FAN工房 異音解消シリーズ(3) リアスカッフプレート [3] 正しい装着方法
目的 |
修理・故障・メンテナンス |
作業 |
DIY |
難易度 |
 初級 |
作業時間 |
30分以内 |
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前述のように、「リアドアスカッフプレート クランプ」というパーツ名から想像すると、ウエザーストリップというよりもスカッフプレートをクランプ(挟む)ために使用するようです。
そこで、スカッフプレートの裏面を見てみました。
写真のように、外側(写真で言えば下側)に垂直に立ち上がる羽状突起があります(正確にいうと前方にももうひとつあります)。
今まで気にもなりませんでしたが、この突起にも意味があるのです(意味がないものは作りませんからね)。
実は、この羽根状突起に金属クランプを挟むようです。
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こんな形で、クランプの狭いスリットにスカッフプレートの羽状突起を挟むような構造になっていました。
そして、写真では左側のコの字の枠はウエザーストリップ下のボディー枠に入れるような構造になっていました。
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金属クランプを挟む場所は写真の場所です。この場所でないと、羽状突起が入りません。
この場所に金属クランプがセットされていると、スカッフプレートと強く結合するので、スカッフプレートを外す際にスカッフプレートにひっついてくることがほとんどです。
適当に前方や後方に金属クランプをセットしていると、スカッフプレート固定の機能が失われます。
また適切な場所に金属クランプをセットしていないと、スカッフプレートと強く結合しないので、スカッフプレートを外す際に、これらクランプがスカッフプレートにひっついてこず、そのことに気が付かないままとなります。
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金属クランプをセットする場合は、スカッフプレートにセットしてボディ枠にはめるのではなく、金属クランプを先にボディー枠にセットしてからスカッフを後から結合させる方が簡単です。逆は難しいです。
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このように、先に金属クランプをウエザーストリップの下、ボディー枠の写真の位置にセットして下さい。
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そうして、上からウエザーストリップをかぶせます。スカッフプレートの羽状突起は内側のスリット状の部分に差し込まれることになります。
このような構造のため、リアスカッフプレートを外そうと持ち上げた場合、金属クランプが一緒に引き上げられ、ウエザーストリップと一緒に外れた後、金属クランプも外れることが多いです(そして、外れた金属クランプを見て「これ何?」ってことになります。
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このようにして、リアのスカッフプレートがしっかり金属クランプ部に差し込まれ固定されることになりました。
スカッフプレートがしっかり固定された状態で後部のパネルと結合することによって、1個のクリップだけで車体に固定されている後部パネルの固定がしっかりしたものになるようです。
言い換えれば、後部パネルの固定がゆるゆるだったので、リアスカッフプレートの固定をしっかりとさせる必要があったのです。
したがってフロントのスカッフプレートにはこのようなパーツは付属していません。
今回、リアスカッフプレートの装着に際して、金属クランプの存在を知りました。すでにしっているという方もおられると思いますが、私自身は知らなかったです。
金属クランプの(おそらく)正しい使い方を知り、リアのスカッフプレートを正しく装着することができるようになりました。
その結果、今まで不快であったリアの異音をほぼ完全に解消することができました。
C-HRのカスタムをご自分の手でされている方はこの部分の固定方法について一度ご確認下さい。
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