て、製造元が書かれていないものは選ばない。
東北旅行した時、「製造元:名古屋市西区」なんてこともあったな。

土日は込むんでしょ?

それなりにですね。
でも、平日はこんな調子ですからね、、、

いい温泉なのにもったいないですね。
また来ます。
13:10


閉鎖されて物置になってしまった売店。


クニちゃんと来た時は、土地の人たちが集まるいい場所だったのにな。
寂しいけど、これも時代の流れか。

さて、どっちへ向かおう。
ま、お日様の位置を見ながら、適当に走ろう。

この下の道なんか走ってみたいな。

どこか分からないけど、このあたりはまだ梅が満開。
ほんのり甘い香りの中を走る。
13:30

あら?
ここって、こないだ来た物見山

また頭の中で道が1本つながった。
13:50

朝来た道と同じルートを流れに乗って名古屋へ。


名古屋市内でカッチョいいタクシーを見つけた。
なんとテスラじゃないですか。
頭の上に載せた提灯はいかんともしがたい。
15:10

無事帰着。
15:45

この時間に戻れると、ガソリン入れたりチェーンに給油したり洗車しいたりする余裕があっていいな。
来週はどこへ行こう。


それにしても、XLRの走行距離 毎度GPS記録とピッタリ。
TPMSの時計も約1年で31秒進みと、なかなかの精度。

本日走行:183km (GPS距離:182km)
消費燃料:4.6L

全工程


上之保周辺


平成谷~祖父川川
Posted at 2024/03/23 15:17:18 | コメント(0) | トラックバック(0) | | 旅行/地域
2024年03月16日 イイね!

花白温泉 残念ツーリング

花白温泉 残念ツーリングオートバイツーリングは、それなりに体力を消耗します。
そこそこの距離を走り~の、林道で大汗かき~のした後に温泉なんかに浸かったら、「もぅ走りたくね~」モードになること間違いなし。
そんなわけで、あまり目的地に入れないようにしていました。
先日、遠くない所で温泉だけ入って帰れば大丈夫じゃない?と久瀬温泉に行ったのだけど、はたと「寒い季節なら温泉疲れしないんじゃない?」と気がつきました。(遅い)
既に日中の気温は20℃に届くようになり、急に温泉に入らないのがもったいない気がしてきました。

どこ行こう。
いろんな所へ行きたい人じゃないので、過去に行った温泉でいいや。
候補としては稲荷温泉か、花白温泉

そう言やぁ、一時期ハマってたアジメ胡椒ドレッシング、久々に欲しいな。
アジメを知ったのは、花白温泉で食事したときだった。
温泉に浸かって、食事して、アジメ胡椒買って。
オール・イン・ワン、素晴らしい。

平日にツーリングすることが増えたけど、とにかく気になるのは通勤ラッシュ。
暇とは言え、車列に並んで時間を潰すのはもったいないよね。
特に夕方 豊田市の市街地を抜けることだけは避けたい。
となると、行動時間は6時前出発の17時前帰着。
早く寝よう。
00:15

