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今日は強風で山の上のリフトはのきなみ停止。それに加えガスです。

視界不良の中を滑る訓練みたいになりました。最初は何をやっているの分からないのが少しはマシに滑れるようになりました。自分がどれだけ目に頼って滑っているかよく分かります。

どうしても対処が難しいのが、予期せずぶつかってから気付くコブ。崩れたバランスを取り戻すのがやっと、タイガイそんな時は連続して次のコブに乗り上げて、アタフタやってます。

目で見えている時は、無意識にダンパーの減衰を弱めて乗り上げ、頂点からコブに沿って板を押し下げて、何も無かったように処置していたことが分かります。

みんな今日のスキーは諦めたようで、午後のゲレンデは閑散としています。ゴンドラ待ち無しで何度か回っての訓練をさっさと切り上げて、サウナで汗を流してからバーに出動です。

Söldenに来ました。シーズン初めに来て気に入ったホテルに再び。ゲレンデの中に有り、サウナにインフィニティプール、食事も良かったので。

ドイツ人の部下が3月末の期限前に年休消化で休みまくっているので、そんな制度の埒外の自分も休んでやるぞ！と言うのも有ります。

昼前にホテルに着いて、近くのテラスでお昼。






ほろ酔い気分でスキー開始しますが、先週末はスキーをサボリで、絶望的に初心者の脚でスタートです。前回滑った時はこれまでにないスキー脚の真髄に触れることが出来たと思ったのに、そんな世界の存在が全く分かりません。そんな時はスキーを忘れて、ただゲレンデの果てを目指します。






その果てがこれです。


足元は網網で足がすくみ、半分までがやっと。先端に行けません。






氷河の上も滑るのですが、雪が積もってるのでただのゲレンデです。氷河の端に顔を出す青い氷を見て、その上一帯が氷河だと分かります。
そこにドラッグリフト、ロープ塔といいましたっけ？があるのを見て、氷河の上には普通の支柱は設置出来ないことを思い出します。

午後券で二時間滑ったので帰ろうっと。そうやって谷を見ると、蟻のように小さなスキーヤーがずっと向こうに見えます。


これが今シーズン最後の本格的スキーかな。あとは消化試合みたいなスキーしかしないと思います。夏タイヤに交換の予約しました。