ドライブシャフトブーツ交換

106 は、ナックル一体式のストラットなので、必ずドライブシャフトを抜きます。

ドラシャを抜き前に、ミッションオイルを抜きます。
10mmの四角レンチが必要です。

左側側は、簡単に抜けます。

右側は、長さがあるので途中にベアリングがあり、ボルトが11mmでかつ小さなラチェットがないと苦労する作業しづらいところにボルトがあります。

シャフトのインナー側のカバーは、叩いてカシメているので、それを外すのに万力が必要です。
ドライバーを１本ダメにしてしまいました。

中にはユニバーサルベアリングが入っています。

ゴムブーツは、カッターで切って液化したグリースをオイル受けなどに流して、ぼろバスタオルとパーツクリーナーで綺麗にします。

このユニバーサルベアリングを抜くのが1番の難関です。

分解してバラバラにならない様に、マスキングテープを巻きます。

我が家の最大プーラーで外すんですが、噛むところが少ないので苦労します。

ユニバーサルベアリングを抜くと、アウター側のブーツも外せる様になります。

アウターのブーツをはめ、グリースを全て入れ込んでバントで止めますが、専用工具ない苦労します。

インナー側は、ユニバーサルベアリングをシャフトに叩き込みますが、ベアリングを叩かない様にシャフト径にあったパイプが必要です。
２８mmのラチェットが丁度良かったです。
最後に新品のスナップリングをハメます。
スナップリングプライヤーも必需品です。

ここまで来た、マスキングテープを外してベアリングが浮いていたら、差しこんでおきます。

ケースを下げでブーツ部にもグリースをたっぷりと入れます。
ベアリング下側にしっかり入る様入れ、反対側の外側にオーリングを嵌めて、グリースをたっぷり入れてハメ合わせます。
インナー側を万力に固定しているので、この写真側を上から嵌めました。
ブーツを叩かない様にブラハンで叩き込んで行きます。
最後に、フチをハンマーで叩いてカシメたら完了。

こちらは、右側です。
右側は、インナー側シャフトが長いのでユニバーサルベアリングを外すのが大変です。
プーラーにエクステンション加工が必要になります。

ドライブシャフトを組み込む前にシール部分を交換した方がオイル漏れがなくなります。

右側は、インナー側のベアリングも交換するのが良いんですが、ブレスないとできません。

右側のドライブシャフトをはめ込む時に、ベアリングリング部分のボルト上手く差し込んでないと入らないので苦労します。
私は、お腹上にドライブシャフトを置きながら作業しました（笑）

両方のドライブシャフトが組み込めたら、ミッションオイルを入れ完了です。
約２L入ります。
LSDなしのノーマルデフ様のミッションオイルです。

特に試走後に、振動もオイル漏れもグリース漏れもないので無事完了です。

そう時間として、１人作業をして９時でした。