4時20分にセットした目覚ましを待たず4時15分起床。
だいたい目覚ましを掛けると、その数分前に目が覚めるので、アラームを聞くことはめったにない。

朝ご飯を食べ、オランちゃんを引っ張り出す。
日中の気温は「春」だから、もう冬の装備は要らないね。
ハンドルカバーは付けて、むこうで外せばいいか。

夜明けは早くなって、うっすら空が明るくなり始めてる。
気温は5℃ぐらい。
05:25


豊明市で道を間違え、田んぼの中。
05:40

どこにいるのか不明。
立て看板には、旧飯田街道 柿野街道と書かれてる。
柿野か…
何度もおじゃましてる、岐阜のお母さんちも柿野だな。
来月行ってみよう。

名鉄の電車が見える。
06:20

豊田市街地のラッシュは回避できたので、温泉の営業時間まで4時間もある。
迷っても気にしない。


どこかの集落に入る頃、霜が降り始めた。
どおりで指先が冷えるはず。
ハンドルカバーしてきて良かった。
獣害でもあるのか、林に檻が仕掛けられている。
06:35


2匹の鹿が道端にいた。
出るんだ。
そう言えば、鹿は「匹」なのか「頭」なのか。
諸説あるけど、人より大きいか小さいかで呼び分けるのが一般的らしい。
基準があってないような使い分けは迷うだけなんだけど、それが好きな人が多いのだろうか。
自分は「人が飼う家畜が頭で、それ以外が匹」と子供の頃聞いた。
理解しやすくていい。
06:45


工業団地のようなところに出た。
道路側には柵が並べられているけど、「出るな」とは書いてない。笑
06:55

どこ走ってるのか分からないけど、たぶん方向は間違ってないでしょ。


あぁ、こんなところに道が。
温泉だけと決めて来たのに、なまじ時間があるので、脇道が目に留まってしかたない。
この「舗装路の奥に未舗装が見える」って、罪だと思う。
07:30


あぁ、すごくいい感じ。

崩落した場所もあるのでノロノロと。
しばらく人が入った様子がない。
泥濘路面に落ち葉が厚く積もってズルズル滑る。


砂防ダム?
底まで20メートルぐらいあるかな。
下を見ると吸い込まれそうになって足がすくむ。
そう言いながら、へっぴり腰で覗き込む。
ガンダムのパイロットは、こんな高さでコックピットに跳び移るんだな。
ぼくはパイロットになれそうにない。

崩れた土砂で道が絶たれ、ここからは徒歩。


壊れたラジオに耕運機、それにダルマ。
過去にここで何が行われていたのかを想像するのが難しい。

奥まで道が続いているので行ってみたい気もするけど、今日は温泉が目的だと自制心が働く。
大人だ。
07:50

どうやら小原村を走っているようだ。

卵の自販機ハウスがあったので、入ってみた。
トウモロコシを与えると、黄身の色が薄くなるのだそうだ。
うまさには色の影響が大きい。
栄養価云々は別にして 黄身はオレンジ色の方が満足感がある。
08:00


磯丸碑
江戸時代の歌人だそうだ。
「この峠」とあるけど、、


ここを歩く人はいないだろうな。
あることにも気づかないだろう。

石像の表情はどこか憂いを帯びていた。
08:15

ハンドルカバーがあるのに指先がジンジンしてきた。
路肩を見ると霜柱。
名古屋で見たのは子供の頃までか。
まるで蟹の足…
ちょっと見栄を張ってしまった。
裂けるチーズとか、カニカマボコみたい。

