2017年10月18日
未だに街中で目撃する、11代目クラウン
最後の直6エンジンを積んだアレですアレ
クラウンは12代目、いわゆる「ゼロクラウン」から一気に未来的な形になりましたけど
それはもちろん搭載されるエンジンがV6に変わったことで
ボンネット長がこれまでより短くなったこともそうですし
そこからくる全体的なシルエットの変更もありつつ
あとはスクエア型だったヘッドライトが急に釣り目になったことで雰囲気が一変したと思う
V6になったのを嫌って11代目に乗り続けているのか、単純に11代目の形が好きで乗り続けているのか、買い換えるお金がないのか、というのは人それぞれでしょうけれどね
でも長く大事に乗り続けて欲しいと思います
ちなみに目撃するグレードで一番多いのはロイヤルですね
アスリートはもうほとんど見かけなくなってしまった気がする
さて、その雰囲気の一変というのは、11代目クラウンをベースにしていた3代目マジェスタ
そして12代目クラウンをベースにしていた4代目マジェスタでも起こっていたことではありますが
私は以前より、3代目マジェスタが好きだという話をしていたと思います
以前よりも熱は冷めましたが、いろんな車の候補がある中で、でも最終的に困ったらこいつ、という存在がやはり3代目マジェスタのような気がする
外観では、やはりあのスクエア型のシルエットが特徴でしたね
特徴というか、まぁ当時のあの世代はああいう車がまだまだ多かった
4代目マジェスタあたりで車の雰囲気が変わりましたが、実はあのあたりから日本市場がセダン離れをしていった時期なんじゃないのかな
もうちょっと前かな?
だからマジェスタもそうだけど、11代目クラウンを未だに目撃するのは単純にセダンが売れていた時代だったから、なのかもしれません
トランクハッチが異様に長かったので、いわゆる3ボックス構造(っていうんでしたっけ、エンジンルーム・キャビン・トランク)がはっきりと分かるものだった
海外では普通にセダンが走っていますが、外国の方は荷物と人を一緒の空間に乗せるのを嫌がるらしいですね
だからワゴンやミニバンがあまり流行らない、らしい
マジェスタの外観ではもう1つ、コーナリングランプというものが採用されている
4代目以降ではAFSという、進行方向にヘッドライト(の内部構造)が向くというギミックが採用されたんですが、3代目にはありませんでして
その代わりに一定条件で斜め前方を照らす専用のライトが搭載されていた
内装はアイボリーもしくはグレーで、4代目以降から採用されるブラックカラーは、マジェスタ誕生10周年記念モデルにのみ採用されていた
リアシートの電動リクライニングでは、座面のスライドはしない仕様
確か先代シーマはリクライニングと同時に座面も前方にスライドしましたよね
私は実際にマジェスタのシートに座ったことがないのでなんともいえないんですけど
例えば同じようにリアシートの背面だけリクライニングするマークXに乗ったときは全然過不足なかったので特に問題もないのかなと思う
以前も書きましたが、3代目までは社外オーディオを入れられる懐の深さがあるのも魅力
(4代目以降はかなり優秀なカーナビが鎮座しているので社外品を入れる必要もないんでしょうけど、交換はちょっと難しい)
パワートレーンなど
3代目まではV8と直6の2種類のエンジンが採用されていた
4WDがあるのはV8のみ
特筆すべきはやはり4WDモデルで、実は4WDモデルだけが、リアにトルセンLSDを採用しているんですよね
これ、カタログには全く記載がないです、前期型のカタログにも、後期型のカタログにも
私はみんカラで知りました
ありがとうみんカラ!
ただ4WDモデルだけが4ATというのがやはり時代を感じる(FRは5AT)
北海道では重要?な寒冷地仕様ですが、マジェスタはヒーテッドドアミラーなどが標準装備されていて、寒冷地仕様ではリアフォグがセットオプションになるくらいであまり通常モデルと差がない気がする
当然バッテリー関連は違うでしょうけど
欠点としては、まず4WDモデルの中古物件が少ないこと
北海道以外で4WDを選ぶ必要性があまりないんですよね
V8のFRモデルでも上位グレードになるとトラクションコントロール(TRC)が採用されているので特に
また税金が高いこと
さらに私はマジェスタってキャラじゃない(?)
スープラの3000ccでも十分大排気量だなーと思っていたけれど
こうなったらV8-4000ccの力強さと静粛性も体感してみたいと思うわけです
その佇まいに、きっと世界が嫉妬する
Posted at 2017/10/18 22:11:30 | |
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