FAN工房 後期C-HR クリアテール (3) 外観  

【パーツレビュー】FAN工房 後期C-HR クリアテール (1) プレビュー
https://minkara.carview.co.jp/userid/2755058/car/2343657/11134039/parts.aspx

【整備手帳】FAN工房 後期C-HRクリアテール(2) 前期C-HRへの完全適合化
https://minkara.carview.co.jp/userid/2755058/car/2343657/6333634/note.aspx

で、後期純正テールをクリアテール化し、前期C-HRに取り付けたことを紹介してきましたが、今回からその詳細を順次紹介していきます。

とても多くの内容がありますので、複数回に分けて紹介させていただきます、ご了承ください。

今回はその外観です。

この後期C-HRクリアテールはいままで世界中でだれもやっていないカスタムです。

クリアテールというのは、テールランプのレンズを透明にし、内部の赤色パーツを除去したものを言います。

前期テールをクリアテールにする場合は、もともとレンズは透明なので、カラ割ができれば、内部の赤いパーツを取り除くことでクリアテールにすることができます。

しかし後期テールのレンズは赤色です（レンズが赤色なので内部には赤色パーツはありません）。

クリアテールレンズは前期のものしかありませんので、前期テールのレンズを後期テールに合わせるしかありません。

しかし、後期テールと前期テールの形状は同一ではないんですよね。

まず、ベース部分（車両に接する黒い部分）のうち、内側テールの形状が違います。

前期テールのリアガラス部分がえぐれて凹んでいるのに対して、後期テールは円形なので、後期テールを前期に取り付けると隙間が生じます。

さらに問題なのが、内側・外側テールの両方で、前期と後期のレンズ部分の形状が全くといっていいほど決定的に異なるのです。

これは、内部のパーツの形状がまったく異なることによります。レンズ部分は内部のパーツに合わせて作られているので、当然ですね。

したがって、クリア化は絶対に無理だと神様の声が聞こえ、これまでだれも実現していなかったのです（すくなくともSNS上でみたことはありません）。

そのような状況で、このチャレンジはスタートしました。

後期テールを殻割りして、クリアレンズをあわせて見ると...

ダメだ、まったく合わない....

外側では端、とくに後ろ側に大きな隙間ができます。シーリング剤やコーキング剤でおおえるようなレベルではありません。

内側では、後期のパーツが大きすぎて、まったくレンズが閉まりません。

予備チャレンジ段階で、一旦諦めました。

神様の言うとおり、やっぱり、こんなの無理だ...。

無理やり閉めることなんて無理...。

しばらくその状態で放置しました。

そして...

ふと...

ん...

こうすれば...

やってみよう...

逆転の発想です。

そこからです。

大胆な方法でありとあらゆるところを加工すると...

お、お、収まりました。

しかも、ネックと言われていた、内側テールの隙間問題も解決できました。

どのようにそれを実現したのかは詳しくは言えません。ご想像ください。

たとえ、その方法がわかっても、そこから完成させるのにも、かなり大胆なことが必要です。

長々とすみません-m( )m_。

しかし、この後期クリアテールはそれぐらいとてもむずかしいカスタムでした。

内部のカスタムも簡単ではありません。チャレンジ開始から２〜３ヶ月を要しています。

苦労に苦労を重ねて、ようやく完成したこのカスタムをごらんください。

前述のように、クリア化するだけでも、とても困難な作業でした。

しかし、完成した姿は、まるで純正のようです（純正をカスタムしたので余計にそう見えますね）。

そして、派手派手しいものではなく、シックでエレガントな印象を与えます。

リアから赤色を完全に排除したBlack &White (B&W)は私の目指す完成形です。

最終的には前期C-HRに後期クリアテールが完全に適合した形で完成させることができましたので、このテールを継続使用していきます。

動画はこちらです。
https://youtu.be/anrha2TwUFs

次回以降は動作の様子を紹介していきます。


後期C-HR クリアテールの投稿シリーズはこちらです。
【後期C-HR クリアテール 】
https://minkara.carview.co.jp/userid/2755058/blog/44953107/