これ高さが5センチはある。
これが踏んでも粉々にならず、繊維の状態を維持しているのがすごい。
持って帰りたい。
08:10


日当たりは心地よい暖かさ。
また道路じゃない所を走ってます。

ここ、イノシシのヌタ場になってるな。
どこもかしこもほじくり返されてる。
タイヤの溝に泥が詰まって、まるでグリップしない。
08:35


ハス(レンコン?)畑に溜まった水が凍ってる。


いいな、なんだか。
09:00

小里川湖にある道の駅、「おばあちゃん市山岡」

川の対岸から見た時、恵那峡ランドの観覧車かと錯覚した。
日本一大きい木製の水車だそうだ。
09:20

当時の遺物を全部残すのは難しい。
歴史的価値、維持費、観光収入を考えると、こうして一部を残すのが現実的か。


近隣になにかあるわけでもないのに、次から次へと車がやってくる。
大半が水車を見ることなく、売店に寄って出ていく。

どうも近隣で採れる野菜とか、手作りパンや菓子がお目当てのようだ。
まだ10時前だと言うのに、多くの棚が既に空っぽ。


並んでいる「からすみ」を見たら食べたくなってしまい、ご購入。

景色と巨大水車を眺めながらムシャムシャ。
からすみと言っても、魚の卵巣塩漬けじゃなくて、ういろうみたいなお菓子だけどね。

なんだかんだで、あと1時間もすると温泉の営業時間。
距離も分からないので、開業には着けないかも知れない。
10:00


とか言いながら、ぜったい違うだろという方向へ進んじゃう。
ほんと、どこにいるんだろう。
10:30


町道?で山を登ると、絶景じゃないけどいい感じの景色。
10:40

根の上妻神祠

根の上という地名は聞いたことがある。
このあたりのことだったか。
背面には「文化十一戊」。
200年も前の物悲しい言い伝えがあるようだ。

ところで花白温泉はどっちだっけ?

昨晩降ったのか、山の頂上が白い。


たどり着いた♪
、、んだけど、設備の故障で休業中だって。
あらら。

貼り紙の様子からして、閉じてからけっこう経ってる感じ。
11:10

温泉・食事・アジメ胡椒
今日の目的がぜんぶ飛んでった。

せめてアジメ胡椒だけでもと、さっきの道の駅に電話。
在庫2本だけ。
う~ん、うちに実家に専務んちにと、5本は欲しい。

中津川にある販売元は営業中。
ここから近いと言えば近いけど、遠いと言えば遠い。
どうしよう。

明知線を利用する人たちが、ポツリポツリとやってくる。
学生さんらしい数人、みなさん家族が車で送ってくるけど、通学にしては変な時間だよね。
お父さんが一人、ゆっくりと走り出すディーゼルを愛おしげに見ていた。


この街がお好きなんですね。

そうだね。
列車を見に来たの?

いぇ、温泉に来たのですが、あいにく休業で。

この温泉、いい湯だから 早く再開してくれると良いんだが。
でも、難しいかも知れないな。

そうですね、いちど止まってしまうと、再開にはものすごいエネルギーが要るでしょうからね。

この温泉、200年ほどの歴史があって、刀傷を負った武士が翌日には治ったそうだよ。
お父さん、そんなワケないよねみたいに笑って話してくれた。

水量はあまり多くなくて、昔は2ヶ所に湧いていたのを集めていたんだそうだ。
生きた歴史を聞くようで、ぼくにとっては書物で読むより はるかに面白い。

今朝は、この時期にしては珍しく、ものすごく冷え込んだって。
そうか、あんな霜柱を見ることができたのは、ある意味ラッキーだったな。

「アジメ」を求めて、ダメ元で 道の駅らっせいみさとへ行ってみるか。

お父さんが、ホーンを鳴らして見送ってくれた。
ありがとう。
12:05


らっせいみさとは、外周りの化粧直し中。
行楽シーズンへの準備だね。

売店にはアジメ胡椒がたくさんあった。
来て良かった。
でも、昨今 何でも通販で買えるから、こういった扱いにくくて重いガラス瓶は売れないのかな。
どれも賞味期限が、あと3ヶ月。
ナマモノではないけど、ちょっと商品には気配りしなくちゃね。
今度は製造元で買おう。

ちょうどお昼。
平日だというのに食堂は予約が必要なぐらいの大盛況。

外の売店で簡単なもの買うことにする。

「揚げ餅」
冷蔵庫から取り出したのをそのまま渡された。
暖められないのと聞いたら、電子レンジで暖めてくれた。
う~ん、アジメ胡椒といい揚げ餅といい。
今後はトイレだけ借りることにしよう。

その揚げ餅、お世辞にも ウマイとは言えない。
無難に明宝ソーセージにしときゃ良かった。
さて帰ろう。
12:35

とにかく豊田市は広い。
「豊田」と書かれた道路標識を見るたび、ここも豊田だろ?と突っ込みたくなる。

ふと、駅のホームっぽいものが見えたので、引き返してみた。

名鉄三河線の枝下駅跡が公園として残されたそうだ。

ツーリングに出ると、よく駅に立ち寄る。
鉄道自体には興味がないんだけど、ここで暮らした人たちの生活を何十年も支えてきたのだと思うと、感慨深い。


学生の頃、野宿しながら旅行して、たびたび無人駅で寝泊まりした。
朝、通勤通学の人たちに起こされたこともあったな。
地図には載っていない臨時の駅にも泊まった。
山形の川西にある無人駅では、下車してきた近所のご兄弟が
「こんな所で寝てないで、うちに来なさい。」
そう言って、家に泊めてくれた。
もう、すいぶん前にお母さんは他界し、当時保育園児だった子たちも40代。

旅先では数え切れないほど、見ず知らずの人達にお世話になったけれど、その中でも「駅」は、ぼくにとって特別な場所になっている。


残されたレール上に、トロッコが載っている。
「子供だけで乗らないで」と書かれてるけど、幸い「対象年齢:65歳未満」とは書かれていない。

これがよく転がる。
少し押して勢いついたところで飛び乗ると、けっこう走っていく。
大人気もなく、しばらく遊んでしまった。
13:55

豊田市街地を抜け、順調に名古屋へ。


15:10 無事帰着。
今日は家内の誕生日なので、寿司の出前を取って、家内が初めて買った車、ホンダCITYのミニカーをプレゼント。

本日走行:182km (GPS:200km)
消費燃料:3.9L

全工程


瑞浪市・明智町周辺


花白温泉と近隣の道の駅


小原村


小里川湖周辺


名鉄枝下駅跡
Posted at 2024/03/16 23:48:28 | コメント(1) | トラックバック(0) | | 旅行/地域
2024年03月10日 イイね!

サプリメントというものを買ってみた

サプリメントというものを買ってみた人生100年と言われますが、自分としては 70代半ば、あと10年生きればまぁいいかなと。
不摂生するタイプではありませんが、ではふだん健康に留意しているかと言うと、ほとんど考えていないですね。
それも健康だから言えることなのでしょうけど。

臨時収入があったので、サプリというものを買ってみました。
一つはアレヤコレヤ年代別にパッケージされた製品。
とにかくサプリの種類の多さには閉口していまい、漠然と何となく摂ってみようという人は、あらゆるもの買わなくちゃいけなくなってしまいます。
で、お任せの「60代向けサプリ」を選びました。
飲食店でメニュー見るのが面倒で、おすすめランチを頼むような感じ。

もう一つはNMN。
数年前から市場に普及し始めたようです。
ニコチンなんちゃらという名前では健康を害しそうなので、NMNと呼んでる気がします。
効能は若返り?だそうで。
これまた種類が多い。
で面白いことに気が付きました。
NMNは、ものすごく高価な製品と、お手頃価格の製品に分かれるんです。
で、お手頃な商品には必ず「高純度」と「認定書」が謳われております。
更にお手頃品に多いのは、ビタミンやDHAなども入っているという宣伝文句。
それも覚えきれないほどの種類。
高級品には手が出せなかったので、このお手頃品を買ったわけですが、「60代」には明記されている成分の量が、まるで記載されていないのです。
で、販売元に問い合わせてみました。
Q. NMN以外の成分の量を教えて下さい。
A. 成分量については当社の機密事項なのでお答えできません。
Q. 質問変えます。 NMN以外も成人に必要とされる量を摂取できますか?
  (足りないなら他のサプリを考える必要があるから)
A. 成人に必要とされる量は摂取できません。

要は入っていることはウソじゃないだけのことで、だから公表できないのですな。
宣伝文句に胸踊らせて購入する消費者も多いだろうに、NMNがウソではないとしても、詐欺に近い商法ですね。

長生きしようという気がないのに、なぜサプリなんかを?
長生きとポックリ逝くのは別の話。
できるだけ周りに負担をかけず、健康なまま逝きたいですからね。w
Posted at 2024/03/10 17:18:22 | コメント(1) | トラックバック(0) | 雑記 | 日記

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